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【noteをホッピング!#2】コミュニティを「つくる」と「つくらない」の間

こんにちは!Share Village広報の今田です。今回は第2回目となるnoteをホッピングシリーズをお届けしようと思います。前回の第1回目をまだ読んでいない方はぜひチェックしてみてくださいね!

今回のテーマは「コミュニティを『つくる』と『つくらない』の間」。2021年11月にShare Village代表の丑田さんが執筆した記事をテーマにキュレーターの半田さん、赤坂さん、清田さんと私でディスカッションしてみました。

ディスカッションでは、
・コミュニティとはいったい何なのか
・コミュニティの求心力、コミュニティの”ノリ”
・今回のテーマであるコミュニティをつくるということ

についてみんなで議論してみました。

それでは早速、どんなディスカッションになったのかをご紹介していこうと思います。こちらの記事を読む前に、今回のテーマとなった「コミュニティを『つくる』と『つくらない』の間」という記事を読んでいただくとより楽しんで読んでいただけますよ!

コミュニティの求心力

――そもそもコミュニティとは何なのでしょうか。改めて考えてみると、コミュニティという言葉を定義するのは難しいように感じます。

半田:コミュニティという明確な線引きはないですよね。

清田:グラデーションのようなあいまいさがありますよね。

赤坂:グラデーションの濃さが濃くなるにつれてコミュニティの強さが上がっていく感じでしょうか。

清田:求心力のようなものですか?たくさん人が集まってくる強さと少人数だけどそのコミュニティを優先する人が多いという強さの違いはあるような…

赤坂:人数よりも、コミュニティが持つ熱量の大きさがコミュニティの求心力・強さじゃないでしょうか。

――それでは、何があると求心力が強くなるのでしょう?

赤坂:そのコミュニティに所属している人と話をして、新たな世界を知ったり共感する部分が見つかっていくとコミュニティの求心力が強くなるのでは。

半田:自分の趣味や好きなものと、コミュニティの共通言語がマッチしてくと求心力が強くなるのでは。

清田:共感できなくてもコミュニティは成り立つけど、共通言語は必要だなと感じます。100%共感できなくても、あるテーマについて議論できることは楽しいですよね。共通言語があればコミュニティになりうる。

コミュニティの”ノリ”(共同主観)

半田:共通言語だけでなく、共同主観(そのコミュニティのノリやバイブス、世界観)もありますよね。自分の持つノリと、コミュニティのノリがマッチする感じが大事なのでは。同じ空間にいる人のふるまいを見て、自分も同じように振舞うことって、そのコミュニティの世界観を楽しむ感じですよね。

清田:共通言語・共同主観のようなものを感じ取れる人はそのコミュニティになじみやすいし、そうでない人はなじみにくいですね。

――確かに、村づくりのニュースクール第3回で牛飼さんもおっしゃっていましたが、感覚が合う人がコミュニティにいるのはとても大事なことですよね。

コミュニティをつくるとは?

赤坂:コミュニティに入りたいと思って活動しているときはコミュニティにはなかなか出会えなくて。ふとした偶発的な出会いからコミュニティに入ることが多い気がします。でもコミュニティが出来る過程自体は自然発生のような気がする。
例えば、高校の先輩から教えてもらったラーメン屋があって、通っているとラーメン屋自体が自然と高校のOB・OGコミュニティになっていたりとか。

半田:コミュニティは自然発生的に生まれるとしても、コミュニティをつくるという意志があればコミュニティは出来そうですね。世界観や秩序などをひとつずつ形作っていく作業が「コミュニティをつくる」ということなのでは。コミュニティをコミュニティたらしめるものは何となく集まっているけど、そこに共通の動きや惹きつけられる世界観があるとコミュニティになるんじゃないかな。つまり、「世界観をつくっていくこと」がコミュニティをつくるということなのでは。

書き手からのひとこと

「コミュニティ」と言われてもなかなかピンとこない方は多いと思います。なんとなく使う言葉ではあるけれど、突き詰めて考えるとよく分からないのがコミュニティという言葉だと思います。しかし今回のディスカッションを通してコミュニティの求心力や世界観、そしてコミュニティをつくることとは何かが少し分かるようになった気がしました。あいまいで分かりづらい「コミュニティ」。この記事を読んで皆さんが少しでも「コミュニティってなんだろう?」と考えるきっかけになったら嬉しいなと思います。


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