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ポップカルチャーは裏切らない

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”好きなものを好きだと言う"を基本姿勢に、ライブレポート、ディスクレビュー、感想文、コラムなどを書いている、本noteのメインマガジン。
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2021年1月の記事一覧

2021.01.30 BARIYOKA ROCK@福岡サンパレス(Vaundy/秋山黄色/マカロニえんぴつ)

2021.01.30 BARIYOKA ROCK@福岡サンパレス(Vaundy/秋山黄色/マカロニえんぴつ)

キョードー西日本主催のイベント。恐らく本当にイベンターはギリギリなところにあって、その実情が痛いほど伝わる。きっと夏なら中止してただろうけどやるしかなかったんだよな、、これだけ感染対策して、クラスター発生もしていないライブエンタメ業界なので、正直行かない選択肢がなかった。

17:00- Vaundy

2020年の急先鋒、本当は夏フェスNUMBER SHOTで観る予定だったのでようやくの鑑賞。「

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オンラインライブを観た2021③(1.27マカロニえんぴつ/1.29山内総一郎×斎藤宏介)

オンラインライブを観た2021③(1.27マカロニえんぴつ/1.29山内総一郎×斎藤宏介)

1.27 マカロニえんぴつ「マカロック振替配信ワンマン 〜Zepp横浜から希望を込めて〜」(アーカイブ1/31まで)

全国ツアーの中止を受けての配信ライブ。ブレイク寸前の全国巡礼の中止、また傑作でありヒット作『hope』のツアーを出来ず未完成であるという様々な実感の先で敢行されたこの日。メジャーデビューを発表した日の配信ライブ同様、巨大スクリーンを背にした演奏風景。ドローンによるアングルなど新た

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2021.01.29 ストレイテナー Applause TOUR@福岡DRUM LOGOSで惚れちまうだろ

2021.01.29 ストレイテナー Applause TOUR@福岡DRUM LOGOSで惚れちまうだろ

ストレイテナー、1年ぶりの全国ツアー。DRUM LOGOSは普段の1/3くらいの集客。それでも椅子が並べられ間隔の空いた席という会場は地方では滅多に観れない"ホールでのストレイテナー"的な雰囲気があって開演前からワクワクしていた。SEの「STNR Rock and Roll」で一気に士気が上がる。2019年は3回観たバンドを2020年に全く見ていないと渇望感が違いすぎる。1曲目「叫ぶ星」はオンライ

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オンラインライブを観た2021②(1.24GOING UNDER GROUND×メレンゲ/1.11Base Ball Bear SwipeVideo版)

オンラインライブを観た2021②(1.24GOING UNDER GROUND×メレンゲ/1.11Base Ball Bear SwipeVideo版)

1.24 strangers in the night@青山月見ル君想フ(メレンゲ×GOING UNDER GROUND) ※アーカイブ1/31まで

盟友同士の対バンライブ。このイベント名でやるのは2012年3月ぶり。福岡公演に行ったなぁ、一人暮らし直前に!終わってから4月、5月はゴーイングばっか聴いてた記憶ある。そんなノスタルジーを9年ぶりに配信で味わった。先攻はメレンゲ。ライブ観るのほんとに

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スピッツ、「猫ちぐらの夕べコンサート」と新曲「紫の夜を越えて」は不安な夜を温める[Real Sound寄稿記事]

スピッツ、「猫ちぐらの夕べコンサート」と新曲「紫の夜を越えて」は不安な夜を温める[Real Sound寄稿記事]

Real Soundに33回目の寄稿をしました。今回はスピッツが1月31日までオンライン上で実施中の「猫ちぐらの夕べコンサート」の軽めのライブレポート(一部演奏曲の記載あり)と、『NEWS23』のエンディングテーマとして書き下ろされた新曲「紫の夜を越えて」の印象を繋げた文です。

まだテレビ放送上で数十秒しか公開されていない新曲について書くのはいかがなものかという思いもあったのですが、これは「猫ち

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2021年1月の色々(さらば青春の光/佐々木亮介/ボンドバ/ミニチュアライフ展)

2021年1月の色々(さらば青春の光/佐々木亮介/ボンドバ/ミニチュアライフ展)

トップ写真は「#読書の秋2020」の集英社賞の贈呈品として頂いた伊坂幸太郎先生直筆のサインです。宛名として「月の人」と記載してもらえるなんて!とブチ上がってしまった。もう今後は「月の人」として活動していく以外に選択肢はないな、、自分でも全然ぴんときてないハンドルネームだけどもう8年くらい使ってるし、伊坂先生の手を介されたと考えると愛着すごくなったよ。ちなみに受賞作は「逆ソクラテス」の感想文です。あ

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最近観た旧作映画(虚空門GATE/プレステージ/よこがお/蛇のひと)

最近観た旧作映画(虚空門GATE/プレステージ/よこがお/蛇のひと)

実際は随分前に観たのもあるんだけど、書き残さないと気が済まないタチなので、印象に残った作品は記録していこうと思う。Netflixも再会したので。

虚空門GATE

俳優であり超常現象系タレントの庄司哲郎を追ったドキュメンタリー。のっけから嘘みたいな強キャラ揃いすぎて、絶対にフェイクだろうと思って観てたのだけど、中盤に明らかに現実で報道された事件が巻き起こる。そしてそれ以降はUFOというか庄司哲郎

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2020年のライブ記録

せっかくなので今年はオンラインライブ、演劇もしっかり記載しておこうと思います。有料配信のみを記載していますが、気づいたら合計100本以上観てました。驚き。2021年はこの数が反転することを願いたいものです。

オンラインライブ/演劇一覧

5.15 「森、道、市場をお茶の間で」

5.17 「CROSSING CARNIVAL-online edition-」

5.24 「おうちでパンダ音楽祭」

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2020年ベスト現場ライブ 10

2020年ベスト現場ライブ 10

現場ライブなんて名づける年が来るなんて思わなかったな。2020年、その会場で直接鑑賞したライブのベストアクト10本を選出。やっぱ2月までと6月以降とではその1公演への思いが変わらざるを得なかった。戻りつつあったライブエンターテイメントも緊急事態宣言によって一進一退を続けている最中。折れそうな時期だからこそ去年の心揺さぶられた時間を刻みつけておく。

10位 12.18 iri Presents “

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舞台「アルプススタンドのはしの方 高校演劇ver.」、西から見るか?東から見るか?

舞台「アルプススタンドのはしの方 高校演劇ver.」、西から見るか?東から見るか?

僕は西から見た結果、東はどうなんだい、と気になりアーカイブで購入して東を見た組です。昨年、映画が話題となった「アルプススタンドのはしの方」。元々は高校演劇の台本が原作でそれを商業舞台用に奥村徹也(ゴジゲン)が脚色したのが映画の台本のベースとなったもの。映画のヒットを受け、原典である高校演劇版の台本を新しい演者と演出家で上演しましょう、というのがこの公演の趣旨。で、西か東か、というのは関西弁で書かれ

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オンラインライブを観た2021①(1.11SAKANAMON/1.11スカート)

オンラインライブを観た2021①(1.11SAKANAMON/1.11スカート)

1.11 SAKANAMON 配信ライブ「GoTo SAKANAMON THE WORLD」(アーカイブ1.15まで)

まずイベント名が素晴らしいですよ、世相と自分たちの楽曲をくっつけるセンス。SAKANAMON、数度目のオンラインライブは昨年の傑作アルバム『LANDER』のツアーが中止になったことに端を発したもの。ライブをやりたいから宇宙に行きます、という割と攻めたコンセプトで宇宙船を操縦する

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2020年ベストドラマ 10

2020年ベストドラマ 10

いつも最後のほうになってすまん、ベストドラマよ。これ終わらないと1月ドラマを観始められないな。今回は連ドラだけじゃなくて単発ドラマも入れました。コロナで話数もぐっちゃぐちゃになったし、いい機会かと。今年からはネットドラマ、海外ドラマも入れたいけど、まぁ、流れに身を任せよう。

10位 半沢直樹

これは正確にはドラマとは別物の娯楽作なのでここに入れるのは間違いなのだけど、一応ドラマという形を取って

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Base Ball Bear「ドライブ」と1.11「新春ベースボールベアーちゃん祭り2021」

Base Ball Bear「ドライブ」と1.11「新春ベースボールベアーちゃん祭り2021」

毎週欠かさず観ている「モヤモヤさまぁ〜ず2」のエンディングテーマが1/10よりBase Ball Bearの新曲「ドライブ」に変わった。若手ミュージシャンの起用が多い番組ゆえ(ネバヤンとかバレーボウイズはこの番組で知った記憶)、長いこと愛聴しているバンドの曲が聴けるなんてびっくりで嬉しいし、何より本人たちが喜んでるコメントもとても良いな、と。タイアップは時に諸刃の剣に成り得るというのは新人ミュージ

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2021年の見通し #note書き初め

2021年の見通し #note書き初め

もう年明けて4本くらい更新してるのだけど、2021年の見通しを書き留めたい。目標とか立てるの苦手なので、なんとなくこんな感じになれば、みたいな見通し。27歳にもなったことですし、今日が区切り良いかと思いまして。

とりあえずまずは1年間ほったらかしにしてた仕事依頼のタブもようやく更新しました。[実績]を年末に2つ積めたのでひと安心です。Real Soundで毎月2,3本書き、時にバズろうとも意外と

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