大蔵屋商事で賃下げの可能性???〜 安易に契約改定に合意しないよう気を付けてください!!!〜

大蔵屋商事で働く皆さん、

 来年4月から中小企業にも「働き方改革」が適用され、残業時間の上限規制(原則45時間まで、月平均80時間を超えない範囲で6か月に限り100時間までの例外)が適用されます。

○会社が損をしないために賃下げをする可能性があります
 ご承知の通り大蔵屋商事の固定残業代は90時間以上の時間外賃金が割り振られています。

 会社は、原則45時間(月平均80時間)までしか残業をさせられないのであれば固定残業時間を90時間より減らし、固定残業代を減らすはずです。

 もちろん基本給を多少引き上げると思われますが、基本給の引き上げ幅より固定残業代の引き下げ幅が大きければ、総支給額が減ってしまいます。私たちにとって不利益な変更になる可能性もあるのです。

 実際、会社は団体交渉の中で以下のような実質的に賃下げにあたる賃金改定案を出しており、予断を許さない状況になっています。現在、賃下げを阻止すべく、私たちは交渉を続けています。

○会社側から組合へ提示された賃金案
・現在の基本給を一律3万円アップする代わり、固定残業代を約90時間分から40時間分にまで減額し、超過分については実労働時間に対する法定の割増賃金を支給するというものでした。

 これでは、総支給額が今より下がってしまう可能性があります。

例)【基本給185,000円+固定残115,000円=総支給300,000円】だった人の場合、上記の通りになれば、【基本給215,000円+固定残62,500円=総支給277,500円】となります。

 ただでさえ、消費税が増税したにも関わらず、給料を下げられてしまっては生活がなりたちません。もちろん長時間残業すれば、今と同じ程度の手取り額を得られるかもしれませんが、それではいつまで経っても労働環境は改善しません。

○組合から会社側に提示した賃金案
・今年度の基本給部分+固定残業代をあわせたものを来年度の基本給とし、所定労働時間を超えた分については実労働時間に対する法定で定められた割増賃金を支給すること
・どうしても固定残業代を残したいのであれば、総支給額が下がらないような形での交渉には応じる
というものです。
 そもそも、大蔵屋商事の固定残業代制度は、96時間もの超長時間残業を前提としていて、もともとその超過分さえも支払っていない運用であり、無効なものです。ですから、固定残業代と称して支払っている手当を基本給部分に組み込むことは当然のことなのです。

 そのうえで、私たちは、会社との交渉次第で固定残業代制度を残したいということであれば、ある程度話し合う余地があると譲歩の意思も伝えているのです。

○賃金案について会社側は団体交渉でこんなことを言っています
・組合の提示している給料案と会社側が組合員に対して提示している給料案は差が大きすぎて、これが協議によって埋まるとは到底考えられないので協議する必要なし
・全体の賃金改定案を検討しているところで何も発表できない
・来期が始まる3月からの賃金改定はしない
・総支給が下がらないとは断言できない
・いつから改定をするかもいつまでに決めるかも何も決まってない
・発表できるものができたら組合と慎重に余裕をもって協議する

 私たちは、従業員の総支給額が下がらないようにと、消費税増税分は支給額を上げようと訴えているのに、協議する必要がないと言われました。会社側は私たち従業員の給料を下げたいということでしょうか!?なぜ、総支給が下がらないようにすると断言できないのでしょうか!?

 もちろんこれは組合員だけの話ではありません。組合員に対して労働条件で差別や不利益な取り扱いをしてはいけないという法律がありますので、適用されるとしたら従業員全体の話になります。

 もし賃下げをするのであれば、今まで残業代も支払われず、長時間労働で苦しんできた従業員に対して余りにも酷い仕打ちです!

 私たちは総支給が下がるような賃金案には断固として反対します!

○賃金改定に合意しないで組合に相談を!
 雇用契約は、労働者と会社との両者の合意で決まるものですので、一方にとって不利益となる変更を、他方の合意なしに改定することはできません。

 つまり、今回大蔵屋商事で予想される賃金改定でも、みなさんが合意しさえしなければ、会社は勝手に契約を変えられないのです。もし、会社から賃金改定の提案があったら、安易に合意やサインをしないようにしてください。賃金改定後の賃金を自分でしっかりと計算してみて、判断してください。

 それが不利益な変更になる可能性があると思ったら、私たち自販機産業ユニオンにご相談ください。

 私たちと一緒に職場環境の改善、維持のために声をあげませんか? いつでも連絡をお待ちしています!

 大蔵屋商事で働く皆さん、自販機業界で働く皆さん、ぜひ私たちと一緒に自販機業界に蔓延る長時間労働・残業代不払い・業務量過多といった問題を改善していきましょう。まずはお気軽にお問い合わせください。秘密厳守で対応します。

*********************************
自販機産業ユニオン(総合サポートユニオン自販機産業支部)
東京都世田谷区北沢4-17-15 ローゼンハイム下北沢201号室
twitter:@vendor_union
TEL:03-6804-8444 FAX:03-6740-1690 メール:info@sougou-u.jp
*********************************




この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

総合サポートユニオンの活動を応援してくれる方は、少額でもサポートをしていただけると大変励みになります。いただいたサポートは全額、ブラック企業を是正するための活動をはじめ、「普通に暮らせる社会」を実現するための取り組みに活用させていただきます。

嬉しいです!今後の情報発信にもご期待ください!
8
総合サポートユニオンは、働く人の権利が守られる社会、ブラック企業によって若者が使い潰されることのない社会を目指して結成された労働組合です。総合サポートユニオンが行なっている団体交渉についての情報や、働く人にとって役立つ情報を発信していきます!http://sougou-u.jp/