Java SE 11 Programmer I 合格までの道
はじめに
こんにちは、今年8月25日に無事試験に合格できた新卒社員です。
私はJava言語自体は入社してから研修を通して学んだのですが、入社前からゲーム系の専門学校でC/C++のプログラミング言語をそこそこやっていました。
それが何なのかというと、これは専門学校の先生にも言われたことですが一つのプログラミング言語を極めれば他の言語も大体分かるようになるからです。
なので完全にプログラミング初心者向けの話とは言えませんが、少しでも参考になれば幸いです。
Java SE 11 Programmer Iを取るまでの過程
(以降「Java試験」と呼称)
入社したての頃、私は研修を通してJavaに対する理解を深める過程でC/C++の知識がほとんど当てはまって、楽勝じゃないかとJava試験を甘く見ていました。
ですが、実際に問題集にある模擬試験を解くと80問中40点という丁度半分程度の実力であることが判明し、絶望しました。
合格ラインは63%、つまり50問以上正解すればよいので最低でもあと10問正解しなければいけないわけです。
ここまで読まれた方は「なんだ余裕そうじゃないか、何を絶望する必要があるんだ?」と思うことでしょう。
私が絶望した理由は簡単です……家ではほぼ勉強できない人間なので、勉強時間を十分に確保できないからです。
実際、試験日前日にやった模擬試験では44問しか正解できませんでした。
しかし、そんな人間でも合格することができました!
なのでこれから話す私の勉強方法や勉強時間は合格するための最低水準に近いと思います。
どう勉強してきたのか?
まず、Javaの基本的なところは研修の大体64時間を通して大体は理解していました。なので研修が終わってからはJava試験対策の問題集で問題を解くことだけをしていました。
解いた中で間違えた問題は解説を読んでどういう理屈で間違いなのかを確認して覚え、次に解くときに同じ間違いをしないようにしました。
どういう問題で点数を落としていたのか?
Javaのライブラリ(API)の仕様が問われる問題
問題を通して覚えていきましょう。
処理の組み合わせによってどういう結果になるかの絶妙な知識が必要になる問題
問題を通して覚えていきましょう。
研修でやらなかった範囲の問題
関数型インターフェイス(ラムダ式)
基本となるメソッドの作り方やinterfaceの仕様を抑えてから理解を試みましょう。
モジュールシステム
業務では全くと言っていいほど使わないので勉強しなくても大丈夫な部類です。
Javaシルバーを取るために会社で利用したこと
教材や問題集を借りること
先ほど問題集を解いていたと説明しましたが、その問題集は会社から借りたものでした。
もくもく会への参加
もくもく会というのは、自習形式でJavaや他の資格を取るための勉強をしたり、別のプログラミング言語を勉強したりなどを他の参加者の方とできる場で、分からないところを他の参加者に聞いて教えていただいたりできます。
月に3回の時もあれば5回の時もあります。
私は主に自分自身がさぼらない為に利用していました。
総勉強時間
ほとんど仕事終わりのもくもく会を利用した19時〜21時の2時間だけで、あとはごくたまに自宅で勉強をしたりしていました。
合格までにかけた時間は、最低でも約20時間です。
先ほども言ったように家だと勉強ほぼ勉強ができず、動画を見たりゲームをしたりと中々自分からやる気を出しての勉強時間を捻出が出来なかったので、他の方と一緒に勉強できるもくもく会の存在にはとても助けられました。
結論
短い時間であっても定期的に勉強をする時間を確保しておくことが大事です。
そして、ある程度Javaの理解が深まったなら問題集を信じて時間を投資しましょう。
ライブラリなんて全部覚えてられるか! 覚えられたら便利ですが時間もかかりますし、問題集に出てくるものをとりあえず覚えておくだけでもJavaシルバーは取れます!
そして、最後は自分がやってきたことを信じて試験に臨みましょう!
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