見出し画像

POST13『こだわりの話』

こちらのラジオの書き起こしです。通勤通学中に音声で聞きたい方は下記リンク先から

https://note.mu/sg_post/n/n0d0b65d710b2

ーーーーー☆ーーーーー☆ーーーーー

〇それぞれのこだわり

井上:今日のテーマは、前回最後に話した通り"こだわり"の話です。

坂野:あー、そんな話もしてましたね。

井上:僕は、横断歩道で白線を踏んだ回数が気になるって話をしてたんですけど、前回はそれですごい盛り上がりましたね。

坂野:わかる。もう横断歩道の白いラインは絶対偶数にしといて欲しい。

井上:めっちゃわかる(笑)

坂野:右で踏んだら最後は左で終わって出たいから!
精神衛生上、奇数は良くないからね!

井上:そういうこだわりを子ども達も持ってると思うんですが、達成できなかった時に子どもによっては泣いてしまったりして、親からすると何で泣いてるのかわからない時があると思うんですけど、僕もそう思わせてる側の人間だったなって。

坂野:僕もそうやったな。

井上:そういう変なこだわりを、いくつか喋ろうと思ってこのテーマにしました。

坂野:なるほど。めっちゃいいテーマですね。

井上:何かありますか?例えば、お風呂入るときに頭から洗わないと気持ち悪いとかよく聞きますけど。

坂野:もうあれは、下から洗ったら頭から流れてきた油をもう一回かぶることになるから!僕は必ず頭から洗います。

井上:僕も頭から洗うなあ。
あと、なんか並べ始めると最後まで並べないと気持ち悪いっていうのはあります。
例えばスーパーとかアルバイトしてる時に、缶を並べ始めたら途中でやめるのがすごく気持ち悪い。自分が、ここって思ったところまでやりたいですね。


〇こだわるのがしんどい?

坂野:あー、それで言ったら僕は散らかってないと嫌です。

井上:そうなんや。散らかし方にルールはあるんですか?

坂野:無い!ルール無く無秩序に並んでないと嫌です。
一回ルールを作っちゃうと、そうじゃないと苦しくなってしまうので。

井上:自分の中にルールを作って想像してしまうと、それを最後までやりたくなるから「想像しない」っていう方法で自分を守ってるんですね。

坂野:そうですね。逃げ場を作ってます。

井上:どうしてもここまでやりたいと思ってると、無理だった時にしんどいから、そういうルールを決めないようにするっていうのは僕もしてますね。

坂野:だから部屋とかも、髪の毛が落ちてないとダメ。
「髪の毛をなくしたい」「全部掃除したい」って思うと、その事しか考えられなくてしんどいから
もう「程よく髪の毛落ちててもいいや」って思うようになりました。

井上:そうなんですね。
僕は掃除に関しては、逆にルールに従ってする方が楽です。
お風呂掃除する時なんかは動きが決まってるし、そういう日常的に何回もやることは結構そうかも。

坂野:僕、お風呂掃除に関してはめっっちゃ適当。

井上:前も喋ったかもしれないけど、
決まったことをやり続けてると、体が覚えて勝手にやってくれるからそこに乗せていくんですよ。そうすると頭が落ち着くので。
だからお風呂掃除とかも体が勝手にやってるって感じです。

坂野:へー!でもそれ楽な人としんどい人がいますよね。

井上:そうですね。どういう違いなんでしょう。僕はなんかそうしないと気持ち悪い。

坂野:僕は同じことを繰り返すの苦手ですね。
個別で勉強を教える塾をやってるんですけど、1日に中学三年生が3人 しかも全員数学が苦手だったりすると、もう喋る内容が決まってるんですよ。
最後らへんはほぼ棒読みみたいになってしまったり。

井上:そっかー。たしかに同じこと喋るとなるとしんどいですね。

坂野:だから、ちょっと語順を変えてみたりしてます。

井上:じゃあ僕とはお互いにやるべきことが逆なんでしょうね。
坂野さんは毎回違うことをしたらいいんじゃないですか?

坂野:そうですね。それは自分に合ってると思います。


〇こだわりと上手く付き合うには

井上:僕はたまに、企業さんとか大学生さん向けに研修することがあるんですけど、そのとき原稿が無いとできなくて。
その原稿も何回も読みこんでるので多分無くてもできるけど、原稿を持って上から順番に、自分が決めた抑揚の通りに読むって決まってます。

坂野:えー!楽譜みたい。

井上:まさに楽譜です。それが無いと不安になるんですよ。
でも自分でテンションがパチンと入る瞬間とか面白いなって思います。
前に立つの苦手だし直前まで不安なんだけど、実際読み始めると、頭の中でイメージができて「なんやできるやん」ってその原稿をポイってできるんですよ。
そういう"なんでもルーチンに乗せていく"っていうのが、僕の今後の生き方なんだろうなって思ってます。
ただ、自分で理解できてることは どんどん凝縮されていくんですけど、それは研修という場においてあまり良くなくて。
凝縮された分、話せる内容も沢山になるので、すごくやる気があって沢山吸収したい人にとってはいいのかもしれないけど、
そうじゃなくて、聞き手がちゃんと理解したってことを周りと共有して、自分の言葉に直したり考えることでやっと頭に定着するので、こっちから渡すばっかりだと勉強にならないんですよ。
なので、原稿の中のルーチンに余白が必要だったりして、そこがけっこう課題です。
こればっかりは想像じゃなくて、その場にいる人たちを見て判断しないといけないので。わかってなさそうだと思ったら、インターバルをいれたりとかしないといけないんですけど、その瞬間パニックになりますね。
その点うちの社長なんかは、そのつど場を回してるみたいなところがあるから、すごいなって思います。

坂野:へー。まあでも原稿読めって言われたらしんどいかもなあ。

井上:だからそれぞれのやり方があって、さっきのこだわりの話もそうやって人生に役立っていくんじゃないかと思いますけどね。

坂野:そういえば、こだわりの話してたんですよね。

井上:自分はこういう性質なんだって、他の人にこだわりを喋りながら知っていくじゃないですか。それを寧ろ活かした方法でできることっていろいろあると思うので楽しいなって。

坂野:たしかにそうですね。

井上:研修もみんなに目を瞑ってもらってシナリオを読むターンがあるんですよ。それは僕が緊張するから目を瞑ってもらうんですけど、そうすると楽に読めるし、そうやって読む時の声だけ変わるねってよく言われます。
緊張しなかったら、いろいろできることが変わってくるんだと思います。
そういう工夫は、他の人にも聞いてみたいですね。

坂野:僕は場を合わせにかかる方です。
こんなところで頑張れないとか、自分の性質に合ってないなと思ったら、それこそみんなに目を瞑ってもらうじゃないけど、その場所を僕が居やすい場所にしちゃう。
実はこれめっちゃオススメで、自然体で力を入れずに、嫌いやなって人には嫌いやなって顔をして、好きやなって思う人には好きやなって顔をしてたら、人間関係がすごく綺麗になっていって、それこそ目の前の人にこだわれるようになるかなと思います。

井上:やり方はいろいろあると思いますけど、その時に思ってることはちゃんと伝えるっていうことですよね。
そうしていれば、相手がムッとしたら離れていくだろうし、別にわざわざムッとさせようっていうよりは「もしかしたら理解してくれるかも」ぐらいの気持ちで僕も喋ったりしてます。

坂野:そんな感じでいいですよね。

井上:自分のこだわりを大事にしていきましょう。


では今回はこんな感じで。また次回お会いしましょう!


ーーーーーーーーーーーーー

☆☆☆ご意見・ご質問を大募集☆☆☆

POSTラジオでは、聞いた感想や、聞いてみたいことなど募集しております。この記事のコメントに書いてもらってもいいですし、下記連絡先から個別でメッセージ頂くでも構いません。どんなことでも必ずお返事致しますので、お気軽に投稿してください。


メールアドレス:post.freeschool@gmail.com

電話番号:070-2305-2670(担当:坂野)


ーーーーーーーーーー


フリースクール「POST」の運営の二人が考えていることを、これからブログやSNSで発信していきます。

ご興味のあるかたは、こちらもご参考にしてください。

Twitter:https://twitter.com/POST37334547

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?