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【マレーシア】Sabah Japan ESG Forum 2024 に招待されました

2024年6月21日、マレーシア・コタキナバルのHyatt Centric Kota Kinabaluにて「Sabah Japan ESG Forum」が開催されました。本イベントは、カーボンフットプリントの専門会社であるMitsusho Sdn. Bhd.が主催で、マレーシアでKLに続く注目エリアであるSabahにて実施されたものです。このエリアは、今後インドネシアの首都が移転し経済の発展が期待されるカリマンタン島にあることでも注目を集めています。名だたる日本企業が招待される中、弊社もMitsusho Sdn. Bhd. CEOであるHiro Chia氏より招待を受け、Sustainable Food Asia 株式会社としてマレーシア代表のBoonLeeが参加してきました。


フォーラム前半の様子

Sabah Japan ESG Forumについて

マレーシアで脱炭素・ESG経営の企業研修やコンサルティングサービスを提供するMitsusho Sdn Bhdが主催で開催されました。
マレーシア政府は、2050年までの脱炭素化に向けた中期計画として、「2030年までの炭素排出量45%削減」や「2025年までに総発電容量に占める再生可能エネルギー比率を31%までに高める」といった目標を設定しました。ESG対応の取り組みも進められ、大企業を中心として、現地企業は脱炭素に取り組む必要に迫られています。

主催者 Mitsusho Sdn. Bhd.について

Mitsusho Sdn. Bhd.は、マレーシアを拠点とする革新的なカーボンデスク企業で、脱炭素化製品およびサービスの提供により経済成長を促進しています。国内外の企業ニーズに応えるため、カーボンオリジネーションに特化した包括的なソリューションを提供し、2050年までに持続可能な未来を実現することを目指しています。Mitsushoは、グリーンイノベーションとエネルギー転換を通じて、環境保護と経済発展の両立を図るリーダー企業としての地位を確立しています。

1日目:Sabah Japan ESG Forum

Sabah Japan ESG Forumは、サバ州と日本の企業が新たなビジネス機会を見出すため、交流を促進することを目的としています。2024年6月21日のフォーラムには、サバ州および日本の主要な政府関係者や企業関係者約40名が参加しました。

参加者

サバ州政府関係者やマレーシア企業の方々、

  • YB Datuk Phoong Jin Zhe(代理:Datuk Thomas Logijin)/ サバ州産業開発・起業家精神大臣(MIDE)

  • Dr. Firdausi Suffian / Invest Sabah Berhad CEO

  • Mr. CHIN Kah-Yi / Sabah Net Sdn. Bhd. CEO

  • Mr. Nazlan Mohamad / Sawit Kinabalu Sdn. Bhd. 持続可能性部門ゼネラルマネージャー

  • YB Datuk Jasnih Bin Daya / Innoprise Corporation Sdn. Bhd. 会長

  • Mr. Terrence Kouju / エネルギー委員会(ECOS)戦略計画ディレクター

  • Datuk Ng Kiat Min / Sabah Ports(Suria Capital)グループマネージングディレクター

  • Datuk Fredian Gan / POIC Sabah Sdn. Bhd. CEO

  • Dato’ Sri Dr. Haji Sabin Bin Samitah / コタキナバル市長 JP

:日本側参加企業

  • ASUENE Inc.

  • 三菱商事

  • 丸紅

  • SMBC

  • ENEOS

  • 三菱自動車

  • TOYO TIRES

  • 全日本空輸

  • 住友商事

  • インターコンチネンタルスペシャルティファッツ

  • キユーピーマレーシア

この日のホットトピック

フォーラムでは、再生可能エネルギー、政府のマスタープランとロードマップ、港湾の配置とサイバーセキュリティおよび食品安全についての重要な議論が行われました。特に注目された点に、InvestSabahが毎年開催する「食品安全とエネルギーに関するイノベーションコンペティション」についての言及がありました。優勝者が賞金を受け取るものの、地元企業によるイノベーションの実施がないため成果が出ないという課題が指摘され、その解決策として、資金提供だけでなく、実際の成果を出すための方法を模索する必要性が強調されました。

InvestSabahの2人と会話しているBoonLee

日本の参加企業との対話の中では、多方面から将来的な食品・飲料分野でのビジネス機会について関心が示され、協力の可能性も議論されました。


2日目:Kota Kinabalu Matsuri 2024

Kota Kinabalu Matsuri

2024年6月22日、同イベントの2日目にはSuria Mallにて「Kota Kinabalu Matsuri」が開催されました。本イベントは、10余りの屋台やブースとワークショップスペースが設けられ、コスプレコンテストもあるカジュアルなスタイルで実施され、現地の方々が日本文化に親しむ場として大変賑わいました。

出展一覧
食品・飲料ブース

  • キユーピーマレーシア

  • ヤクルト

  • スシキング

  • ココダック

  • ウィールケーキ

ワークショップ

和菓子作り・茶道体験・花札・折り紙・マンガ描写体験・風呂敷といったワークショップのブースも文化交流の場として用意されました!

イベントは多くの人が集まるモールで開催され、コスプレコンテストの際には100人以上の来場者が一挙に集結。HobbyConや、HobbyCon関連のイベントには協力するというSushiKingの参加も当日の賑わいに大きく寄与し、コスプレコンテストは大変盛況となりました。

まとめ

本フォーラムは、2日間を通しサバ州と日本の企業間の交流を深め、新たなビジネス機会を探る貴重な機会となりました。
イベントもギフトやゲーム、コンテストおよびスナックフードを含むマーケット型のイベントとして大成功に終わりました。今後もこのようなイベントへの積極的な参加を通じて、アジア地域との連携はもちろん、ローカルコミュニティとのつながりを深めながら、持続可能な発展を目指して行きたいと思います。

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