#コミュニケーション大全 を読んで感じた5つのこと
どうも稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。普段から毎日noteを更新したり、ポッドキャストを週一回リリースしたりと日々情報発信をしています。よかったらフォローやスキ、コメントいただけると嬉しいです。ツイッターのフォローもお願いします!
鴨頭嘉人氏著の「もう人間関係で悩まない!コミュニケーション大全」という書籍を読みました。変な感想を述べるよりも読んで一緒に感想を言い合う方がおそらくこの書籍に対する理解度は深まると思うのですが、せっかくなので、感じたこと5個にまとめてみようと思います。
1.聴くことの重要性
コミュニケーションが上手な人という言葉を聞くと
おしゃべりが上手な人というように思われますが、
やはりそうではないようです。
書籍の中では、「聴く」ことの重要性が各所で語られています。
こういう時についつい癖で気になってしまうのが、
そもそもの意味です。
こちらのサイトによれば、
ここにもあるように、「やりとり」なんですね。「やり」や「とり」ではなく「やりとり」です。
なぜ「聴く」が重要なのかを考えたら、なるほど僕らはコミュニケーションをとるとき、自然に「やり」のほうには意識がむきますが、「とり」のほうはおろそかになります。「とり」つまり「聴く」に意識を向けることで、重要視することで初めて「やりとり」がうまくいく・・ということではないかと思いました。
「聴く」ということの重要性がこの本の真髄のように思っています。
2.相手のことにどのように考えを巡らせるか
これも冒頭の「聴く」に関連したもののように思います。
書籍の中ではこういう表現で書かれています。
このフレーズだけで判断すると、どこか「滅私」的なイメージが付いてくるのかもしれませんが、この「相手の取れ高を設計」することでの自分へのバックは確実に生まれるものだと思います。
ここでいう自分へのバックとは、コミュニケーションが良くなるということですよ、もちろん。
3.些細なことで優しくなれる
書籍に書いてあるもうひとつのテーマに「優しさ」というものがあるかと思います。コミュニケーションをいいものにしていくための基本のひとつかもしれません。
どんな風にすれば優しくなれるのか・・・というのがこの書籍には随所に書かれているのですが、特別なことは一切書かれていないと思います。
誤解を恐れずにいうのであれば、「普通のこと」です。
つまり僕らは普通のことができていないから、優しくなれていないのではないだろうか?と問うてしまうほどです。
特別なことをわざわざするのではなく、普通の些細なことからサボることなく丁寧に行うことで優しくなれるんだとすごく感じました。
4.情報不足を正しく怖がるセンスが必要
こちら節のタイトルですが、読み進めると「なるほどなぁ」と改めて思うことだらけです。ふと自分に置き換えてみると、例えば仲の良かった誰かと急に仲が悪くなるときって「あの人があんなこと言ってた」みたいな情報量のうっすいものが原因であった経験があります。
仕事においてもそうですね。「わかってると思ってた」とかがトラブルの原因だったりすることは本当に多いですね。
相手は丁寧に言ったとしても、聞けていない場合そういうことになります。まさに繰り返しになりますが「聴く」ということの重要性がここにありますね。
ただこの「情報不足」というのを、むやみやたらに怖がってはいけないとも思います。怖さゆえに「聴く」ことに遠慮というか、それこそ恐怖を覚えることもあるからです。こんなこと聞いたら怒られるのではないか?そんな気持ちが生まれてしまっては、本末転倒です。
「情報不足」を正しく怖がり、正しく対策を施すことが大切ですね。
5.俺も似たようなこと考えていたけど・・・
書籍を通じて感じたことは、「すごく普通のことが書いてある」ということです。しかし、この「普通のこと」が僕らはできていない。なんとなく感じてるだけなので、こうして言語化してもらえると腹に落ちるし、「改めよう」という気持ちになります。
過去、このnoteの中でもいくつかコミュニケーションについては書いてきました。どこか似たようなことも考えてきてるということもありますので、結局コミュニケーションというものは特別なものではないのだと感じるきっかけになりました。
まとめ
僕は各所においてこういうことを書いています。
事実そうだと思います。良いコミュニケーションを取りたいのだけど、何かを間違ってしまって、結果的に悪くなってしまった。。。。これが実態だと思うんです。
その何かの答えがこの書籍の中から感じることができます。
✅ 聴くことをおろそかにしてないか?
✅ 相手の取れ高考えてるか?
✅ 優しいか?
✅ 情報不足になっていないか?
おや?と思った時にこのあたりに意識を向けることでコミュニケーションは悪くはならないんだろうなと感じました。
言語化された数々のフレーズが「改めて」という立ち止まりをくれた一冊だったように思います。手元においてたまに振り返ることにします。
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