【12/19(日)14時〜@新宿】「保育は“9000円”じゃ良くならない!デモ 〜保育に正当な評価を!〜」を開催します!
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【12/19(日)14時〜@新宿】「保育は“9000円”じゃ良くならない!デモ 〜保育に正当な評価を!〜」を開催します!

総合サポートユニオン

 私たち介護・保育ユニオンは、12月19日(日)14時に新宿中央公園水の広場に集合し、「保育は“9000円”じゃ良くならない!デモ 〜保育に正当な評価を!〜」を開催します!

 保育士たちが悲鳴をあげています。

 最低限の人数の職員配置で、子どもたちの安全を守るため、一人で大勢の子どもたちをみながら、ほとんど休まずに長時間働いています。ただでさえ少ない人件費分の運営費から、経営者に「中抜き」をされ、賃金はとても生活を続けられる金額ではありません。離職者や保育業界をあきらめる同僚が相次ぎ、劣悪な労働条件と保育士不足の悪循環が続いています。

 岸田内閣は、保育士の処遇改善として9000円の上乗せを目指しているそうです。それだけで保育園の問題は解決されるのでしょうか。私たちはそうは思いません。

 私たちは今回のデモで、保育園の労働環境の根本的な改善を国・自治体・経営者に訴えます。子どもたちに安全な保育を行い、職員たちが働き続けられる処遇改善をするために、特に次の3つを求めます。

① 委託費の使い道にルールを作ること
② 人員配置の基準を引き上げること
③ (①・②とセットで)公定価格を引き上げること

 ① 委託費の使い道にルールをつくること

 民間で運営される認可保育所には、行政から保育園を運営するための費用として「委託費」が支払われています。元々は、委託費のうち「人件費分は人件費に」というように、使途に制限がかかっていました。しかし、2000年にこの制限が取り払われ、使途は経営者の裁量で決められるようになりました。そのため、委託費のうち8割程度を占める人件費分全てを人件費に使わず、4、5割だったり、さらには、2、3割しか使っていないところもあり、保育士の低賃金の原因となっています。
 また規制緩和によって、委託費は株の配当にも使えるようになってしまっています。委託費は税金が主な原資ですが、これを保育士の賃金に使わずに、株主の利益のために使ってしまうということが合法的にできてしまうのが現状です。  
 今回上乗せされる「9000円」も、事業者に入るお金が上がるということのようです。その金額をどのように労働者に支払うかは、経営者が決められるので、そもそも「9000円」の上乗せ分が労働者の賃金に反映されるかはわからない状況です。
 今回、委託費の規制がないままに、ただ事業者に入るお金を増やすだけでは、「事業者は潤うけど、現場の労働者には行き渡らない」ということが結局起きてしまうのではないかという懸念があります。
 この委託費の使い道に、賃金として支払う最低限の基準をつくるなど、ルールを作るよう私たちは求めます。

② 人員配置の基準を引き上げること

 保育園の運営にあたって、「○歳児の子ども○人に保育士○人」というように、人員配置の最低基準が設けられています。しかし、この配置基準がとても低いもので、ギリギリの人員配置で設定されています。実際、この配置基準の人員では安全な保育はできないとして、配置基準よりも手厚い人員にしている園もあります。
 しかし、委託費はこのギリギリの配置基準を元に計算されています。そのため、「保育の質」を保とうと手厚い人員で運営している園ほど経営は苦しくなってしまいます。今回上乗せされるという「9000円」も、配置基準の人員分で計算されて事業者に入るので、人員配置が手厚い保育園ほと「9000円」の賃上げを労働者の賃金に反映させるのは難しくなってしまいます。
 安心・安全な保育のために、人員配置の基準の上乗せを私たちは求めます。

③ (①・②とセットで)公定価格を引き上げること

 行政から事業者に支払われる委託費は、公定価格を元に計算されます。今回岸田政権が目指している「9000円の上乗せ」というのは、この公定価格の引き上げを通じて行われます。保育園の運営を余裕を持って行うためにも、公定価格の引き上げ自体は必要なことです。
 ただ、①、②で見てきたように、委託費の使途に制限がかかっていなかったり、ギリギリな配置基準のまま公定価格を上げるだけでは、保育や労働者の賃金にお金を使わずに、利益追求を優先する事業者ほど潤って、現場の労働者にはお金は行き渡らず、また手厚い人員で運営している良心的な事業者ほど苦しい思いをするだけになってしまいます。
 ①委託費の使い道にルールを作ることと、②人員配置の基準を上乗せすることとセットで公定価格を上げることを、私たちは求めます。

 保育園で働くみなさん、保護者のみなさん、保育に関心のあるみなさん、ケアワーカー、エッセンシャルワーカーのみなさん、お気軽にご参加ください。

【集合】
12月19日(日) 14:00 新宿中央公園 水の広場
(JR・小田急線・京王線 新宿駅から徒歩約10分、東京メトロ丸の内線 西新宿駅から徒歩約5分、都営大江戸線 都庁前駅から徒歩1分)
https://parks.prfj.or.jp/shinjuku/map/

【デモコース】
新宿中央公園水の広場から柏木公園まで
1時間ほどかけて新宿の繁華街を抜けて行います。

14:00 新宿中央公園 水の広場集合
14:15 デモスタート
15:30 デモ終了予定

デモルート


【参加方法】
 完全自由参加のデモです。(申し込み不要・匿名参加可能。名前を提出する必要はありません。出入り自由です。)
 また、マスクの着用と事前の検温・消毒をお願いしています(デモ参加にあたりスタッフが対応します)。
 当日はソーシャルディスタンスを保ってデモを行います。
 なお、デモの様子は撮影し公開する場合がありますのでご了承ください。顔を写してほしくないという方は、プラカード等で顔を隠すなどの対応をお願いしています。

◆参加にあたっての不明点等につきましては、下記までご連絡ください。
介護・保育ユニオン(総合サポートユニオン介護・保育支部)
TEL:03-6804-8444
E-mail:contact@kaigohoiku-u.com

◆インターン募集中

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◆寄付のお願い

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[みずほ銀行での振り込み]
みずほ銀行 北沢支店
普通預金 3024622
口座名義 総合サポートユニオン

[ゆうちょ銀行での振り込み]
(a)郵便局で振込用紙を使って納入する場合
  郵便振替口座:00150-8-765273 口座名義:総合サポートユニオン
(b)銀行などから振り込む場合
  ゆうちょ銀行 預金種目:当座預金 店名:〇一九店(ゼロイチキユウ店) 口座番号 0765273

※通信欄または振込者氏名欄に寄付である旨を記載いただけますようお願いいたします。
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