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2024年叡王戦第四局開催、藤井八冠勝利で二勝二敗のタイとし、次局第五局で叡王タイトル防衛か?

2024年5月31日作成

REV8

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

表題の件、第四局で藤井八冠が勝利を収め、藤井八冠が二勝二敗の五分として、次局での勝敗で今期叡王戦が決着となる見込みとなりました。

地上波のニュースで、叡王戦の四局開催が触れられていましたので、ご存じの方もおられるかもしれません。

表題の通り、藤井八冠が今期の叡王戦で二連敗後勝利し、勝敗を二勝二敗のタイとして、次局五局での決着戦に持ち込みました。

以下、第四局の詳細データです。

5月31日 第四局、対伊藤七段、132手で伊藤七段投了、残り9分(伊藤七段残り1分)、後手、角換わり

いつも通り、インターネットの同時配信動画で、優勢値や残り持ち時間を確認しながら、見ていましたが、85手前後から、藤井八冠に形成が徐々に傾いていき、伊藤七段が持ち時間1分になってからは、一方的な展開になっていった様に見えました。

120手を超えた辺りから、藤井八冠は意図的にか、早打ちの時間に陥っている伊藤七段に、追い討ちをかける様に、殆ど時間を使わずに、早打ちを仕掛けていた様に見えました。

どう言うことかというと、普通、持ち時間が1分になっても、相手が考えている間は、持ち時間が伸びている効果がある筈なのですが、早打ちをされると、時間がなく、相手の打った手の分析と自身の手を考えて、打たなければならない為、結構、プレッシャーがかかるのでは無いかと、推測されます。

尚、相手の伊藤七段は、講師が見ていた感じでは、結構、終局、ギリギリ迄、手を指していた様に見えました。この辺りは、差し手の棋士の方の考え方などにも依存するのでしょうが、藤井八冠の指し手間違えを希望してなのか、詰められる間際まで、ある意味、悪あがきにも思える打ち手を指されていた様に感じました。

名人戦の豊島八段などは、結構、余裕をもって、未だ早いかなと感じるような局面で投了していた様に思えますが…。

俗に言われる、敗者の美学というものでしょうか…複数の棋士の方、それぞれで違った模様が見える気がしています。

本日の、一局を見る限り、強い藤井八冠が戻ってきた様にも思えました。次局は藤井八冠が先手の有利な一局ですので、大差でスッキリ勝利して、八冠を防衛していって頂きたいと思うのは講師だけでしょうか?

尚、次局の決着戦は6月20日に開催されるようです。

ただ、その前に別なタイトル戦、棋聖戦が6月6日から開催される様です。全く息つく暇が無いという状態のタイトル戦スケジュールな様です。

6月近くとなり、暑い日が多くなってきましたが、皆さんは、どの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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