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変動金利か固定金利か悩む暇があるなら|現実的なリスクヘッジ方法

前回、変動金利と固定金利の基礎知識を解説しました。

で、結局どっちがいいの?どうやって選べばいいの?という疑問は尽きないと思いますが、どこまで考えても「どっちが得かは誰にも分からない」が答えなので、悩みすぎるより、もっと自分で出来る事を考えた方がよくない?という話をしてみます。

住宅ローンだけで考えすぎず、もう少し視野を広げると気持ちが楽になりますよ。

家計改善した方が早くない?

「固定金利にすると変動金利より15,000円上がる…でも変動金利は将来が不安・・・どうしよう・・・」となると思うんですが、それなら、家計を15,000円改善できないか?と考えた方が、手っ取り早いです。

月々15,000円なら、結構すぐ達成できる人多いと思いますよ。

まずは、通信費。携帯電話を格安simにしてない人は、すぐに変えましょ。これだけで家族全員で1万円くらいやすくなるかも。家のネットも、スマホのテザリングで賄うって人も増えています。

次に保険。基本的に保険は、掛け捨ての死亡保険で十分。遺族年金もありますし。それ以外はやめたら月数千円減ります。手元に現金がない人ほど、医療保険や学資保険に入りたがりますが、いわゆる保険貧乏って人多いですよ。車の車両保険も不要です。

そして、サブスク利用料。月数百円の定期〇〇ありませんか?ほとんどのサブスクが幽霊会員によって支えられてますので、一度見直しを。

他にも、無駄にコンビニに行かないとか、自販機を使わないとか、細かい家計改善はいくらでもできます。

収入増やす努力した方がよくない?

今の収入から月数万円上がったら、楽になりません?固定金利と変動金利の悩みも吹っ飛ぶはずです。

まず、国の制度は存分に使いましょう。基本は、ふるさと納税と医療費控除ですね。ちゃんとやってますか?月々数千円の経済効果がすぐにでます。

次に、副業・投資です。副業の選択肢も増えていますし、投資であれば、数百万円の原資があれば、堅い投資でも月数千円利益を上げることは難しくありません。

さらには、ポイントの活用。やりやすいのは楽天ですよね。好き嫌いあるでしょうけど、あらゆるサービスを楽天経済圏に移せば、これも月数千円くらいの効果はすぐに出ます。

あとは、1馬力より2馬力。夫婦で協力して、共働きしやすい環境を作ることは、効果高いですよ。月数万円でも2馬力で収入があれば、ローンの悩みも軽くなります。

余談ですが、会社員一本で安定している時代は終わりました。会社員だろうと、個の力をしっかりと付け、望めばいつでも転職できるスキルを身に着けておくことが、何より本質的なリスクヘッジになることは、言うまでもありません。

まとめ

ということで、住宅ローンの支払いばかりで考えず、家を建てるタイミングを良い機会にして、家計改善と収入UPを実現できないか?夫婦でしっかりと話し合ってみてください。

あ、くれぐれも、ストレスがたまる家計改善(生活費を切り詰める等)はやめましょうね。無理なダイエットと同じく、続きません。努力しなくても、仕組みで削減できる方法で、家計改善を目指してください。

体力を削る収入up(休みの日にバイト等)もやめましょうね。これも続きませんし、身体を壊します。自分の専門スキルを延ばすもよし、もともとの趣味で少額稼ぐもよし、なるべくストレスの少ない方法を選択してくださいね。

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