宅建と行政書士試験の難易度の違い

こんにちは、がりーです。

今回は、宅建と行政書士それぞれの試験の難易度についてお話ししようかなと思います。

この二つの試験を比較する意味なんですが、「宅建」合格者のステップアップ先として「行政書士」が挙がることが多いんですよね。

どちらの試験にも民法があり、多少のアドバンテージを持って学習を始められることが原因かなと思います。(私もそのパターンのこのこ行政書士受験しました。)

個人的な意見ですが、イメージ的には、「行政書士」の方が3倍くらい難しいかなという感じです。

理由は沢山ありますが、
六法を用いた勉強が必要な程、しっかりとした条文知識が求められますし、民法ひとつとってもテーマごとに聞かれることの深さが増しています。

試験の方式から見てみても、
宅建は4択なのに対して、行政書士は5択。
一般知識での足切りや、全体の2割の配点を占める記述式の存在。
合格点こそ行政書士は6割の180点、宅建は7割程度と宅建の方が高いですが、それを含めても行政書士の方が受かりにくい試験と言えると思います。

合格率を見れば、受験資格のない試験でどちらも10〜15%程度とあまり差はありません。
しかし、受験する層に違いがあるんですよね。

司法試験に行政法が導入されてから、司法試験受験生の腕試し的な使われ方もされているそうですし、
(これはあくまで憶測ですが)8士業の一角ということで向き合う気持ちの強さにも多少差があるかも知れません。

その様な実情を考えると法律に親しみのない方の行政書士合格率はもっと少ないと考えられますね。


個人的には、挑戦としてやりがいを感じ、取り組むことができましたが、万人がそうではないかも知れません。
理解に苦しむ部分や、対策の仕方に悩む分野など不安な要素は多くあり、それらに曲げずに挑む心が必要かなと思います。

ただ時間を確保して、しっかり対策すれば合格はできる試験だと思いますので、諦めずに掴み取りましょうね!

最後まで読んで頂きありがとうございました。
よろしければ次回もよろしくお願いしますね。

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