【私の経験】人が嫌いになる本当の理由／嫌われる勇気《後編》

あなたの夢を形成する潜在的な支柱は、人間関係で形成されています。

例えば、あなたの夢が大金持ちになりたいという夢ならば、そのお金で何をするのか、それにより何を実現するのか、と思考を巡らせていくと、行き着く先に、あなた以外の人が関わってきます。

あなたの夢の行き着く先に、あなた以外の人が関わるというのが、まさしく貢献なのです。

では、人が嫌いになる本当の理由とは何か、今から話をさせていただきますが、ぜひ、先ほどお伝えしたことを念頭に置きながらご拝読いただければと思います。

こんにちは、愛鳥です。

今回の「仕事の悩みを解決する方法」も、アドラー心理学の名著「嫌われる勇気」の内容を日々の生活に取り入れた私自身の経験を基に、独自の見解でお送りいたします。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

今回のnoteは、人が嫌いになる本当の理由の後編になりますので、まずはこちらの前編をご拝読いただいてから、今回の記事をご拝読ください。

この答えを導き出すにあたってのテーマは「世界の中心はどこにあるのか」になります。

前回と同じ質問になりますが、

地球上の全ての人々の中で、あなたは何番目に偉いですか？

あなたの会社の中で、あなたは何番目に偉いですか？

地球上の全ての人々、誰に聞いても成り立つように答えてください。

無茶苦茶なことを言っているように思われるかもしれませんが、アドラー心理学ではその答えを導き出しています。

そして、その答えを知ることができれば、人が嫌いになる本当の理由が分かります。

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おい、黙って聞いていれば、
無茶苦茶なことを言ってくれるじゃねえか？
そういうお前は、答えられるんだろうなあ！
答えて、俺たちを納得させてみろよ！
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という声が聞こえてきますが、どうか最後までご拝読ください。

それでは、私が今から、地球上の全ての人々が納得する回答をさせていただきます。

それは「存在レベルで考えると全員横並び」になります。

詳しく言いますと、この世に生を受けた時点では、皆んな同じ赤ん坊です。

あなたの会社の社長も、この世に生を受けた時点では、社長ではありません。

野球で偉業を成し遂げた大谷翔平さんもメジャーリーガーではありません。

ということは、この世に存在しているという切り口で考えると地球上の全ての人々に対して、あなたは上でもなく下でもなく、横並びなのです。

つまり、あなたも、あなたの会社の社長も、大谷翔平さんも、どんな人間であっても、地球上で生を受けたたった一人の人間にすぎないのです。

だから、世界の中心はどこにあるのかではありません。

誰が上、誰が下ではなく、皆んな同じ人間なのです。

この普遍的な論理から考察すると、「人間関係を良好にするには、上下関係をつくらない。」という結論を導くことができます。

そして、
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嫌いな人がいる
嫌がらせをされる
嫌がらせをしてしまう
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というのは、私が偉い、私が劣っている、などの優越感、劣等感という心の中で上下関係をつくってしまうのが原因です。

そして、この上下関係と承認欲求、この２つがまさに両輪の関係であり、優越感や劣等感、さらには、嫌いの感情までもが、実は、承認欲求からきているのです。

例えば、上司が嫌いな場合、嫌いな理由として「こんなに頑張っているのに、全然評価してくれないから」というのは、承認欲求の分かりやすい例ですよね。

また、「完璧すぎて一緒にいると惨めな思いになるから」というのも、劣等感を感じ、そして、劣等感を感じないようにして欲しいのに上司は何もしれくれないということで「その○○にして欲しい」というのが承認欲求なのです。

だからこそ、嫌いな人と会話する際には、まずは人が嫌いになる本当の理由を知る必要があるのです。

そして、人が嫌いになる本当の理由は、承認欲求が原因で、自分の心の中で相手と上下関係をつくってしまうからです。

それを解決するには、課題の分離を正しく行い、相手と横の関係を築くことです。

相手と横の関係を築くには、相手が嫌いな人なら、嫌いな理由を可視化し、それに対して課題の分離を行い、自分の課題に集中するマインドを持つ必要があります。

先ほどの例で言うと、「こんなに頑張っているのに、全然評価してくれないから」に対しては、

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嫌いな理由は評価しないことで、
評価するのは他人の課題だから、
自分にはどうしようもできない。

だから、評価しないから生まれる嫌いな感情
を自分の時間を削りながら抱き続けるのは、
時間の無駄なので、さっさと諦め、そこから
創出できた時間を有意義なものに使おう。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

というマインドです。

「完璧すぎて一緒にいると惨めな思いになるから」に対しては、

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
嫌いな理由は惨めな思いにさせることで、
惨めな思いになるのは自分の課題だから、
自分で解決する必要がある。

惨めな思いなるのは、上司が完璧であること
からきている。

上司が完璧でなくなるには、上司が自身の
ダメな一面を見せる必要があり、それは
上司の課題である。

あとは、さきほどと同様に、完璧すぎて
一緒にいると惨めになる、という感情を
自分の時間を削りながら抱き続けるのは、
時間の無駄なので、さっさと諦め、そこから
創出できた時間を有意義なものに使おう。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

というマインドです。

今回のnoteをまとめるとこうなります。

①自分は地球上で生を受けたたった一人の人間に
　すぎないことを自覚する。
②誰が上、誰が下ではなく、皆同じ人間である。
③人間関係を良好にするには、上下関係ではなく
　横の関係を築く。
④嫌いな人がいるのは、相手ではなく自分自身の
　承認欲求が原因。
⑤相手と横の関係を築くには、自分の課題に集中
　するマインドを持つ。

私は、始めにこう言いました。

あなたの夢を形成する潜在的な支柱は、人間関係で形成されています。

例えば、あなたの夢が大金持ちになりたいという夢ならば、そのお金で何をするのか、それにより何を実現するのか、と思考を巡らせていくと、行き着く先に、あなた以外の人が関わってきます。

あなたの夢の行き着く先に、あなた以外の人が関わるというのが、まさしく貢献なのです。

これを念頭に置いていただき、この機会に、嫌いな人との向き合い方を考えていただければ幸いです。

＜　御　　礼　＞
最後まで読んで頂いた皆さんには、本当に感謝しかありません。

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