【在宅ワーク】週4日×3時間働くメンバーと、融資事業部責任者が構築したオープンに話し合える関係性
「これはもう在宅ワークだな」
前職時代、コロナ禍によって完全な在宅勤務になったmioさんは、子育てと仕事を両立するなら、この働き方しかないと確信しました。
旦那さんの転勤を機に前職を離れたmioさんは、一時家事と育児に専念。お子さんが眠った後の21時から24時くらいなら働けるかもと思うようになり、自身の希望条件を整理して仕事を探したそうです。
今回のnoteは、SEVENRICH Accounting(SRA)の融資事業部で在宅ワークをしているmioさんと、事業責任者である稲葉 大二郎のクロストークです。どのような相談をしながら、働き方を決めてきたのか聞きました。
「在宅」「夜間」「数時間だけ」を条件に仕事探し
——mioさんのこれまでのキャリアを教えてください。
mio:大学卒業後は新卒で損害保険会社に就職し、営業・コンプライアンス室の業務を担当していました。その後は産休・育休を取っていたのですが、夫のシンガポール転勤に伴い、保険会社を退職。現地の企業に再就職し、バックオフィス業務を担当していました。
シンガポールで働き始めてしばらくするとコロナ禍になって、強制的に在宅ワークが始まりました。通勤時間がないため、保育園に任せる時間をこれまでよりも短縮することができたため、子どもとの時間を増やしつつ仕事もできる。これはもう在宅だなと。これからは絶対在宅ワークしかしないぞって決めたんです。それから夫の転勤で日本へ帰国し、今は6歳と1歳の子どもたちと4人で暮らしています。
——SRAをどのように知りましたか。
mio:大学時代の友人であるSRAの市澤さんから教えてもらいました。大学卒業後も飲みに行ったり、税金のことを聞いたりする仲で。「たとえばだけど、在宅で、夜に2~3時間だけ働ける条件で、仕事あったりしないかな」と相談したところ、パートタイムで働ける人を探していた融資事業部を紹介してくれたんです。
週4日、21〜24時の時間帯に自宅で勤務スタート
——SRAで働き始めたのは2023年の6月でしたね。1日の時間の使い方はどのように変わりましたか。
今は週4日、21〜24時の3時間だけ働いているので、大きく変わったのは夜の時間の使い方です。基本的に、朝は上の子を幼稚園に送り出し、日中は下の子と一緒なのでふたりで公園や児童館へ行っています。上の子が幼稚園から帰ってきたら、ご飯やお風呂を済ませて21時までに寝かしつける。それから働いている感じです。
——働き始めて心配なことはありませんでしたか。
mio:ベンチャー企業の融資をサポートする仕事と聞いていましたが、最初は融資のことが全然分からなかったんですよね。理解できるのかなって心配だったんですけど、仕事を始めてみると、どんなちょっとした質問であっても(稲葉)大二郎さん始め、皆さん親切に教えてくれるので、すぐに大丈夫だなと思いました。
稲葉:mioさんには、クライアントが融資を受ける上で必要な見積書や契約書の作成、クライアントや金融機関との連絡、社内メンバーのKPI管理などをリモートで行ってもらっています。また、融資業務に携わり始めて半年以上経過したこともあり、融資の契約が締結されるまでの一連の流れに沿った業務について、マニュアルの整備にも関わってもらっています。
未経験の業務に在宅ワークで取り組むのは最初不安だったかもしれません。ですが、僕がmioさんに対して不安を抱いたことはありません。それは、短時間であっても濃い仕事をしてくれているからです。
報告や相談などはまめに連絡してくれるし、僕らが答えやすいような質問をしてくれているとチャットの文章から伝わってきます。加えて、僕らがクライアントへ返信しきれていないメッセージがあれば、「私が連絡しましょうか」と動いてくれる。
すでにシンガポールで在宅ワークの経験があったからか、リモートでのコミュニケーションレベルが非常に高い。逆にmioさんに負担をかけすぎていないか、自分たちが不安にさせていないか、気がかりになることもあって。だから、何か困ったことがあれば相談してほしいと、いつも伝えています。
お子さんの成長に合わせて、日中の勤務に変更予定
——稲葉さんは、社内メンバーと向き合う際に意識していることはありますか。
稲葉:基本的に僕はメンバーに対して信じて託すスタイルなのですが、フルリモートで働いている人に「全部任せます」では、難しいこともあると思うんですよ。だから、今困っていることは何か、それらを改善してより働きやすさを実感してもらうためにどうしたら良いか、お互いに考える時間として定期的に1on1を実施しています。
——たとえばどんな話を?
mio:家庭の状況や仕事で困っていることをなんでも聞いてもらえて、その時間で全部クリアにしてもらっています。
正直なところ、夜に働いてもたぶん大丈夫だろうと最初は思っていました。ただ実践してみると思ったよりも大変で、大二郎さんに相談していたところでした。また、下の子が春から保育園に入学するため、日中に働ける時間を確保できることもあり、子どもの成長に合わせて自分の働く時間帯も変えていけるよう調整予定です。
——1on1の時間で、都度働き方を相談しているんですね。今後も新しいメンバーが入った場合、その方とも1on1をする予定ですか。
稲葉:そうですね、できればその時間を確保したい。自分にとってメンバーとの1on1の時間は、かなり優先度が高いです。
働く場所が違ってもオープンに話をする関係を作りたいと思っていて、もちろん「今日は特に話すことはないです」という場合でも大丈夫。それはそれで安心します。また、信頼関係が構築されていない時期に「家庭の話をするのは…」という人なら、1on1では仕事の話を中心にしてお話したいと思っています。
業務上のやり取りだけでは、リモートで働いていることによる不安を解消するのは難しいと思うので、業務時間以外にも極力話す機会がほしいですね。
気負わずに、自分の生活に合わせて働ける環境
——mioさんの働く時間帯が日中に変わったら、どんな仕事が新しく増えそうですか。
稲葉:mioさんはなんでもできる方なので、いろいろ任せたいです。たとえば、うちは今後金融機関やベンチャー企業の皆さんへ向けたセミナーを開催する機会を増やしていくのですが、mioさんは損害保険会社で資料作りを経験されていたということで、その経験をぜひ活かしてほしいですね。
また今までは、出社しているメンバーが働いている時間と時差があっても問題ない仕事をお願いしていましたが、今後はクライアントとのミーティングにも顔を出してもらう予定です。現場を見てもらうことで今以上に融資事業への理解度も高まると思っています。
mio:確かに、資金調達がどのようにされているのかより知識が増えて、自分の業務にも活かせそう。せっかくの機会なので、さらにクライアントのこともより知っていきたいです。
——mioさん自身、これからのキャリアについて考えることはありますか。
mio:今のところキャリアアップしたいという考えはそこまでなくて、どちらかと言うと子どもたちに負担をかけない範囲で、仕事をしていけたら良いなと考えています。今度上の子が小学生になり、ライフスタイルが変わっていく中で、仕事と子育てのバランスをどう取るかはまだ試行錯誤中。子どもたちが大きくなってから、キャリアアップについて考えようと思っています。
ただ、20〜30代の同世代の起業家の方々と接するのは良い経験だなと思っており、今後もクライアントの皆さんの力になりたいと思っています。徐々に資金調達の一連の流れが把握できてきた中で、大二郎さん含めメンバーの皆さんがより業務に集中できるよう、フォローできる範囲を増やしていきたいです。
——最後に、再就職や転職などを検討されている方へメッセージをお願いします。
mio:業務について皆さん丁寧に教えてくださるし、仕事のやり方をガッチリ縛られることはありません。あんまり気負いせず、働きやすい時間帯で仕事をしたいという方にSRAの融資事業部は合っていると思います。
稲葉:本当はもう数時間だけ働く時間を短くしたい、東京には住んでいないけど、地方や海外にいながらリモートで働きたい。今までいた組織ではできなかった、理想の働き方を実現したいという方は、ぜひ下記求人票から気軽にエントリーしてほしいです。融資事業部として売上や組織規模を2023年の倍にするという目標を掲げており、成長途上を一緒に楽しんでもらえたら嬉しく思います。
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