Garminのリアビューレーダー
都内を自転車で走っていると、特に車道では怖い思いをすることが少なくない。
それでみんな最終的には小さいミラーをつけるらしいのだが、もっとスマートかつインテリジェントな方法はないのかと思ったら、さすがGarmin、後方をミリ波のレーダーで監視し、車両の接近を知らせる「リアビューレーダー」という商品があるらしかった。
ついでに発光式のテールライトとしても役立つ。電池すぐ切れそうだけど。
早速、ForeAthlete 945に繋いでみる。
自転車に乗ってる時は危なくて撮影できないので歩道に停止して撮影。
右端にあるオレンジの部分で、白い丸が車両を意味する。複数の車両がいる場合もちゃんと通知される。ARディスプレイにも対応していて、ちゃんと同じようなものがディスプレイの端に表示されるようになる。なんかこの感覚も結構すごいんだよな。伝わりづらいけど。ガジェットが増えると自動的に接続されて機能がパワーアップする感じ。
車両が接近してくると腕時計が振動してこのレーダー画面が表示されるのだが、車両じゃないものにも反応しがちで、歩道を走行すると頻繁に誤認識する。
多分これは本来はフランスの田舎道とか、滅多に車が通らないようなところ向けの機能なのかもしれないが、滅多に車が通らないんだったらそもそも音で分かりそうなモノである。あーでも最近はEVとか音がしないか。
というわけで半ば予想していたものの、都内では絶えず警告音が鳴っていてほぼ実用できない。
コンセプトはイカしてるのに都会での実用性はイマイチというところが残念ではあったが、ミリ波レーダーではなくカメラにしてAIを内蔵すればもっとマシになるのになあ。
今のAIって物凄いパワーを秘めているんだけど、それがあまりにも強力すぎてにわかに信じられない&それを活用している人は競争相手にバレることを警戒してそれを宣伝したがらないので、こういう民生品にAIが落ちてくるまでには結構な時間がかかるだろうと思われる。
実際は電力の問題は、AIによる自動設計を用いればある程度は既に解決できる。
また、低消費電力でAIの推論を可能にするような技術が半導体レベルでもたくさん生まれている。
ただこうした単純な事実がまだあまり知られていないため、そういう発想に至る人が少ないのだ。
それでも多分いずれはAIが入るだうろし、世の中はもっと便利に安全になっていくはずだ。