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京都大学に3ヶ月で受かった勉強方法〜大学別入試難易度分析と実現可能な目標の立て方。〜

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志望校を選ぶ際に、漠然と「自分の偏差値では京大は無理だ」というように考えてしまっている方は少なくないのではないでしょうか。

しかし、大学別の入試難易度を正確に分析することで、実現可能な目標が見えてくることがあります。
諦める前に、本当に実現不可能な目標なのか考えてみてほしいと思っています。

今回はこのことについてお伝えしていきます。

大学別入試難易度分析

いわゆる難関大学として有名な、東大・一橋大・東工大・早慶などについて考えてみましょう。

自分は塾の先生でもないし、過去問も見たことがないので、偏差値や問題の難易度などは知りません。
ただ、これらの大学は難易度がとてつもなく高そうに思えますが、合格者のレベルの幅はかなり広いということは言えると思います。

※東大理科三類、京大医学部、慶應医学部は除く

京大に合格する受験生全員が同じ偏差値というわけではありません。

関西にあるので、東大に入れるような学生が京大に行くこともありますが、自分のようなギリギリレベルだと、東大とは圧倒的な差があります。
一橋や東工大のギリギリ合格者と同じぐらいのレベルになるでしょう。

また、早慶は学生数が圧倒的に多く、受験パターンもさまざまなので、受験生のレベルの幅がもっと広くなります。

京大に合格できるなら、分布に収まる範囲の中で下の方でも全く問題はないのです。

なお、これはあくまで入試難易度を基準として考えたものなので、例えば教育環境・研究・就職などについては考慮していません

京大は、研究をしたり、学校生活を楽しむにはとても良い環境でした。
一方で、就職を考えるとやはり都内の大学の方が良いと思うところはあります。

科目数(=勉強に必要な時間)と入試難易度は違う

よく入試で「科目数が多いから難しい」という話があります。
確かに、公立は私立と比べて受験科目が多い点が特徴です。
京大の2次試験の受験科目は5科目ですが、同じ程度の偏差値の私大だと1科目だけで受験できる場合もあります。

科目数が多いほど勉強量は多くなるため「時間がかかる」という点では間違いないと思います。
一方で、苦手な科目があっても得意科目でカバーしやすくなります。
僕は国語が得意でしたが、理系学部の2次試験の受験科目に国語がある大学は少ないです。数学が苦手な分、非常に助かりました。

一方で、私立の場合は1科目を合格レベルまで引き上げなければならず、他の科目で挽回することもできません

こう考えると、必ずしも「受験科目が多い=難易度が高い」というわけではないことがわかります。

また、問題が難しくて合格点が低いのか、問題は簡単だが点数を取らないといけないのか、大学ごとに大きな違いがあります。

科目の中でさらに単元に分けて対策する・大学ごとの入試傾向に合わせて対策するなどといったことが重要です。

ただし、科目数が増えるほど、勉強時間も倍増する点には注意が必要です。

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