見出し画像

【SR掲載】記事を書いて新たにした顧問先への思い


こんにちは。社会保険労務士法人シグナル 代表 有馬美帆です。

開業社会保険労務士専門誌「SR」第54号 2019年 06 月号(2019年5月7日発売 日本法令)に、「社労士「営業」の今 ビジネス版マッチングアプリの活用」のタイトルで、記事が掲載されました。



令和初という記念すべき号の執筆陣に加わることができた名誉に、身が引き締まる思いです。

タイトル通りビジネス版のマッチングアプリを営業に活用する方法についてご説明しているのですが、特にyenta(株式会社アトラエ)というアプリの活用法を中心にしています。

執筆に際しては株式会社アトラエ取締役の岡利幸様にご協力いただきました。ありがとうございます!

社労士向け雑誌であるため、社労士の活用を想定した内容とはなっていますが、他士業の方々にも参考になる部分が多いと思います。

また、yentaは「AI(人工知能)によるマッチング」が特徴なのですが、マッチングに関するテクノロジーはビジネスの世界に今後浸透していくことが確実なので、各企業の方々にもぜひお読みいただきたいところです。


記事では、独立当初は見込み顧客0件だった私が、5年で新規の受注をセーブせざるを得ないところまで成長し、幅広い顧問先とお付き合いいただけるようになった経緯についても触れています。

令和という新しい時代の始まりに、これから何かにチャレンジしたいと思いつつ不安を抱えている方々を勇気づけることができれば、本望です。


私にとってこの5年間は、「プロとしての自分を認めてもらうためのチャレンジの日々」でした。

独立した後は、事務所の存続への不安を抱えつつのチャレンジで、営業活動は、事務所を存続させるための最重要ミッションでした。

どこでどうやって営業活動をすれば良いかすらも分からなかった私は、同業の諸先輩方が確立してくださった営業手法(今回の記事では10種類を列挙しています)を真似させて頂くことにしました。

しかし、「もう、うちの会社には顧問社労士がいるよ」と何度も断られ続けました。


非常につらい時期でしたが、悪戦苦闘の末に従来の営業手法を真似するだけではチャレンジになっていないとやっと気づきました。
同じ方法では諸先輩方には敵わないなと思い知らされました。

そして、新たな方法や新たなフィールドを探さなくてはいけないと思うようになったのです。

その後、yentaと出会うことで新たな方法を見出し、IPO支援HRテクノロジー導入支援という新たなフィールドも見つけることができました。

新しい世界へのチャレンジは、多くの努力を求められますが、その中でプロとしての自分が磨かれていった気がします。気がつけば、多くの顧問先の皆様に認めていただけるようになりました。


令和という新しい時代を迎えた今、営業活動において一番重要視しているのは、現在携わらせていただいている顧問先へのサービス品質をもっともっと高くすることです。

顧問社労士が目指すべき姿は、SaaS型のサービスのようなものだと最近感じるようになりました。

SaaS(Software as a Service)とは、サーバー上で可動するソフトウェアをクライアント(利用者)がネット経由で利用するというものです。
利用者にとっては同じソフトやサービスを使い続けているように思えても、実は使いやすさにおいても機能においても進化し続けているのが、SaaSの一つの特徴です。


社労士は長期の顧問契約を前提に、顧問先企業の人事労務面の課題への対応をサポートさせていただいています。

CS(顧客満足)とLTV(顧客生涯価値)を高めることは、どのビジネスにとっても重要ですが、社労士の場合は「働き方改革」に代表される法改正への対応や、HRテクノロジーシステムの導入支援などを長期的視野に立ちつつ行っていくことがCSやLTVの向上に貢献できます。

私はさらに企業の成長を加速させるお手伝いしたいと日々願っていますが、そのためには自分自身と事務所の成長も加速しなければなりません。

だからこそ、顧問先の方々からは同じ「社会保険労務士法人シグナル」に見えたとしても、実は成長し続けている、そんなSaaS型の社労士事務所でありたいと願っています。


その上で、顧問先企業の方々が他の企業にも弊所をお勧めしたいと思っていただければ、これほど嬉しいことはありません。


新規の顧客開拓ばかりに目を向け、顧問先へのサービスが疎かになるのは、私の中で絶対に許せないことです。

ご契約していただいている顧問先に対して、時代を先取りした手厚いサポートを実現し続けることが、弊所の中で一番の重要事項であり、それが今の弊所の「営業活動」だと思っています。


5年前は、顧客が0件で何者でもなかった私が、今では数多くの顧問先に恵まれ、メディアにも多数掲載して頂き、月に数件も新規企業のご紹介のご連絡をいただくまでになりました。

これから何かにチャレンジしたいけど不安を抱えている方々も、工夫を重ねて活動すれば道は開けるはずです。一緒に令和の時代を駆け抜けていきましょう。


社会保険労務士法人シグナル問い合わせ先 info@sharoushisignal.com
※現在お問い合わせを多数頂いているため、ご要望に添えない場合がございますことを予めご了承ください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?