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Photo by noouchi

悲しい気持ちに飲み込まれずに感謝の気持ちに包まれる２つの方法

Mina

悲しい気持ちで
心がいっぱいになることが
人生の中でも
日常の中でも、あると思います。

今回、悲しいできごとがありましたが、


２つのことを意識することで、
感情に飲み込まれず、
大切なことが見えてきて

感謝の気持ちで
心がいっぱいになりました。

それは、
「あるものをみる」と
「人と話し、つながる」です。

それを意識したら、


良かったことに目が向き
悲しい気持ちでいっぱいになるよりも
感謝の気持ちで
心がいっぱいになりました。

そのことについて
書きたいと思います。


今日は少し重たい悲しい話題になるので
辛くなってしまうと感じる方は
ご覧いただくのは、
ご遠慮くださいますようお願いいたします。


少し前から、父の体調が悪く
１カ月ほど入院していました。

88歳と高齢であり、
肺や心臓も、もともと悪く、
覚悟もしていました。

こんな時ですが、先生のご配慮があり、
何度かお見舞いに行き、
お顔を見ることができました。

何度かお見舞いするなかで、
「病院まで来てほしい」と知らせる電話が
段々間隔が短くなってきて
１日に何度も呼ばれました。


病院に到着して声を掛けると
目が動いたりしていて
声が聞こえているのかもしれないと
思いました。

わたしたちが行くと
持ち直し、また帰ると
不安定になることを
繰り返し、


少し遠かったけれど
何度も父に呼ばれて、
兄と車で向かいながら
父の話を色々しました。

そんな風にして
ずっと続くような気がしていたのに

「あと一時間持つかどうか」と
連絡があり、

また持ち直しましたと
言われるのかと思っていたのに
「つい、先ほど…」と看護師さんから説明があり、

父が亡くなりました。


12年前、祖母が亡くなったとき、
子どもたちが小さくて
駆けつけられなかったこともあり

何を見ても悲しくて
ずっと泣いていた記憶があります。


わたしはまた、同じように
悲しみに暮れてしまうかもと
自分で心配していました。


しかし、今回は、
わたしはきっと悲しいだろうと
認めていたし、

そんなときには、もう一人のわたしが
「それは悲しいよね」と
言ってあげようと決めていたせいか
冷静でいられました。


そして、あるものを見ようと
毎日手帳に良かったことを
書いていたので

今、目の前にある
小さな幸せや良かったことにも
目が向けられました。

少し前に、『たった１分で幸せに近づく方法』
で書きましたが、

今日あった良かったことを探して
手帳に書くようにしていたら、

良く眠れるようになり、
できなかったことや、なかったことより
できたことや、あるものに
目が向けられるようになりました。


悲しんではいけない
ということではないし

大切な人の死は、
悲しんでも、泣いても
良いのだと思うのですが、

父の介護をする中で
少しずつ覚悟していたわたしは、

穏やかに過ごしていたいという
気持ちが強くなりました。


冷静に受け止め、
目の前にあることを
1つ1つしていくことにしたのです。


そして、おじやおばに連絡する中で、
悲しみを分け合いながら、
思い出を話しました。

父はとても賑やかな人だったので
電話する親戚の誰もが
1つはエピソードを持っていました。


兄とわたしを気遣い
「頑張っているね」と声を掛けて貰うと
元気が出ました。


誰かとつながっていることが
こんなに自分を励まし
心強いと思ったのは
初めてかもしれない。

そう思うほど、
親戚のおばやおじの言葉は
わたしたちを励ましました。

そして、兄がいたから
父の死も受け止められたし
真っ暗な中、病院に行くのも
２人で話しながら
怖いと思いませんでした。

人は孤独だと「肥満」や「喫煙」よりも
健康被害を起こす危険性があるそうです。


誰かとつながり話すことで
心が軽くなり、

悲しくて辛い話だけれど
一緒に話していたら
心が温かくなりました。


みんなが父の良いところを
話してくれて

わたしのことを
可愛がっていたとか
みんなのことをいつも
思っていてくれたとか

そういう話をすることで
父のことを誇らしく思いました。


わたしの結婚式で
森山直太朗さんの「さくら」を
熱唱してくれて

いつも嬉しそうに
孫と遊んでくれた

音楽が大好きで
いつもきれいに部屋を片付けていて、

おしゃれが大好きで
バーバリーの服やマフラーをして

ちょっと頑固でうるさくて
ダンディーでカッコいい父に

心からありがとうを伝えたい。

悲しみでいっぱいに
なってしまいそうでしたが、

「あるものをみる」と
「人と話し、つながる」を
大切にしたら

心が温かくなり、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。



「より幸せに生きる方法」を
科学的に研究している
『ポジティブ心理学』と、

人の「長所」である『強み』を
学び実践しながら、
ママが自分をいちばん
大切にする子育て法を
お伝えしています
強みコーチのMinaです♡


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