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未経験からWeb系エンジニアへ転職するために行った面接対策〜【自己分析・企業分析・回答実例】〜

こんにちは。壮です。
コロナ禍の中、僕は実務未経験から、エンジニアとして自社開発企業から内定を2社いただくことができました(転職活動自体は1ヶ月でした)。

それも僕は面接が苦手でしたが、徹底的に準備を行うことで「普段は中途の未経験者採用はやってない」という有名ベンチャーからも内定をいただくことができました

僕が行っていた準備の方法・よく聞かれる質問は何か・実際に面接でどう回答していたかについて紹介させていただきます!

この記事が、以下のように面接対策で苦労されている方の参考になれば幸いです。

「自己分析って何すればいいかわからない」
「企業分析って何すればいいかわからない」
「よく聞かれる質問ってどんなのが多いの?」
「エンジニア転職では何を聞かれるの?」
「内定とった人がどう答えていたか知りたい!」

■前書き

この記事で得られること、他のnoteでは書かれていないことは以下です。

・未経験からのエンジニア転職に特化した、自己分析のポイント
・自社開発企業から内定を獲得するための、企業分析のポイント
・実際に内定を獲得した僕のリアルな回答例

僕の場合、転職活動(応募〜面接)自体を行っていた期間は1ヶ月で、自社開発企業から内定を2社、それも1社はメガベンチャー企業から獲得できました。

比較的早く決まった方かと思いますが、その中で最も苦労した・辛かったのが面接対策(自己分析、企業分析、頻出質問の回答を練る作業)です。

辛かった要因は何かな?と振り返ると、参考になる情報が少なく「こういう回答で大丈夫かな…」という不安を抱えながら取り組んでいたことが大きいです。

今思えば、内定を獲得された方、転職を成功された方がどう答えていたか、を知るだけでもその不安は軽減されていたと思いますし、「あ、こういう答え方していいんだ!」「この答え方もあるんだ!」と安心に変わることが多かったかな、とも思います。

そんな不安を抱える中でも自分なりに情報を集めて、戦略を立てて準備を行った結果、内定先企業のフィードバックでは、以下のように言っていただけました。

・カルチャーマッチすると思ったから採用した
・うちで働きたい熱意をものすごく感じたから採用した
・すぐにキャッチアップできると感じたから採用した

「面接が苦手」と、転職活動を始める前から分かっていた僕がどういう行動を取ったのか、その結果内定を獲得できるに至った要因は何なのか、ということを詰め込んだ内容になっていますので、大いに参考にしていただけるのではないかと思います。


では早速、自己分析・企業分析で意識していたこと、準備していた頻出質問例とその回答例をご紹介していきます。

結果として、僕は某メガベンチャーから内定をいただき、しかも未経験の年収相場が300〜350万円の中、破格の450万円超(残業代、賞与等含む)でオファーをいただくことまでできました。

そんな僕が準備の際に気をつけていたポイント・自社開発企業から内定を獲得するための極意を詰め込みました。

(質問例とそれに対する実際の回答まで記載しているので、3万文字近い内容となっています。いきなり全部は読まず、自分に必要な部分だけ参照していただくことをおすすめします。)

【1】軸を定める(自己分析)

自己分析の一つのゴールは、「この転職活動はどうなれば成功と言えるか」を明確にすることと設定しました。

僕の場合は、ざっくり言うと『社会の課題やニーズを自ら見つけ出して、それをITで自分の力で解決できるエンジニアになる』ことです。

こう考えた理由は後述しますが、このようにまずは「どういう存在になりたいか?それはなぜか?」ということを自己分析して言語化する必要があります。

言語化する上で洗い出す要素は下記を設定していました。

1. 転職で何を得たいか?とその理由
2. その中でもなぜエンジニアなのか?とその理由
3. それを達成するためにどういう企業に行きたいのか

では、具体的に僕がどう考えていたかご紹介していきます。

【1】1. 転職で何を得たいか?とその理由

僕は2つあって、①自分の望むシステムを自分で一から開発できるようになる、②自分で作ったシステムで社会に対して貢献できるようになる、ことでした。

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