見出し画像

【あと4日!457万!】ネクストゴールを達成したら叶えたいこと

こんにちは。シェアの在日外国人支援事業担当の山本裕子です。
本日は、ネクストゴールを達成できたら叶えたいことのうち、「外国人母子のための多言語資料の増刷と追加言語の資料作成」について少しお話ししたいと思います。

『母と子のチェックリスト~妊娠から育児まで~』を多くの必要な妊産婦に届けたい!

シェアでは、試作を経て2019年に、『母と子のチェックリスト~妊娠から育児まで~』という、母子健康手帳にはさめるサイズの3つ折りのカードを、ネパール語版と英語版で作成しました。
これは、妊娠して出産し、子どもが3歳になるまで育てていく間に、最低限必要な母子保健サービスと必要な手続きについてまとめ、実施したかどうか妊婦さん自身が確認できることを狙って作りました。

母子健康手帳をもらいに来た妊婦に保健センターから提供される資料には、たくさんの母子保健サービスや子育て支援サービスが載っています。それらをすべて多言語訳しても、どれが重要なサービスなのかが分かりづらく、妊婦さんの出身国によっては、文章だらけの資料は読まない可能性が高くなります。

このチェックリストでは、妊婦健診や妊婦歯科健診、母親学級、妊娠中や産後に行うべき手続き、赤ちゃん訪問や乳幼児健診、予防接種など、最低限実施してほしいこと、アクセスすべきサービスなどに絞って、簡単にまとめました。

作成後は、東京都杉並区の各保健センターで、赤ちゃん訪問の際や、シェアと杉並区が今年の3月まで2年間実施した協働提案事業で行った、ネパール人対象の母親学級の際に配布するなど、活用していただいています。

今回ネクストゴールを達成できましたら、この資料を増刷して、杉並区外でも活用していただけるようにするとともに、ニーズがあるにも関わらず応えられていない、ベトナム語版の作成にも取り組みたいと思っています。

『陣痛が来たときに一人で病院へ行くための連絡カード』を多くの必要な妊婦に届けたい!

シェアは、杉並区との協働提案事業として、『陣痛が来たときに、破水したときに、一人で病院へ連絡し、病院へ行くための連絡カード』のネパール語版、ベトナム語版、英語版も作成しました。
こちらも母子健康手帳に挟める2つ折りのカードで、事前に、病院へ連絡する際に必要となる情報を妊婦が書き込んでおいて、各言語で書かれている文章とその書きこんだ情報を読みあげると、日本語が話せなくても日本語を話しているように聞こえるよう工夫してあるカードです。

日本語がほとんど話せない妊婦が、陣痛が来た時に、夫や家族に連絡してもつながらず、どうしても一人で病院へ行かなければならない時を想定して作りました。ネパール人妊婦の場合はこのような場面が起きやすいと感じ、ネパール語から作っていきました。
こちらは、保健センターだけではなく、産科の医療機関でもニーズがあるのではないかと思っています。

ネクストゴール達成が叶いましたら、こちらも増刷をして、外国人母子支援の相談が寄せられた際に、妊婦や保健医療機関に配布できるようにしたいと考えています。
どちらのカードも、まずは、少しでも多くの方に活用してもらい、より良いものに改訂していけたらと思っています。

* * * * * * * * * * *

私たちの挑戦も、残すところ4日となってしまいました。
312名という多くの皆さまに背中を押していただいてここまで来ることができました。本当にありがとうございます。
ネクストゴールを無事達成し、終了日を皆様と共にはれやかな気持ちで迎えられるよう、シェア一同頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。

在日外国人支援事業担当 山本裕子

*引き続き応援よろしくお願いいたします*
在日外国人の健康支援

↓↓↓過去の在日外国人支援事業 ブログアーカイブ↓↓↓
NGOスタッフブログ | すべての人に健康を![シェア] (livedoor.jp)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?