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プレイヤーからマネージャーへ。会計士・日野が考える「チームマネジメント」とは

こんにちは、セブンリッチグループのnoteチームです。

今回は、青色申告会と有限責任監査法人トーマツを経て2018年に株式会社Seven Rich Accounting(以下SRA)に入社した、会計士の日野陽一(ひの よういち)にインタビューしました。

会計士としての業務だけでなく、マネージャーとしても奔走している日野が考える「チームマネジメント」についても聞いてみました。

消えない「ベンチャー企業のサポートをしたい」という想い

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——まずは日野さんの今までのキャリアについて聞きたいのですが、最初はどちらで働いていたんですか?

スタートは青色申告会でした。そこで個人事業主へ帳簿のつけ方の指導など、確定申告のサポートを行っていました。税務のイロハみたいなものは青色申告会で働く中で学びましたね。

——そこからトーマツへ?

はい。公認会計士試験合格後、有限責任監査法人トーマツに入所しました。トーマツでは金融部に所属していました。

——トーマツでのお仕事はどうでしたか?

金融業界の中でも有数の大規模なクライアントを担当させてもらっていて、そこでは金融の最先端の情報に触れることができました。当時はまだ情報も少なかったFintechやブロックチェーンに関しても情報を集めることもできましたし、それをきっかけにブロックチェーンの世界にも興味を持ちました。

ただ、トーマツに入所してからも変わらずベンチャーに関わりたいという想いも強くあったんですよね。

評論家にならず、実行者でいられる環境

——その後、SRAに転職されたということですが、どのような経緯で?

周りの人たちに「ベンチャーに関わりたい」と話していたら代表の服部を紹介してもらうことになって、そこでSRAについて興味を持ちました。

SRAのクライアントの多くはベンチャー企業・IT企業・スタートアップ。その中には仮想通貨投資や関連事業を行っているクライアントもいるので、今までに自分が得た知識も活かすことができるかなと思ったんです。

——なるほど。

またSRAは会計税務以外にもグループ会社で法律事務所や不動産事業をやっていると知り、これだけ幅広い業種に関わることができる会計事務所もなかなか無いだろうと思いました。

当時の転職における軸は「将来の自分の市場価値の最大化」。SRAに身を置くことで、数年後にどれだけ自分が成長できるかを考えたら魅力的な環境だったんです。

——実際に入社してみてどうでしたか?

幅広いクライアントと関わっていく中で、提供できる税務や会計知識も増えていると実感しています。

加えて、セブンリッチグループにはコーチング事業があるのですが、今そこでコーチングのカリキュラムを受けていまして。専門スキルは陳腐化してしまう可能性もありますが、コーチングで培われたマネジメントスキルは、時間が経っても価値変動が起きにくいものですから、その点で成長できたのは良かったですね。

——SRAならではの良さはどんなところだと思いますか?

入社前にも思ったように、やっぱり業務範囲が広いっていうのはすごくいいなと。僕ら会計士って評論家になりやすいのですが、業務範囲が広いと評論家にならずに動くことができるんです。

——評論家というと?

会計士って知識は豊富にあるので、評論家のようにクライアントにその知識を提供することはできます。ただ、クライアントが実際に行動に移すときに、こちらから提供できるソリューションがなかったりするんです。

——相談を受けたときに「こうしたほうがいいよ」というアドバイスはできるけど、そこで止まってしまうことが多いということですか?

そうです。たとえばクライアントから「労務問題に関して困ったことがある」と相談を受けたとき、普通だと「社労士に相談したほうがいいですよ」で終わってしまうことが多いですよね。

でもSRAなら「うちには社労士がいるので、この人に相談してもらったら全部解決できるのでミーティングを組みますね」と伝えることができる。前者と後者では提供できるサービスが全然違います。

SRAはクライアントにアドバイスを提供し、それが実行されるまでのサポートもできる。守備範囲が広い分、評論家にならずに最後まで実行者でいられるというのがいいなと思っています。

——いわゆるワンストップでサービスが提供できると。

一言でワンストップと言っても幅がありますが、SRAはその幅が本当に広い。それによって自分の人生の幅も、社会人としての幅も広がっていくのが面白いなと感じています。

——日野さんがSRAに所属し続けている理由って何ですか?

居心地がいいっていうのが1番ですかね。

——それは大事なポイントですね。

当事者としてPDCAを回す機会を多くして、個人の成長サイクルを早めるために、SRAでは現場の裁量権が多いんですよ。

たとえば、採用ひとつとっても現場の意見が尊重されます。よく社内で「自責」という言葉が出てきますが、「自分で判断して、自分で結果をとる」という組織なんですよね。そういった意味でも僕たちがしっかり信頼されているなと。だから居心地がいいと感じるのかもしれません。

チームマネジメントを経験する中で感じること

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——現在はどんなお仕事を担当されていますか?

今は会計税務・補助金・融資などの一般的な会計事務所のプレイヤーとしての業務に加えて、マネージャーとしてチームマネジメントも担当しています。

——チームマネジメントというのは、どんなことを?

主にやっているのはOKRに基づいたバックオフィス業務のプロジェクト管理です。それぞれの決められたゴールに向けて、そこに間に合うようにメンバーに働きかけます。あとは週に1回程度、メンバーと1対1での面談を行っています。

——日野さんのチームにはどういう方がいらっしゃるんですか?

好きなことをとことん突き詰められる人や、周りの人の気持ちを考えて動ける人、ロジカルに考えて気遣いできる人やしっかり自分の意見を伝えられる人など、いろんな人と一緒に働いています。社歴も新人から中堅まで、さまざまです。

——考え方やキャリアが違うとチーム内でサポートしあうこともできそうですね。

そうなんです。さまざまなタイプのメンバーがいるからこそ、チームとしてバランスがとれている部分もあったりして良いんですよね。

——メンバーの成長を実感することもありますか?

スキル面での成長はもちろん日々感じています。それだけでなく、意識の面での変化を実感することもあります。先日面談の中で「社内の人に対して価値を発揮したい」って話してくれたメンバーがいたのですが、じゃあ具体的に出来ることを探していこうっていう話になって。その後、自ら進んで社内での管理系の業務のリーダーを担当してくれるようになったんです。そのときは「成長してくれたんだな」と感じました。

——それは嬉しいですね。お話を聞いていて日野さんはメンバーのことをよく見ているんだろうなと感じたのですが、チームマネジメントに関しては何かで勉強されているんですか?

本から学ぶことも多く、特に『7つの習慣』や『人を動かす』からは大きく影響を受けていると思います。

SRAで働いていて楽しいのは、自分がインプットしたものをすぐにアウトプットできる環境があるところで。本から得た知識を実際に現場でやってみるとどうなのかというPDCAを自分のチームで回してみることができるんです。

そうやってPDCAを回しながらチームマネジメントしていく中で経験から学んだこともあります。

——たとえば?

答えは相手の中にある」ということ。いくらこっちが「こうやったほうがいいよ」と伝えても、本人が納得して答えを出さない限りその人は動かないんですよね。

——確かに。

そういう意味ではマネジメントって意味がないのかもって思うところもあるんですけど。

——日野さんが理想とするチーム像ってありますか?

自分がいなくても回るチーム」ですかね。SRAは自分の人生を自分で決めて歩んでいくっていうのを大事にしていると思うので、誰かが管理しなくてもそう出来るようになるのが理想かなと。そのためには相手を信じて任せてみることが大事だなと思っています。

グループの幅広さを活かして新しい挑戦を

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——日野さんは今後新しく挑戦してみたいことはありますか?

結婚相談所をやってみたいです。

——結婚相談所?会計士の仕事と結びつくんですか?

これが意外と結びつくんですよ。結婚の前後ってお金について考えることがとても多いんですよね。セブンリッチグループへの貢献の意味も込めて、SRAのサービスを結婚相談所に組み込んでやれたらいいなと考えています。

そのためには僕が今やっている仕事を引っ剝がしてくれる人が必要なんですけど(笑)。

——どんな方と一緒にSRAで働いてみたいですか?

成長ドリブンで、仕事のボールに価値をつけて回せる人と働きたいです。

——価値を上乗せできる人ということですか?

上乗せしたうえでボールを回せる人。自分でボール持ったままにせず、ちゃんとクライアントとキャッチボールができて、さらに価値を上乗せ出来る人ですね。

私もそうでしたが、今より成長したいと思っている人にSRAは合うと思います。一緒にどんどんトライしていきましょう!

Seven Rich Accountingでは、スタッフを募集しております!

「プレーヤーとしてだけでなくチームマネジメントにも興味がある」
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「学んだことをすぐアウトプットできる環境で働きたい」

そんな未来のSRAのメンバーをお待ちしております。興味を持っていただけましたら、ぜひお話しさせてください!


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