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【福岡から世界へ】焼酎ブランド「SHOCHU X」とSRAが、協働して挑みたいこと

東京、札幌、そして新しく福岡にも事務所を立ち上げたSEVENRICH Accounting(SRA)。実は福岡拠点を立ち上げた理由のひとつに、「すでに福岡県にクライアントがいたこと」もありました。

そんな福岡県で活躍するクライアントのひとつが株式会社SHOCHU Xです。

代表・橋本 啓亮(はしもと けいすけ)様とSRAの市澤は、SHOCHU X創業期以来のお付き合い。プライベートではお酒を酌み交わす仲だと言います。今回のnoteでは、SHOCHU Xに対する市澤の思いや、橋本さんが考えるSRAの魅力などをお話しいただきました。

橋本 啓亮(はしもと けいすけ)様(写真左)
株式会社SHOCHU X代表。学生時代に居酒屋でアルバイトをした経験から焼酎の魅力を知り、2020年4月に焼酎ブランド「SHOCHU X」を創業。福岡県にあるゑびす酒造さんの力を借りて、麦焼酎「希継奈」、米焼酎「和深」などを開発。現在はオンラインストアを中心に、日本全国や海外に焼酎を展開している。

市澤 正昌(いちざわ まさあき)(写真右)
SEVENRICH Accountingパートナー / 執行役員。立教大学大学院卒業後、新卒で税理士法人PwCに入社。上場企業、外資系企業の申告書作成業務、コンサルティング業務など幅広く経験。2016年にSEVENRICH Accountingに入社。会計・税務部門の事業責任者として全体を統括する。

SHOCHU Xの記帳代行、決算業務、資金調達などをサポート

——橋本さんは、どんな経緯でSRAを知っていただいたのですか。

橋本:顧問税理士をネットで探していて、見つけたのがセブンリッチさんでした。

市澤:今から3年くらい前だから、橋本さんが22歳のときかな。初めてお話したのがZoomだったので、若い経営者さんだなというのが第一印象です。

橋本:そこから市澤さんとはいろいろお話ししました。日本酒が国内外で盛り上がっている一方で、焼酎の知名度が伸び悩んでいること。「焼酎野郎」として個人的に活動していた結果、海外で焼酎販売に挑戦し現地の人に焼酎を届けたこと。学生時代のつながりから、焼酎製造を担当してくれることになった酒蔵さんが福岡県にいること。ECサイトから始めて、徐々に販路を拡大しようと考えていることなど、いろんな話を。

一番伝えたかったのは、蒸留酒としての焼酎を世界的に広めたいという思いでした。

日本の場合、焼酎は食事中に楽しむものであり、アルコール度数20%前後のものが一般的です。日本国外を見てみると、ジンやウォッカなどの蒸留酒は食前に飲むのがスタンダードで、アルコール度数は約40%。海外の食文化にマッチするよう、あえてSHOCHU Xの焼酎は40度で提供しています。

市澤:実際に商品を飲んでみるとすごく美味しかったし、個人的にSHOCHU Xのファンになったので、自宅用や贈答用に今でも購入しています。彼のことを応援したいという気持ちが強く、SRAとしても引き続きサポートしています。

——具体的にどんなことをサポートしていますか。

市澤:毎月損益計算書と貸借対照表を作成し、年に一度決算業務、法人税や消費税の各種申告書類の作成を代行しています。そのほかにも、投資家との面談に同席したり、資金調達の相談を受けたり、金融機関との仲介などもしていますし、今年からは橋本さんとふたりKPI管理も始めました。あとは、東京の飲食店に商品の営業もしています(笑)。

福岡に拠点を移すも、東京のSRAを選ぶ理由は?

——SHOCHU Xさんは、数年前に東京から福岡に拠点を移されています。福岡県内の会計事務所に切り替えようとは思いませんでしたか。

橋本:それは考えていませんでした。もともとビデオ通話やチャットでもやり取りしていましたし、市澤さんが定期的に様子を見に来てくれたり、僕も東京に行ったりするので、以前とそこまで大きな変化はないと考えたからです。福岡で税務調査があったときも市澤さんが東京から来て立ち会ってくれ、調査官からの質問にスムーズに対応してくれました。

なので、東京の事務所にお願いすることでのデメリットはあまり感じていないですね。さまざまな面でサポートいただいています。

市澤:SHOCHU Xの場合、福岡市内では規模が大きい方の会社に見えたので、税務調査の対象になったのだと思います。僕らは普段から東京都内のクライアントや税務署と接していて、税務調査には慣れていたし、適切に会計処理をしていたので特に問題はありませんでした。

——先ほど、福岡に移転したことでSRAとの変化はなかったということでしたが、そのほかに環境的変化はありましたか。

橋本:入居しているオフィスがFukuoka Growth Next(FGN)という福岡市内のスタートアップが集まる場所で、いろいろな人が行き交うので日々刺激を受けています。FGNにいるおかげで、テレビやラジオに出演できたり、百貨店などの新たな卸売先を紹介していただけたりしました。

今はFGNにセブンリッチさんも入居して、市澤さんが福岡に来る頻度も増えていると聞いています。一緒に仕事ができるのはもちろんですが、福岡で飲みに行くのも楽しみですね(笑)。

市澤:橋本さんとはビデオ通話をしていましたが、やはり対面で会うことの大切さをコロナ禍で実感したこともあり福岡事務所を設立しました。今後は、橋本さんたちはもちろん、現地のクライアントとも、より密にコミュニケーションを取っていきたいと考えています。

福岡から世界へ進出するために、両社が協働して挑みたいこと

——約3年間のお付き合いがありますが、SRAはどんな会計事務所だと感じますか。

橋本:ただ業務を代行するのではなく、いかにクライアントの事業を伸ばせるのかを考えてくれる会計事務所だと思います。

セブンリッチさんって会計領域だけでなく、マーケティング戦略や飲食店経営などをグループとして行っていて、いろんなことをやっている会社なんだなというイメージです。最初はなんでセブンリッチグループ内にいろんな業種があるのかと思っていましたが、全部つながっているんですよね。

ほかの領域で得た知識を活かしてアドバイスいただいたり、つながりのある店舗に販路を拡大しようとしてくれたり、セブンリッチさんだからこそできることを最大限やってくれている印象です。

——確かに、自社で事業をやっているからこそアドバイスができたり、人を紹介できたりするのは、うちの売りではあります。

市澤:クライアントとの普段の雑談でも、困っていることがあるのなら、力を貸してくれる人を紹介するようにしています。

会計事務所では経営者の悩みをお聞きする機会が多いので、「◯◯で困っている」と言われたときに、何もできないとつらいんですよね。健康面で困っていたら、提携している病院やジムなどを紹介できるので、会計や税務以外でもクライアントの力になれることを探すクセがついていると思います。

——最後にSHOCHU Xさんの展望を教えてください。

橋本:やはりまずは販路拡大に力を入れたいと思っています。現在日本以外だとイギリスやフランスなどに輸出していて評価を受けていますが、まだまだ焼酎文化は根づいていません。

▼「和深」「煌星」の味わいが、フランスで高い評価を受けました。

また現在は他社の酒蔵さんで製造していますが、いずれは自前の蒸留所を持ちたいと考えていて。それによって生産数量を増加させ、焼酎が世界に認知されるきっかけに自分たちがなるのが目標です。

市澤:自社工場や直営店を持ちたいという話もあって、どんどん売上が伸びていけば資金調達の規模も変わってくるので、融資や補助金関連のサポートは引き続きしていきたいと思っています。

直営店を持つ場合であれば、飲食店のオペレーションのノウハウを共有することができますし、社員を増やしたいのであれば、採用支援事業部がサポートできます。今後もオールセブンリッチでSHOCHU Xを支えていくつもりです。


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