総合サポートユニオンの新型コロナ関連での団体交渉の成果が出ています

 総合サポートユニオンでは、新型コロナ関連の労働相談から組合に加盟し、会社に申し入れているケースが増えてきました。

 職場の感染リスクがあるのに対応してもらえない、休業手当が6割では少なくて生活できない、子どもの休校の手当がでない、解雇されたなど様々なケースがありますが、ユニオンの団体交渉ですぐに解決する事案もたくさんあります。

現時点で出ている成果は次の通りです。

サイゼリヤ:4月から保育園休園等の際の休業につき国の助成金を使って特別有給休暇を付与(金額は争いアリ)
日本保育サービス:コロナ休業の際の賃金10割保障に
草加せんべい製造会社:コロナ解雇を撤回
大手百貨店内の化粧品会社:コロナ休業の際の賃金を10割保障に
自販機のシグマグループ:朝礼後の20人での「唱和」を中止へ
都内認可保育園:コロナでシフト削減分は在宅勤務扱いに

ユニオンでの成果がメディアでも取り上げられました!

2020年4月23日の東京新聞で、総合サポートユニオンの執行委員・坂倉昇平のインタビューとユニオンでの交渉事案が取り上げられました。(「休業手当を巡り、従業員が声を上げている例」の表に上がっている3件)

東京新聞 2020年4月23日 朝刊 <コロナ緊急事態>非正規窮状、声上げる 休業手当 組合で勝ち取る
(記事より)「非正規社員については最初から手当支給や助成金申請しない企業も多い。働く側が権利を主張することは重要だ」。非正規を支援する総合サポートユニオンの坂倉昇平さんは言う。

仕方がないとあきらめず、ユニオンにご相談ください

新型コロナが原因の労働問題ですから、会社に責任がないように思えてしまうかもしえれませんが、そんなことはありません。

いくら大変な中でも、雇用主は労働者を守る義務があります。

そして、実際に上記のようにほとんどの会社が組合の要求に応じています。

みなさん、仕方がないとあきらめず、ユニオンにご相談ください。


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