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ぬるさにたゆたう

金曜日はまた日帰りで東北方面に行っていた。
ちなみに写真はその前の週に往訪した仙台で食べた牛タン。閣ってお店です。ランチに1時間近く並んだけどその価値あり!見てよこの分厚さを…。

打ち合わせの合間に外を見たら、市街地の周りを山が取り囲んでいて、その緑がきれいで、山に行きたい…海でもいいけど…と、ひさしぶりに遠出したくなってしまった。いや、仕事で遠出しまくっているけども。


要するにリフレッシュしたい。まだ絶賛夏コミの原稿中なのでスッキリできるわけではないのだけど、仕事においては、この数週間の慌ただしさや様々な問題は着地が見えてきたし、その前日まで対応していた、管理職として始めて行ったチームの目標数字の進捗管理の報告が、意外と上司からツッコミなく終了したので安心したこともあった。

そんなわけで、帰宅して夕食を摂ったあとは、散歩がてら30分ほど歩いて銭湯へ行った。数年ぶりに行ったけど、男女入れ替えで、日替わりでいろいろな風呂に入れるし、それぞれに露天風呂も外気浴ができるスペースもあって最高。本当はぬるい風呂に入りたかったけど、そちら側の風呂には入れなかったので、別の日を狙ってまたいかねば。


でも外気浴でぬるい空気にあたっていたら、お湯でなくてもぬるい空間でぼんやりできれば何でもよかったんだなぁという気もしてきた。途中で寄り道した本屋で立ち読みした本に書かれていたことや、仕事や原稿のことを考えようと思ったけど、あまりにぬるい空気が気持ちよくて、どうでもよくなってしまった。


この銭湯、深夜というか翌朝まで営業しているので、転勤前の激務時代にもお世話になっていた。当時は、金曜というか土曜の未明に仕事を終えて会社から家ではなくこの銭湯までタクシーを飛ばしてきて、ぬるい風呂や露天風呂でしばらく浸かって帰る生活をしていた。ぬるい風呂は立ち湯なので、立っているのだけど、それでもウトウトしてしまい、頭がガクッと落ちてびっくりして起きるということが数回あった。通りがかりの人に「溺れるよ〜危ないよ〜」と声をかけたりしてもらったな…あの時間でも人がいて助かった…といういい思い出のある銭湯です。またときどき行こうかな。


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