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結局また、おれはリーバイスを買う

リーバイスが好きである。

とはいえ、別にマニアというほどでもない。古着とか買わないしビンテージ物が欲しいわけでもない。ダメージドもない。ただ機能的で便利なのだ。

リーバイスのいいところはいろいろあるが、当然のように丈夫で長持ち、丈詰めがいらない、というところに尽きる。

いやもちろん他のジーンズでもそうなのかもしれないし、他のが好きな人はそれでいいと思う。おれもディーゼルとか買ってみたこともあるし。

それでも結局リーバイスに戻ってしまうのは、なにより安くて手軽だからだ。

もしもリーバイスとディーゼルのジーンズに全く価格差がなかったら、半分くらいはディーゼルを買ったかもしれないが、ディーゼルはいかんせん高いし、高さに見合う着こなしが自分にできると思うほどおれは自信家じゃないから、誰が履いても無難に見えるリーバイスでいい。

もうひとつリーバイスのいいところは、一度履いてしまうと、二本目からはよほど体型が変わらない限り試着しなくていいところだ。

足の長さとウェストのペアでだいたい買えるし、足の長さなんか生涯を通じてそうかわりはしないから、足の長さが何インチかわかっていれば、あとはダイエットの進捗状況にあわせてウェストを変えていけばいい。

男の買い物の中でボトムが一番面倒だと思っているのは、だいたいのボトムは、かならずお直しが必要になるから。

なかにはスーツのスラックスなど、最初からお直しをする前提の商品さえある。

しかし待って欲しい。

ボトムの長さが変化するということは、デザイン全体が厳しい制約を設けられるということでもある。

たとえばだけど、縦の長さが極端に違うスマートフォンがあるとして、それ用に作られていないアプリが使いやすいわけがない。もちろん美しくもない。

なぜPCと家庭用ゲーム機はスペックがほとんど同じ(下手をすればハイエンドPCの方が高い)なのにも関わらず、家庭用ゲーム機のゲームの方が凄いかといえば、再生環境が固定されることでチューニングできるというメリットがあるからだ。

ボトムのデザインも同じで、どうしても「お直し」が前提のデザインでは、バランスをとることが難しくなり、結果的にバランスをとることを諦めることになる。

しかし、リーバイスのようにウエストと足の長さをバリエーションとして揃えておけば、それぞれの形ごとに細かくデザインの微調整ができる。ここが実はさりげなくも大きいポイントで、だから一流のスーツというのは基本的に体型にあわせたオーダーメイドになるのである。

しかし普段着をオーダーメイドするのはやはり高すぎる。

したがって、最初から自分の体型にできるだけ合ってデザインが微調整されたジーンズを選ぼうとすると、選択肢は必然的に狭まってしまうのだ。

EDWINでもいいのだが、EDWINは股下の長さが固定だ。

リーバイスは人種の坩堝であるアメリカ合衆国で生まれただけあって、ウエストにあわせて股下の長さが調整されている。

さりげないのだが、こういうところが好きなのである。

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他のブランドでもできるのかもしれないが、ちょっとみた限りではよくわからなかった。日本だと、体型がだいたいみんな似たような物だから長さが選べないのかな?



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