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何の執着も持たずに生まれて来ました。


少なくとも、手に1つ、首から下げた1つ、そして顔をぐるりと撫でるように1つと、常に大切に装備していた3つのおしゃぶりをかなぐり捨てた3歳のあの日から、物への執着は一切無くなったように思います。

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競争にも興味が無かった。
比較して争うのが苦手で、運動会ではコーナーで後ろから来た子に1度止まってレーンを譲る。

(˙-˙  ).。oO(あ、お先にどうぞ、、。)

玉入れでは開始の笛と共に、渡された2つの玉をぽーんと後ろに投げて、後は行く末をただぼぅっと見守っていた。

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(顔、、、🤣🤣🤣!!)


人への執着心も薄い。
仲が良かった子がイジメを受け、味方をしていたら自分の番になった。
ごめんねごめんねと泣きながら、今度はわたしをイジメる側に回った友達を「いいよ。」と見送った。
見かねた母が救いの手を差し伸べてくれたが、

「いじめる人達と居るくらいなら、
1人でいた方がマシだ!!」

そう宣言して振り払ったのが小学1年生。

本当に全員に無視されても何とも思わなかった。
それからすっかり1人が上手になり、
意気揚々と音読大会に励んでいた、、( '-' )
そんな幼少期( '-' )
でも、いつでも歌が好きだった( ¨̮ )


生きる中で、持つべきだと必然的に身についた執着が、やはり意味が無い事だと経験に教えられてきた事によって、より、更に、、無くなっていった。


でも、いつでも歌が好きだった( ¨̮ )




共働きの家庭で、遊び場は父の会社の倉庫。
元々カラオケBOXだった倉庫には、2階に一室だけ歌える部屋が残っていて、怖いのを我慢してそこでセーラームーンを歌っていた。
そこにはCDが100枚も入る、JUKE BOXのようなCDコンポがあり、いつも好きな番号を打ち込んで爆音で新しい曲を聞いていた。



それでも尚、大好きな歌にすら、しがみついて誰かに勝ちたいとか、そんな事を思えない自分がいる。
ただ歌が好き。
ただ、今を歌いたい。それだけ。
ずっと変わらずそれだけ。


物語が好き。
人の描く、生々しく目を逸らしたくなるような現実も、夢のようなハッピーエンドも、空想も、全て好き。
それを彩ることの出来る歌が歌えたらいい。
ずっとそれだけ。音になりたい💭



そんな幼少期の自分が、音楽と出会って、沢山の人と出会って、人生を歩んでいくお話……😌🤭❤️  




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