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10月8日、君が仕事に逃げる前に。

無職になって8日目。何もない日々を過ごしているなかで、仕事という社会のなかのわかりやすい役割に逃げてしまっていたことに気づかされている。別に仕事が悪いわけでは決してない。酒やタバコと一緒で、依存するのがよくないという話なのだ。きっとそう選ばなければ、仕事をまたすることは容易である。ただ、そこに逃げていては、きっとまた動けなくなることは自明だった。孤独の先に向かうためには、孤独の真ん中にいる必要がある。

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そんなわけで、孤独の真ん中にいた人たちの文章や映画を探している。ふと思いだしたのが、又吉直樹 著『東京百景』で、彼が無名時代に大阪から上京してきたころの話が綴られていて、数年前に読んで手放してしまったので、Amazonから取り戻した。冒頭の数章を読み返したが、やはりおもしろかった。彼もくるりの『東京』が好きというエピソードに、思わず頬が緩んだ。33歳になっても、相変わらずわけのわからないことを言っている。くるりには、大学時代にかけて特別な思い入れがある。それもいつか書きたいな。

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明日からジムに通うことにした。思考するにしても身体が資本というか、脳みそも身体の一部なんだよなと思い至ったからだ。すっきりした自分にまた会いたいなと思う。

ところで、ルンバがいつも決まって同じ棚に挟まってしまうのだけれど、どうしようか。ちょっとかわいそうなんだ。

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