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今に生きる古代エジプト〜「ファラオの黄金パレード」ミイラの引っ越しスペクタクルに感動!

こんばんは!本日もおつかれさまです。

ベリーダンサーのShala(シャーラ)です。

5/22(土)神楽坂セッションハウスでの公演「ENTER HEAVEN」に向けて稽古とリハーサルを重ねています。

このところ最も感動した出来事は、一週間ほど前にカイロで行われた、古代エジプトのファラオや王妃たちのミイラ22体の引っ越しパレードでした。

大学で私は、「死んだ後、人はどうなるのか。」という問いに答えを与えた宗教として、エジプトの神々への信仰が熱狂的に古代ヨーロッパ世界に広まっていく様子を研究テーマに選んだのですが、その古代エジプトが現代に蘇るさまに魅了され、何度も映像を見てしまいました。

一糸乱れぬ生演奏によるパフォーマンス

コスチュームも照明も美しいですね。ラピスラズリを思わせるロイヤルブルー、壁画からそのまま出てきたような二輪戦車(いわゆるチャリオット!)など、動いているところを見られるなんて夢のようです!車両一台ごとにそれぞれの王たちの名前が刻まれているのも!

たとえ3000年以上が過ぎ去ろうと、ファラオたちがその威厳にふさわしい敬意を受けていることに感動します。存命中、3000年後にもこのような行進をするとは夢にも思わなかったのでは。

ロングバージョン

魂のユニークさというものを感じずにはいられません。永遠を願ったファラオの魂にふさわしい華やかなパレードですが、ファラオたちロイヤルファミリーのミイラの移送を、ここまで大規模なスペクタクルに昇華させるエジプトという国、そしてエジプトの方々にとって、古代エジプトは最大の誇りであり、遺産なのですね。

ふと、こうした古代からの遺産を日本に置き換えたらどのようなイメージになるだろうと考えてみたところ、3000年前とまでは行かないものの、伊勢神宮の式年遷宮のセレモニーの厳かな絵図が浮かびました。

今回のパレードもまた賛否両論あるかもしれませんが、私にとっては、普段はすっかり忘れているけれどもどこかに眠っている、何か魂の記憶が呼び覚される思いでした。きっとまた繰り返し見てしまうことでしょう。それが喜びなのです。

それではまた!!元気にお過ごしくださいますよう!

古代エジプト王のミイラ22体が引っ越しのパレード、一方で遺体の展示には倫理的な議論も





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