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ライブアーカイブを観るのに追われている(BUMP OF CHICKEN/ACIDMAN/スピッツ×フラワーカンパニーズ)

タイトル通り。多分来週あたりから無観客ライブ配信(で、アーカイブが3~7日間くらい?)ってサイクルが一般的になりそうだし、大盤振る舞いな過去ライブ映像公開も一区切りっぽい。公開終了前に感想を書いておきたくて!

BUMP OF CHICKEN STADIUM TOUR 2016 "BFLY" NISSAN STADIUM 2016/7/16,17  (-6/11)

日産スタジアムでのライブ映像、ももクロでしか観た事なかったけど、BUMPがやるとこうなるんだなぁ。「大我慢大会」とかがしっかりハマってて気持ち良い。「ダンデライオン」とか「車輪の唄」がこのキャパに鳴るのは不思議なようだけど、この曲が寄り添っていた個が集まって、のこの人数なんだよなぁという説得力がある。「Supernova」の大合唱とかも、なんか祈りみたいで、浄化されていくようだった。この頃の新機軸と言えば、「虹を待つ人」「RAY」を起点とするエレクトロ路線で、このライブでも終盤に配置されてたけど、やっぱ「Buttefly」はぶっ飛んでる。完全にEDMマナーの盛り上げ方だもんなぁ、最後の長いドロップとか。ただ、この映像で観ると自然に求められていたし、少しばかり敬遠していたこの頃のBUMPに対して一気にウェルカムになってしまった。なんでこのツアー行かなかったんだ、、ヤフオクドーム、チケット余ってたのに、、と4年越しの後悔。


ACIDMAN 20th ANNIVERSARY FILM “SAI”(-6/14)

結成20周年を祝って、このうえないラインナップで開催されたさいたまスーパーアリーナでのフェス。ちょうど、自分が中学生くらいの時に邦楽ロック界隈でブイブイ言わせてたメンツが勢揃い。版権の都合上、フェス出演者のライブ映像はほとんどない(10-FEETの「赤橙」は聴ける)けど、その言葉やバンド同士の触れ合いの様子からシーンをサバイブしてきた盟友たちの宴であることがよく伝わる。フェスのドキュメンタリーって、コレよなぁ。そんな物語の先で繰り広げられるACIDMANのアクトは、彼らの唄ってきた宇宙をも凌駕するほどの温かみに満ちていた。スカパラメンバーを招いての「ある証明」とか、文脈上重要すぎる。歴史を紡いできたバンドの1つの到達点。


フラワーカンパニーズ × スピッツ Special Live Session at「フラワーカンパニーズ presents DRAGON DELUXE DELUXE ~30周年スペシャル~」(-6/12)

画質の資料映像っぷりが凄いけど、これもまたレア感あって良い趣。2バンドの曲を2曲ずつ交互にセッション(「ヒバリのこころ」のアウトロたまらん)し、最後に「YAH YAH YAH」で締める。ノリで押し切ってるようでしっかり決めてくる2バンドの魅力の詰まったブートレグ的なライブ。

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