本日18時より開催!地方を変えるのは「よそ者、若者、バカモノ」
本日18時からの社長onlineTV、ゲストの小田島春樹氏について、簡単にご説明します。
地方に新たな動きを起こすのは「よそ者、若者、バカモノ」と言われています。その場所ではもはや常識と化していることをおかしいと思い、変えようとするのは外から来た「よそ者」です。
新しいことを起こすのに必要なのは、変化することに柔軟で、また新しいことを始めるために必要なエネルギーを持ち合わせている「若者」です。
今までになかったまったく新しいものを生み出すのは、これまでの常識に囚われない「バカモノ」です。馬鹿じゃないかと言われてもやる、そんな人が新しいものをつくっていきます。
本日18時からの社長onlineTVに登壇する、有限会社ゑびやの代表取締役、小田島春樹氏は、まさにこの3つの条件を満たす人物です。
北海道出身の小田島氏は、東京のIT企業に勤務していました。妻の実家である伊勢神宮の前で営業している食堂、ゑびやの経営に参画したのは8年前。
その頃のゑびやは、手切りの食券とそろばんを使用していました。小田島氏曰く「田舎の観光地の店」”よそ者”の小田島氏は、旧態依然とした経営の改革に乗り出します。
しかし、小田島氏が、これまでの経験を活かして食堂の経営にデータを活用すると言ったとき、協力的な人はいませんでした。良い悪いを判断する以前に、やろうとすることを誰も理解できなかったと言ったほうが正しいでしょう。
これまでのやり方がよい、変化を望まない従業員は辞めていきました。食堂でありながら料理人がいなくなってしまうなど、苦しいときも経験しています。
よそ者のよいところは、その場に長くいることで生まれる「しがらみ」がないことです。
納入業者とのあり方を見直し、よりよいものを卸してくれる先に変更するなど、現在34歳と若い小田島氏は、様々な改革を1つずつ成し遂げていきました。
AIとビッグデータを活用し、店前の通行者数、来店数、POSデータ、売上などを測り、分析。これらの情報や気象データなどを組み合わせ、来客予測を行うようにしました。
ゑびや大食堂の2019年年間の平均予測的中率は、95.7%と高くなっています。高い来客予測により、食材の発注量の検討やシフト作成に活用でき、より効率的な経営が可能となります。
売上はそれまでの5倍の5億円、利益率は10倍に増えました。しかも従業員数44名(2019年12月現在)は、8年前からそれほど増えていないといいます。従業員1人あたりの給与は5万円上がりました。
「バカモノ」が続けた改革は、今大きく成果を生み出しています。
小田島氏の話を直接聞くことができ、質問も可能な社長onlineTVは、本日18時より開催です。
社長onlineTVの視聴には、社長onlineへのご登録が必要です
セミナー等の割引が受けられるお得なプレミアムプランについてはこちら。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?