ジャパンビバレッジで働くみなさん、今回の急なユニオンショップ協定の話をどう感じますか?

 私たちは自販機産業ユニオン(総合サポートユニオン自販機産業支部)です。

 ジャパンビバレッジで働くみなさん、今回の急なユニオンショップ協定の話をどう感じますか?

 昨年、社内組合のJB労組ができたのは皆さんご存じだと思います。数十年間、ブラック企業を放置しておいて、このタイミングでの組合結成は、ユニオン対策のように私たちには見えました。それでも私たちはJB労組に連携を呼びかけましたが、応じてもらえませんでした。私たちが春闘賃上げ交渉を始めると、いきなり割り込んできて、賃上げはJB労組の成果だと宣伝することもありました。こうしたやり方に私たちは疑問もありましたが、私たちは同じ会社で働く仲間が(心から望んでではないとしても)加入するJB労組を批判することは避けてきました。

 しかし、今回のJB労組と経営陣のやり方は許せません。私たちと共に働くJBの従業員に、労組加入を強制することには納得がいきません。労働組合への加入は自由でなくてはいけません。組合に入らないと解雇すると言って組合に入れるのはおかしいです。

 私たちは、これまで少数ながら、会社と交渉し、時には情報宣伝やストライキを行い、従業員全員の未払残業代を取り返し、固定残業代を超えた分については毎月支払うようにさせ、以前よりは労働時間を短くさせるなど成果をあげてきました。それでも、私たちは従業員に組合加入を強制しようと考えたこともありません。私たちは、組合活動は自由意思にもとづくものでなければならないと考えているからです。

  私たちは今後、
・ユニオンショップ協定の廃止
・自販機産業ユニオン加入者の労働条件の改善
・来年度以降の賃上げ
 を獲得目標として交渉、行動していきます。

 私たちとともに、ユニオンショップ協定の破棄と労働条件の改善を訴えていきませんか。

 私たちは前回の団体交渉で人員の補充や、組合員以外の労働時間の削減を訴えましたが、組合員以外のことは議論しないと会社は主張しています。なので、JB全体の労働条件の改善のためには、今よりも多くの方にユニオンに加入してもらうことが必要です。 

 また、一度社内労組に加入しても、自販機産業ユニオンに加入することもできます(すでに、社内労組をやめてユニオンに加入した方もいます)。ユニオンに加入すれば、会社との団体交渉に参加して労働環境の改善を直接経営陣に訴えることもできます。

 ユニオンショップ協定を結ばれてしまった以上は、それが破棄されるまでの間、どちらかの労働組合に加入する必要があります。私たち自販機産業ユニオンは、加入・脱退自由の民主的な労働組合です。ぜひ自販機産業ユニオンへの加入をご検討ください。

 まずはお気軽にお問い合わせください。秘密厳守で対応します。

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自販機産業ユニオン(総合サポートユニオン自販機産業支部)
東京都世田谷区北沢4-17-15 ローゼンハイム下北沢201号室
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TEL:03-6804-8444 FAX:03-6740-1690 メール:info@sougou-u.jp
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