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パワースポットのつくりかた / 12. 音 - 楽器と音楽で神様を呼ぶ 129

この記事について: はじめに

「パワースポットのつくりかた」(上田サトシ著、2020年3月19日、フォレスト出版より発売)より少しずつ抜粋して書いています。
今回のテーマは、「11. 音 - 楽器と音楽で神様を呼ぶ 129」です。

風鈴といえば、日本の代表的な夏の風物詩です。
「チリンチリン」という音は耳に心地良く、音だけを聞いていても風を感じて涼しくなります。

しかしこの音を心地良いと感じるのは、小さい頃から風鈴の音を聞いて育った日本人だけだそうです。
風鈴の音を聴き慣れていない欧米の方々などは、風を感じて心地良いどころか煩く(うるさく)聞こえると言います。

風鈴の音を聞いた時、本当に日本人の体温は下がるそうです。そして聴き慣れてない欧米の方の体温は下がるどころか、逆にイライラして上がるそうです。

湿気の多い日本の夏は、病原菌となる最近やカビなどが繁殖しやすく、風が吹かない日々が続くと流行病なども発生したかも知れません。

そんな夏の暑い季節に、風を呼ぶために村の入り口に銅鐸(どうたく)を設置したのです。
風が吹かないということは、エネルギーが動かないということで、何もかもが停滞しているということを意味します。

そんな状態では体力も弱まり、精神的なストレスもたまります。
結果として、恐怖心が人々の心にはびこり、様々なアクシデントが起き、流行病も発生したかも知れません。
そして多くの人々はコミュニティを離れ、人との繋がりは少しずつ破壊されていきます。

過去の日本の各地で起きた、そのような状態は、今、世界中で起きていることを彷彿させます。

そんなことを思いながら、

「風が吹かないかなぁ」と、
風鈴を見ながら、エネルギーが停滞しているこの世界に、何らかの変化が起きるのを期待してしまうのです。

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「パワースポットのつくりかた」P.129 から
音 - 楽器と音楽で神様を呼ぶ

小さい頃は、夏になると必ず軒下などに風鈴をぶら下げました。そのチリンチリンとした音は、暑い夏の中で爽やかな風を思い起こさせてくれ、涼しい気持ちにさせてくれました。

今では大風が吹いて風が鳴り止まらなくなって、近所迷惑になったら大変と思い、屋内に控えめに飾るくらいですが、それでもこの夏の風物詩は飾っているだけでも涼しく感じます。

この風鈴の歴史は、縄文時代の粘土でつくられた土鈴、そして弥生時代は胴で作られた銅鐸(どうたく)から始まったようです。

1万4000年前から始まったと言われている縄文時代、そんな大昔の頃から風鈴が使われていたと思うと驚きです。その頃は音を出してネズミや鳥などからも食べ物を守るため、そして邪気を払って流行病や悪い霊から守るために使われたと言われています。

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