どうしてそんなに派手な服を着てるの?

私は大学に入学してから派手な色、変わった形のお洋服、ハイトーンでバツッと切った髪の毛で日常を送っている。

↓この日はモノトーンだけどお気に入りのスタイル

↓私は普通だと思って履いてるのにみんなからは「それしありしか履けないよ」って言われる赤いチュールスカート

↓最近買ったばかりのどピンクのトレンチコートとお気に入りのフィルムカメラ

↓髪の毛を大好きな真っピンクにしたとき


他にもお気に入りのお洋服があるんだけど、普段あまり自分のお洋服の写真を撮らないのでこの辺で終わり。

それで、「どうしてそんなに派手な服を着てるの?」って話。この前友達にそう聞かれたの。

もともと私の母がすごーくおしゃれで変わった形、派手な色のお洋服を着る人で、自分で言うのもおかしいけど、ファッションセンスはそこらへんの同年代のお母さんよりはズバ抜けてると思う。昔からお友達に会わせる時に、心の中で「私のママ、おしゃれでしょ」って鼻高々だった。学校の行事でも、TPOに合わせつつも周りのお母さんたちとは全く違うスタイルで来るので、私の母を知らない人にも「変わった服装をしている人が私のママ」と言えば誰でもわかるくらいだった。

↓参考までに、私の母

↓そんなに派手ではないけど母のオールおさがりを着る私

↓同じく母のオールおさがりを着る私

私の実家は山形県だけど、母は私が小学1年生の頃から隣の宮城県仙台市に住んでいる。仙台って東北の中で一番都会なの。中学生くらいの頃になるともう一人で仙台に遊びに行くようになって、高校生になると母のクローゼットを漁って母の奇抜な古着、自分では到底買えないY'sやPRADA、ATSURO TAYAMAなどのブランドものを自分でコーディネートし、いつもはしないメイクをして、一人で仙台の街中にショッピングに出かけていた。仙台は都会で変わった服装の人がたくさんいるから多少奇抜な服を着ていても全然浮かない。

知り合いがいない街中を、自分で最高におしゃれだと思ってる服装で堂々と歩き、好きにお店を見て回る。母の服を着ている時は「私今すっごくおしゃれ!」って自信が持てた。でも自分では変わったデザインのお洋服なんて高くて持ってないし、まず第一、山形で奇抜な服装をしていたら周りから浮いてしまう。私そんなおしゃれキャラじゃないのに…って思ってた。

あと、一緒に住んでいる家族は母とは違ってごく普通の服装で、私がおしゃれをしたり、少し派手な服装をすると「そんな格好で外に出るの?ちょっと気合入れすぎじゃない?」とか「なんかそれ変だよ」というようなことを何度か言われたことがあるので、年頃の女の子だった私は結構気にしていた。

でも本当は目立ちたがり屋で、人からすごいって思われたくて、認められたい、承認欲求が強い私は、インスタグラムで超おしゃれな山形のインスタグラマーたちを見るたびに羨ましくてたまらなくなってた。

中にはあまりに奇抜なファッションで周りから理解されず、裏で苦笑されているようなインスタグラマーもいたが、私は「すごい服装だな…おしゃれとダサいは紙一重だ…。冷静になれば一見ダサく見える前衛的な服装でも、堂々と着ればおしゃれに見える。周りがこの人のセンスについていけてないからダサく見えるだけで、自分の好きな服を堂々と着られるって最高にかっこいい!きっとこの人は苦笑してる私たちなんて置いて遠くに行ってしまうんだろうな…。バカにされても自分の道を貫けば必ず大成する。私もこの人みたいになりたい」と思った。そこで、だーれも知り合いがいない、私の服装にうるさく口出しする家族もいない大学生活が始まったら、思いっきり自分の好きな服装で毎日るんるん学校に行こうと心に決めた。

そして始まった大学生活。新しいお洋服を次々に買い込んで、毎日遅刻しながら鏡の前であれやこれやとお気に入りのお洋服とアクセサリーを選んで登校すると、「これかわいいね」「今日もおしゃれだね」「どこでお洋服買ってるの?」とみんなが注目してくれた。毎日自分の大好きなファッションで、しかもそれが周りから認められていると感じるとすっっっっっっごく嬉しくて自信が持てた。

私は自分の好きなスタイル(髪型、髪色、服装)には自信があるけど、このスタイルをみんながおしゃれだと思うわけではないし、ダサいと思う人もいるかもしれない。でも、自分に自信を持てる服装、または自信を持って着ることが大切だと思う。

それと、自分の好きなファッションでいることは自分が「こういう人間だ」ということを一目でわかるように表現することだと思う。

人って第一印象、見た目でほぼ決まるじゃない?深く関わっていくうちに「本当はこういう人だったんだ」ってわかるけど、最初のうちは見た目の印象しかない。

私はバイトの面接とかで、常識人に見せたい時は自分が持っている最大限の普通の服を着ていくし、逆に自分がどういう人間かを知って欲しい時は自分が一番お気に入りの服を着ていく。私は割と元の顔が真面目に見える顔なんだけど、大学生活初めの方に黒髪で、自分が持っている最大限の普通の服でバイトの面接に行ったらすごく大人しい子に見られて、「海外でボランティアやってるんです」とか「軽音部でドラムやってるんです」とか言うととてもびっくりされた。多分まだバイト先の店長は私の破天荒さ100%のうち5%くらいしか知らないと思う。

今はもう髪の毛がハイトーンなので、大人しい服を着ていても結構ヤバイ奴に見られる。喋ると想像してたより落ち着いてるってよく言われる。

まとめ。

ファッションって自己表現だなって痛感してるの。私は派手なものが好きだし、目立ちたいし、もっとみんなに私の存在を知ってほしいし、おしゃれだなって思われたいし、好きなものを堂々と好きでいたいの。大学で周りが私のスタイルを褒めてくれたから自信が持てて、今は迷わずに自分の好きなスタイルを貫ける。山形に帰省して派手な服を着ていると結構目立つけど、目立ちたがり屋だから気にしない。だって自分の道を貫いた人が大成するんだもん!


って自分に言い聞かせて山形でド派手なコート着てる。

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