5-5.テキスト買い過ぎ問題

本屋の資格本コーナーへ行けば、「社労士合格!」みたいな参考書が、目移りするくらいたくさん並んでいます。勉強しなきゃと焦っていればいるほど、つい引き寄せられて、参考書を買いたくなってしまうものです。

出版社の方も、上手いタイトルをつけたり、受験生の不安のツボをついた心憎いタイトルの本を次から次へと出版するんですよね。
「複雑な年金二法の似ている部分を比較して覚える」とか、支給要件や罰則や時効などを、横断的に並べてくれて覚えやすい「科目横断整理」等々。

いや受験生として、それはもう覚えられたら全部覚えたいですよ。ですが、忙しい受験生活。参考書を買いこんでサラリと目は通したけれど、あとはホコリ被るだけになりがちでは?

…私はそうなりました。ただでさえ資格学校の講座を取っていたから、すでに試験範囲を網羅したテキストが何冊も手元にあるはずなのに、です。

合格後、受験生活で貯まった参考書や学習DVDなどを捨てたら、部屋の一角が本当にスッキリしました。その中には大して使わなかった、というか時間がなくてほとんど手をつけられなかった本もあり…。

というわけで偉そうなことを言えない私ですが、これだけは言えます。現役受験生の皆さんは、時間にも限りがあるので、くれぐれもテキスト・参考書の買い過ぎには気をつけてください!

よく聞くアドバイスかもしれませんが、「テキストは何冊も買うより、なじみの1冊を繰り返し読む&解く方が頭に入る」というのは本当ですので。
(つづきます)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?