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IT企業でスピード出世するためのノウハウ

こんにちは。shibaです。
私のnoteでは、IT企業で培った「出世するためのノウハウ」を中心に、ビジネススキルや知識、経験などを書いていきたいなと思っています。

もちろん、利用は自由です。新社会人や、中堅SE、部下を持つようになった管理職の方まで、私のノウハウを幅広くご活用いただき、社内での評価にお役立ていただけると嬉しいです。パクってください。

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Ⅰ.私の経歴

ユーザー系情報システム子会社に勤める30代前半のプロマネです。
IT業界の経験は10年以上、システム開発のリーダー、顧客企業(よくCMやってる誰もが知る企業)への業務出向を経て、現在は1,000億円以上の規模のプロジェクトマネジメントに携わっています。

保有資格は情報処理技術者試験のITストラテジスト、プロジェクトマネージャ、情報セキュリティアドミニストレータ、ソフトウェア開発技術者など。

当社における現在のポジションでは、最年少かつトップクラスの評価を得ていることから、その根拠となる具体的な行動考え方などを公開していきます。

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Ⅱ.IT企業でスピード出世する4つのポイント
システムエンジニアという職業を聞いて最初にイメージすることは何でしょうか?

プログラミングやPCの知識、あるいはネットワークやデータベースなどの技術的なスキルなどが挙げられますよね。

IT企業に所属する社員が出世するためには、これらの能力が高ければ問題ないのでしょうか。ーー答えは否です。
もちろん、技術的な能力が高いことに越したことはありません。が、はっきり言います。それだけでは出世は絶対にムリです。

なぜか、答えは簡単です。そんなことは、みんなやっているからです。
みんなやっているということは、それだけ競争率が高いということになります。
では、競争率の低い、言い換えればIT業界のエンジニアたちが苦手な分野とは何か?それが出世するためのポイントとなります。

結論からお答えします。IT業界で出世するためのポイントはこの4つです。

 1.目的思考
 2.課題設定力
 3.マネジメントスキル
 4.文書作成力

みなさん、どうでしょうか。
この4つのポイントについて、どのくらい自信がありますか?
新社会人の方だけでなく、IT業界である程度経験のある方達も一度、振り返って考えてみましょう。

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Ⅲ.なぜこの4つのポイントなのか?

私はこれまでに、自社の社員だけでなく複数の大手ベンダーやパートナー企業など、数多くのIT業界の方達を見てきました。

その経験から断言します。
これら4つのポイントを満たすエンジニアはほとんどいません。

逆にこの4点の平均値が高いエンジニアは、めちゃくちゃ優秀な人ばかりです。
各企業においてエース級の扱いを受けていたり、高い実績を残されているプロジェクトマネージャや管理職など、出世は思いのままです。

これら4つのポイントは、IT業界のみならずどのような業界でも必要となる本質スキルです。
IT業界で働く人々は、顧客から与えられた要件に基づき、仕様通りにシステムを作ることに注力しすぎた結果、こうした本質スキルを磨くことがおろそかになっているように思います。

 1.目的思考
 手を動かす前に、なぜ?(Why)を考える思考

 2.課題設定力
 あるべき姿現状を比較し、その差分を課題設定する力

 3.マネジメントスキル
 マネジメントする対象の価値を最大化するスキル

 4.文書作成力
 立場や理解度の異なる人に、過たずに情報を伝達する力

この4つは全て繋がっています。
目的が分からなければ、課題を設定できません。
目的や課題が不明瞭であれば、マネジメントの意思決定がブレてしまいます。
さらに、意図やねらいが曖昧な文書しか作ることができず、結果としてシステム開発プロジェクトに混乱が発生します。

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Ⅳ.まとめ
今回のまとめです。IT企業で出世するポイントは以下の4つです。
 1.目的思考
 2.課題設定力
 3.マネジメントスキル
 4.文書作成力

IT業界のエンジニアが苦手とするこれらのポイントを中心にスキルアップすることで、周囲との差別化を効率的に測ることができます。

次回以降は、この4つのポイントそれぞれの深掘りをしつつ、実際にやるべきことや工夫をお伝えしていきます。

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