【インタビュー】フェアな人材紹介とは? 会計事務所が人材事業に取り組む理由
こんにちは。セブンリッチグループのnoteチームです。
セブンリッチグループでは会計事務所を母体に、人材やコーチング、ウェルネスや飲食など10以上の自社事業を展開しています。
今回は、会計事務所だからこそ実現できる人材事業について探るべく、代表の服部に話を聞いてきました。
人材事業のアンフェアを解決したい
代表取締役 服部峻介(はっとりしゅんすけ)
Q:人材事業を始めた経緯を教えてください
創業当初から人材事業をやりたいと思っていました。
企業にとって「人」の問題って一番大事なんですよね。それに、人材紹介に関してフェアじゃないと課題を感じる瞬間が、これまでに何度かあって。だったら、目の前の困っている人のサポートをミッションに掲げている我々が、会計事務所として良い人の紹介がしたいと思いました。
Q:フェアじゃないと課題を感じたのは、いつ頃ですか?
課題を感じた時期は、これまでに3回あります。
最初は、自分自身の転職活動の時です。
ありふれた事しか書いていない履歴書をベースに、転職エージェントとの話が進んでいくんですよ。未来の話も生まれてこないし、私個人を見てくれていないのかもしれないと感じて「このままでいいのか?」と自問自答しました。
次は、独立前ですね。
「自分の市場価値がわかるから」と、後輩に転職活動を勧めていました。ふと、その時に思ったんですよ。未来への気づきを後押しする第三者の存在が必要だと。
最後は、起業後です。
私自身が採用で人材紹介会社を使う側になった時に、不満を感じました。
例えば、短期的に高い給料を出す企業が優先的に紹介を受けていたり、今ある人材プールベースで話されて、自社の未来の話が聞いてもらえなかったり。親身になって一緒に欲しい人材を探す事ができないんだなと。この時に人材紹介には見えない部分が多いと強く感じました。
利益にとらわれずに最適解を探す
Q:服部さんの考える、フェアな人材事業を具体的に教えてください
求職者側と求人側を分けて説明しますね。
まず求職者側の視点では、その人に向いている仕事の紹介がフェアだと思います。だから、必ずしも過去や現在の延長線上である必要もないし、今は転職しないと状況次第で選択する場合もあるかもしれません。
次に求人側の視点では、利益のみを優先せず、企業にとって真にためとなることを考え紹介してくれるエージェントがフェアだと思います。もちろん大前提として、スキルや人格などから総合的に適切な人材かどうかを見極めます。
Q:では、理想とするフェアな人材事業が実現できている理由は、どこにあると思いますか?
理由は3つあります。
1つ目は、会計事務所をバックグラウンドにもっているため企業理解が高く、詳細な情報提供が可能な点です。ちなみに、会計事務所の現在のクライアント実績は700社を超えています。
2つ目は、複数事業展開をしており、人材紹介事業だけで利益を出さなくてもいいため、利益優先にならない情報提供ができる点です。フェアな情報は価値が高いため、結果的に長期的なお付き合いにもつながります。
3つ目は、形式的なスキルヒアリングだけではなく、コーチングのプロによる求職者と企業へのニーズの深掘りが可能な点です。そして、双方向へのヒアリングと価値提供が、マッチング精度を高く保てる秘訣となっています。
Q:コーチングによるヒアリングには、どのような強みがありますか?
コーチングは完全に中立の立場で、本人が未来どうありたいのかを一番大切にして、ネクストアクションへの後押しをする存在です。
求職者側は、転職だけではなく、健康やお金、結婚など一歩踏み込んだ内容を一緒に見つめ直し整理する貴重な機会となります。その過程を経て最善の道を探す事ができます。
また求人側は、経営者や企業の性格、将来像をコーチングによって深層部まで探る事ができます。それがベースとなり最適な人材紹介につながります。
Q:長期的な関係構築も実現しているんですよね?
そうですね、健康事業やコーチング事業が当てはまります。
健康事業:セブンリッチ直営のトレーニングジム「b{stoic」
コーチングは過去から現在、そして未来へと長い時間軸で話を聞きます。
クライアント企業の経営者からは、人生の岐路ごとに何度も相談を受けます。そういった岐路に少しでも支えになれればと、健康事業やコーチング事業を展開しています。
また、クライアント企業へ入社した求職者が、将来的に弊社と一緒に事業を作っていった場合、ますます長期的なお付き合いになります。
人材の可能性を多角的に考えられる人と一緒に
Q:今後、人材事業を一緒に盛り上げていくために、どんなメンバーを求めていますか?
「人材×新規事業」「人材×VC」「人材×QOL」「人材×複業」というワードに興味がある人。あと、漫画「エンゼルバンク ドラゴン桜外伝」を読んで感動した人も大歓迎です。
また、最近VCに人材を補う機能が広がってきて、すごくいい取り組みだなと思っているんですよ。
弊社の人材紹介も、クライアントであるスタートアップ企業に対して、早い段階から人材支援ができる点は魅力的だと思います。またさらに、クライアントだからこそ、その企業の機能不足を全体的に把握しているため、ミスマッチが起きにくい魅力もあります。
実際に最近も、クライアントや出資先の企業に合った方を紹介させていただきました。求職者の方の人生にとっても、これからも共に歩む出資先やクライアント企業にとってもプラスなサポートができたのは、本当によかったです。
人材事業は、今後ますます重要な役割になっていくと思っているので、一緒に盛り上げてくれるメンバーに来てほしいですね。
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弊社が人材事業に取り組む理由は、複数事業展開とコーチングを通してフェアな価値提供ができるからです。
自社にあった求職者との出会いを模索中の企業の皆さま。
そして、活き活きと自分らしく働きたい求職中の皆さまからのご相談を、心よりお待ちしております。
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edit by Reiko
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