【告白】マーケターですが、計画を立てなくなりました
こんにちは。
マーケター&シェアラーあちです。
昨日に続き、「マーケターなのにやめたこと」を書きます。
それが、「綿密に計画を立てること」。
P(Plan)→D(Do)→C(Check)→A(Action)のうちの「P」に当たることを、今ではもうすっかりやらなくなりました。
思いついたら、即実行!
いきなりが怖ければ、クローズドで試せばいい。とにかくやってみる。
こんなメッセージを発している人が、今どんどん増えていますよね。
この方とか↓
この方とか↓
この方とか↓
ここで言いたいのは、P(Plan)の重要性が低くなり、実行(Do)の重要性が上がったという、上記のようなメッセージではありません。
(みなさん、飽き飽きしてるでしょw)
私のメッセージは、Doからスタートする分、C(Check・評価)とA(Action・改善)がめっちゃくちゃ重要ですよ!ということ。
ややこしくなるので、「PDCA」という言葉を使わずに言うと、
せっかくエイヤッとやってみたのだから、その結果をしっかりと受け止めて、次の一歩に生かせ💪
ということになります。
独立後4年間、何十(今度しっかり数えよう💦)のクライアントさんたちと伴走してきて、この言葉が一番響くような気がしています。
実行段階が最もエネルギーと時間がかかります。もうこれは、いつの時代だってそう。
それだけのリソースを投じて作りきりやってみたその結果を、ちゃんと受け取っているか?
次の一歩に着実に生かしているか?
この問いに「YES!」と答えた事業者は、今まで一人もいませんでした。
今の時代、マーケティングは計画段階(=プラン)に使うのではなく、やってみた結果を受け取って次の一手に生かすことにこそ使うのだと、私は主張します^^
今の時代と言いましたが、アサヒビールのマーケター時代もこのやり方は使っていました。商品開発部員の時から使っていたので、もう17年前とかですよw
具体的には、商品コンセプトが出来上がってきた時点で、調査をします。「このコンセプトが響くのは、一体誰?」を知るために。
20代から50代以上にまで、広く聞きます。「こんな商品、どうですか?」と。
年代によって、男女によって、反応度には明らかな差が出ます。
これ!これ!これを知りたいのです。
この商品のコアターゲットは、実際のところ誰になりそうか?
(もちろん、一番最初から仮説を持ってスタートしてます)
そして反応度の高いターゲットに向けて、商品を磨いていきます。
当時調査した時、私が開発中の商品は、圧倒的に20代後半から30代前半に反応が高かった。だからその人たちに一番フィットするように、デザインも味も磨いていったというわけです。
そのまた5年後にマーケに戻り、そこでも同じ調査をしました。カテゴリーは変わっていましたが、このコンセプト調査はどれだけ調査費用を削ってもここだけは抑えておきたい重要項目なのです。
その時はワイン新ブランドの調査をしたのですが、通常のワインユーザーと明らかに異なる若い層が反応し、狙いはここだ!と的を絞ってコンセプトを、商品を尖らせていきました。
結果オリジナリティが高く、他社のラインアップと全く異なるブランドが立ち上がりました。
他と違う。
それだけで目立つ。
そうやって選ばれていく。
まずやってみよう。
恐れず目立とう!
そして反応を受け止めよう。
私もそんな毎日です^^
なかなか目立てないけどもw
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