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ペットのレンタルについて

今まで言いずらかったけど。

言いずらかったのですが、ペットのレンタルについて考えてみたいと思います。これまでも、ペットを民事信託したり、アパートの所有者にペット付きにしたら良いんじゃないですか、とか勝手に提案したりしていました。

ペットのレンタルって

ペットのレンタルとは、気軽にペットを借りて、病気や引っ越しなど飼えない事情が出てきた場合に返す仕組みです。

1日1万円~とかのレンタルペット事業とは違います。

また、ペット可の賃貸アパートとも違います。ペット可の賃貸アパートの場合は、アパートの所有者がペットを所有していて、借りる人は部屋を借りているときだけペットを飼うことが出来るようになっていることです(一軒家を建てて引っ越すときに、ペットも一緒に連れていきたい、ということで譲り受けるのは良いです)。

私は自宅で犬を飼っていますが、最期まで看るつもりです。最初の犬も最初から最後まで看ました。ここで、「つもり」としかいえないところがなかなか辛いところです。まだ私は恵まれている方だと思います。自宅があって、私も大きな病気もしないで現在まで来ています。

なぜ、必要だと思うのか。

なぜ。さきほども触れましたが、最期まで看る「つもり」としかいえないところが非常に重いと感じるからです。ペットを必要としている人は、確実にいます。特に子供たちや高齢者など。でも、どちらも「最後まで看ることが出来るか?」という難問にぶつかります。

ワン’Sパートナーの会などの活動は、善意に基づくもので素晴らしいと思います。厳しい状況の中、譲渡会などの活動を継続していただきたいと思っています。ただ、最初に「最後まで看れるか?」という問いを投げかけるのは、ペットを飼いたい人にとって、ときにとても重いのではないか、と感じることがあります。


それよりは、たとえ何年かの間であっても、子供や高齢者など一緒にいてくれる人に飼われる方が犬や猫も幸せなんじゃないか、と思うのです。犬や猫の寿命もそれぞれなので、いつ亡くなるか分かりません。里親になりたくても、壁が高すぎないかな、と感じることがあります。

だから

だから、ペットにはICチップを付けて管理しながら貸し出す仕組みがあって良いのかな、と感じます。ペットを物みたいに都合が悪くなったら捨てるのか、と詰め寄られるかもしれませんが、25年ほど犬が家にいる人間の感覚です。

それが良いときもあるのかなと思います。飼い主(借り主)にとっても、動物愛護の団体にとっても、ペットにとっても。