「画家が見たこども展」2020年6月23日の日記
・昨日の日記に書いたけど、今日は休みを取って、密を避けて出かけてきた。
・午前中、大手町の「三菱一号館美術館」へ。
・”画家が見たこども展”、当初2/15~6/7までの会期だったけど、臨時休館を経て6/9に再開した事情に伴い、9/22まで会期が延長されました。
・もろもろの対策として、入館前からいろいろと勝手が変わっていた。
・まず、チケットは原則webチケットのみとなり、チケット販売サイトで日付と入館時間を選び、webチケットを購入する。
・こんな感じ。
・なんか、数年前に上野でやってたフェルメール展を思い出したな。
・入り口にはフェイスシールドをしたスタッフの方がいて、非接触の体温計で体温を測り、手を消毒する。
・3階の展示室へ向かうエレベーターには(いった時間の人数が少なかったかもしれないけど)1人ずつ乗り、いざ入館。
・平日の午前中で少ないだろうなとは思ったけど、一室に1~3人くらいしかいなかった。
・作品は、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットンら、ナビ派の画家たちが中心で、数点、ルノワールやゴーガン、ゴッホ、マイヨールたちも展示されてた。
・時代でいうと1888年~1900年くらいまでの作品が中心。
・三菱一号館美術館によく来る方々にはきっとおなじみのメンツ。三菱一号館美術館はナビ派推し。
・112点の作品が展示されてるんだけど、画家それぞれの価値観で”こども”を観察して、画に表現しててとってもよかったな。
・でも、結局みんな共通してるのは、解説のキャプションにも書いてあったけど、”小さきものへの愛”だった。
・私の中で記憶に強く残ってる”こども展”は、2014年の森アーツセンターギャラリーでのこども展なんだけど、それと比べると、こどもの”かわいさ”、”無邪気さ”よりも、題材としての”こども”を感じた気がするな。
・堅苦しい解説は抜きにして、以下、自分がいいなと思った作品を7点、一方的に紹介します。
・これから行く方はぜひ探してみてね。
・画像は残念ながらパブリックドメインになってないので載せられないよ、ごめんね。
・①ルノワール:「ジュヌヴィエーブ・ベルネーム・ド・ヴィレール」
・入館して最初のフロアで観られるよ。シンプルにかわいい。私はルノワールが圧倒的世界一好きなので、そのフィルターもある。
・美術館のショップでポストカードになってたので買った。
・②ゴーガン:「イア・オラナ・マリア(マリア様にご挨拶)」
・ゴーガンのタヒチ時代の作品、現地の恰好をした女性と赤ちゃんのあたまに、宗教画のような光輪が!
・タヒチの景色と同じ画面に光輪が描かれてるのが斬新で好き。
・③ドニ:「赤いエプロンドレスを着た子ども」
・今回一番好きになった。
・この作品は展覧会のホームページでも観られるよ!
・かわいい
・④マイヨール:「花の冠」
・大きい画面なのに、なんて目に優しい色使い。こどもたちへの愛情を感じる印象派を思わせるタッチ。
・マイヨールって画家初めて知ったんだけど、すごく好きになった。
・⑤ヴァロットン:「エトルタの4人の海水浴客」
・なにか影を落としたような作風が味のあるヴァロットンだけど、この作品でまず目を引くのは明るい海の色。
・ヴァロットンの新しい一面を観られた。
・⑥ドニ:「サクランボを持つノエルの肖像」
・かわい~~~~~~~~~!!
・かわいいかわいい~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!
・かわいいかわいいかわいい~~~~~~~~~~~~~!!!!
・この作品は展覧会のホームページでも観られるよ!
・⑦ボナール:「大装飾画、街路風景」
・街中の様々な場面を切り取ってコラージュのようにつなげた大作。
・こういうカッコイイの弱い。好き。
・展覧会で満足したあと、三菱一号館美術館といえば、お隣のカフェ。
・ランチとおやつを食べました。
・普段も3食全部外食という、ダメゴミのカス生活なのだけど、宅配だったり持ち帰りだったりなので、外でそのまま食べたのはだいぶ久しぶりだった。
・おいしかった。
・おなかがいっぱいになったら一度帰宅して、荷物だけ持ち変えて打ちにいきました。
・パチンコじゃなくて、オートテニス。
・バッティングセンターのテニス版。
・20分くらいだけど、かなり汗かいた。
・そういえばそろそろガット張り替えなきゃな・・・
・めっちゃでかい鳥いた。
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