探求授業の進め方【creaBの原案(?)】

今回のテーマは、『探求授業の進め方』です!
以前学校に来校してくれた同い年の子達が、”自分の学校でも探求学習のようなものを行なっているけど、先生に押し付けられてやっているもので楽しくない”だとか、”探求学習はやらされてる感がある”と言っていたのがすごく印象的で、どうすれば生徒が楽しめて学びを深められる探求学習カリキュラムが作れるのか考えてみようと、今回のブログを書いてみました!


私が思う”NG”探求学習の進め方


ここで一度、私の経験をもとに”NG”探求学習の進め方について考えてみました(あくまでも私の意見です!)


①テーマ押し付け型


1つ目はテーマ押し付け型探求学習です。具体的にどのようなことをさすかというと、探求するテーマを勝手に指導者が決めてしまい、進めてしまう授業のことです。
意外と多いケース…???


②知識発表型


知識発表型とは探求学習の中でテーマとなっていることについて様々な方法で調べ、それをただプレゼンする学習方法のことです。
興味分野について調べて知識をつけることは大切なことですが、調べたことをただプレゼンするだけで終わりにするのではなく、調べたことから何かしらの行動を起こすことこそが探求学習なのではないかと思っています!
ちなみに私の同級生にも、探求学習を行うとどうしても調べ→発表で終わってしまう子はいます😓
これはあくまでも私の考えているNG探求学習です!実際に探求学習を進めて行く際に、自分の中でNGなルールなどを立ててみるとより探求学習を進めやすくなると思います!


楽しく深まる探求学習とは?


私の今までの経験から、生徒が楽しめる探求学習とは何なのか考えてみました。
「何かを成し遂げて達成感を感じる」これは人間なら誰しもが喜びを感じる瞬間だと考えています。
つまり、探求学習を楽しいものにするためには、プロジェクトを立てて行動する授業を組み立てれば良いのではないでしょうか?

しかし、立てるプロジェクトが自分のやりたい”ワクワクすること”ではないとやる気も起こらないし、楽しいと感じることができません。

そのため、みんなで探求したいテーマを話し合いの中で立てて、一人一人の楽しい!ワクワクする!といったプロジェクトを組み立てることが楽しくて面白い探求学習になるのではないかと考えています!

一人一人がワクワクすることを大事にしてプロジェクトを立ち上げる探求学習を行おう!といっても急に組み立てるのは難しいことですよね。

そのため、新学期など探求学習のスタートを切るタイミングや中間地点となるタイミングで、「人と対話しながら自分とは何か・自分はどういう人物なのか・自分の過去について振り返る・自分は将来どうなりたいのか」というプロジェクトとは少し離れた、自分のことについてを考える機会を作るととても良いと思います。

(なぜなら)現在私も、プロジェクトを立てて活動するという形の授業を受けているのですが、実際に進めていくとプロジェクトや自分の存在意義についての悩みは付き物となってしまいます。
悩みを解消するために自分のことについて考え直してみると、プロジェクトをもっとこうしていきたいだとか自分はこうなりたいという気持ちが生まれます。

それを大事にして1つのプロジェクトを完成させると、その分得られる達成感もすごく大きいし、もっとこんなことがしたい!自分はこれが楽しい!というものが見つかるのです!


終わりに


今回のブログはいかがでしたでしょうか?
実際に楽しい探求学習というものが増えて、世の中が活動的でワクワクの感情を持っている人で溢れていくと、もっともっと面白い世界になる気がしています!