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母子父子寡婦福祉資金貸付金制度②【就学支度資金】について

こんにちは。
雪花です。

今回は母子父子寡婦福祉資金貸付金制度のうち就学支度資金についてお話します。

〇就学支度資金の内容


就学、修業するために必要な被服等の購入に必要な資金


〇制度を受けられる対象条件


☆母子家庭でその母に扶養する児童
☆父子家庭でその父に扶養する児童
☆父母のいない児童
☆寡婦が扶養する児童

収入面の条件については記載がありませんでしたが、全ての片親家庭が対象になる確証もないので、気になる方は各都道府県の担当窓口にご相談してみてください。


〇貸与限度額


※高校以上は自宅外通学だった場合の金額

☆小学校 64,300円
☆中学校 81,000円
☆国公立高校等 160,000円
☆修業施設 282,000円
☆私立高校等 420,000円
☆国公立大学等 420,000円
☆私立大学等 590,000円


〇この制度のポイント


・修学支援新制度の入学金の減免を受けることが出来る場合は、限度額について所定の金額から当該減免額に相当する額を控除した額とする
・修学支援新制度を受けた場合、その相当金額について当該支援を受けた日から6か月以内の償還義務がある

お子さんが18歳のお誕生日を迎えた後や、大学等に進学をして修学支援新制度(日本学生支援機構の給付奨学金と授業料等減免制度)を受けることが出来る場合は、貸与月額に変動があるようです。


〇措置期間など


☆措置期間:当該学校(小学校の場合は中学校)卒業後6か月
☆償還期間:20年以内、修業5年以内
☆利率:無利子


〇まとめ


入学、進学時期は何かと物入りになりますよね。貸与限度額以上に費用がかかると思いますが、必要なものをそろえるサポートがあると安心ですね。気になる方はお近くの市区町村でご相談してみてください。

少しでもお役に立てれば幸いです。


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