コカ・コーラ下請のシグマグループで正社員の倉庫業務への不当配転とパート・アルバイトの雇い止め・シフト減らしが発生しています。

　シグマベンディングサービスの浦和営業所にて、正社員をルートセールス業務から倉庫業務へと不当に異動させる業務命令が出ました。

　それに伴って、元々倉庫業務を担っていたパート・アルバイトの従業員の雇い止め・シフト減らしが発生しています。

　会社は、倉庫業務のパート・アルバイトの従業員に対して翌月からの出勤日数を削る、月末に突然「翌月から別業務、時間に移って下さい。異動が無理なら契約できません」等と、不当な行動をとっています。

　実際に勤務時間の変更が生活時間帯にあわず辞めざるをえなかった人もいます。

　これは、会社が今回の配置転換に正当性を持たせるために（倉庫で人が余らないようにするため）、会社に対して声をあげづらいパート・アルバイトの従業員を狙って行った許し難いものです。

　現状では次のパート・アルバイトの雇用先を探すのは難しいということは会社も理解しているはずです。

　それでも今回のようなシフト減らし、雇い止めを強行したことは、会社がパート・アルバイトの従業員を軽視してことの現れだと思います。

　そして、根本的には他の従業員を含めた全労働者を軽視する考え方があることがうかがえます。

　本気で労働者の環境改善を考えているのであれば、パート・アルバイトの方々の力は必要不可欠です。

　パート・アルバイトだから会社から多少理不尽な扱いを受けてもしょうがないと思ったり、一人ではどうしたらいいかわからなかったりする人も多いでしょう。

　けれど、同じ労働者として声をあげている仲間がちゃんといます。

　そうした仲間たちと協力し、会社の労働者を軽視する今回の不当な配置転換を撤回させることで、パート・アルバイトの方も含む労働者全体の労働条件改善のために行動していきたいと思います。

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