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中国で注目されている2つの教育概念とは? | 中国スタートアップ

中国で注目されている2つの教育概念とは? | 中国スタートアップ

オンライン教育プラットフォームの氪涵教育は、エンジェルラウンドで数億円の資金調達を行ったことを発表した。

氪涵教育を運営する上海氪涵教育科技有限公司は、2018年12月に設立されたばかりの会社である。

氪涵教育は、教師と生徒1対1のオンライン授業を提供する。生徒の学習進捗状況はAIによって評価され、カリキュラムはどんどん最適化されていく。

現在は小学生〜中学1年生を対象としているが、調達した

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1ヶ月間の教育関連企業の資金調達額は累計で216億円!注目されているSTEAM教育とは? | 中国スタートアップ

1ヶ月間の教育関連企業の資金調達額は累計で216億円!注目されているSTEAM教育とは? | 中国スタートアップ

2019年5月の1ヶ月間、中国教育業界では33社が資金調達を行った。累計の資金調達額は約216億円(13.85億元)であった。

最大の調達金額は、AIを使った教育スマートフォンアプリ『作业盒子』を提供している北京知识印象科技有限公司が行った、163億円だった。

ラウンド別で見ると、シリーズPreAまでが22件あり、全体の60%を占めている。

金額別で見ると数億円規模が1番多い結果となった。『

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2020年には6兆円の市場規模に!子供向けデジタルコンテンツ報告書発表 | 中国スタートアップ

2020年には6兆円の市場規模に!子供向けデジタルコンテンツ報告書発表 | 中国スタートアップ

北京で開催されたカンファレンスで、中国における子供向けデジタルコンテンツ産業の報告書の内容が発表された。

子供向けデジタルコンテンツの市場規模は年々増加しており、2018年には前年比21%増の約3兆7,000万円(2,378億元)にまで達した。

今度も成長が見込まれており、2020年には約6兆円(3,889億元)に達すると予想されている。

2018年12月末時点で、子供向けコンテンツを提供し

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AI×教育ベンチャーが163億円を調達、ユニコーンへ | 中国スタートアップ

AI×教育ベンチャーが163億円を調達、ユニコーンへ | 中国スタートアップ

作业盒子を運営する北京知识印象科技有限公司は、シリーズDで約163億円(1億5000万ドル)の資金調達を完了させた。今回の資金調達により評価額は10億ドルを超え、ユニコーンとなった。リードインベスターはアリババが務めた。

北京知识印象科技有限公司は2014年に北京で設立され、AIを使った教育スマートフォンアプリ『作业盒子』を提供している。

作业盒子は小学生の学習をサポートするサービスだ。作业盒

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ソフトバンクが出資する宿題お助けアプリとは | 中国スタートアップ

ソフトバンクが出資する宿題お助けアプリとは | 中国スタートアップ

ソフトバンクの決算説明会プレゼン資料を見ていたら、ビジョンファンドの出資先企業の中に気になる中国語"作业帮"を発見しました。

作业は宿題、帮は助けるという意味です。ソフトバンクがただの宿題お助けサービスに出資するわけないよな...?と思い、今回は作业帮について調べてみます。

作业帮は2015年に設立された北京の会社によって運営されています。2015年に金額は公表されていませんがシリーズAでの調

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