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韓国のバレエ体験 ②

韓国ではバレエ科のある中学・高校があります。
そして、そこに入るためには、特定のフォーム(身長、体重)を手にすることが重要だそうです。
※芸術中学バレエ科入学時は、身長150cm以上、体重は30kgまで。

そこで、韓国の芸術中学への受験生たちは、最後の直前3〜4ヶ月は、ここに行って体のラインを作ったり、ダイエットをしたりするらしいです。

すごい入学実績を誇るところだったので、3/21~22の2日間、2時間ずつレッスンを受けることになりました。

先生はカナダで運動機能学の勉強をされた方でした。

まずは骨格や筋肉のついている形の確認。

娘の右足のアキレス腱の曲がり

娘は右足のアキレス腱が曲がっていることがわかりました。
これは、体重が親指のMPの乗れてない状態で軸足を右にしていたから、アキレス腱が曲がってしまっているとのことでした。

普段でも足首の保護具をつけることと、バレエの前には必ずアキレス腱の曲がりを防ぐテーピングをすることを指導されました。
よくなるといいのですが…先生曰く、一回使ってしまった腱や軟骨は、元には戻れないと…今からでも気をつけて使うしかないとのことでした。(涙)

この他に、バレエに使う筋肉を鍛える運動をいくつか教えてもらい、そのあとはバーを全体的に通して、動作の正確さをみてくださいました。


タンジューの時は、足のFlexが足らないという指摘が。
今まで、タンジューで足のFlexを言われたのは初めてだったので、とても驚きました。この指摘を頂いてから、マリンスキーのマリア・フォレワーさんのInstaにタンジューの動画がアップされ、まさにFlexを見せてくれていたので…!!
人って、知ってる分だけ見えるんだなぁ…と改めて感じましたね。

バレエ学校への受験という目標があって、バレエに専念する環境だからこそ、受けれるレベルの高い、充実したレッスンでした!
韓国に行く時は、また受けたいと思います。

蛇足:韓国ではトーの位置?ドヴァン、デリエール、アラセゴンの時のトーの位置を変えて、脚から足までの全体のラインをより美しく見えるようにするという内容があって… その徹底ぶりに感心しましたね。
すごいな…



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