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【開催レポート】スタートアップウィークエンド高松2021

こんにちは!Setouchi-i-Baseコーディネーターの池嶋です!

この記事では、2021/11/12(金)~14(日)に開催した「Startup Weekend 高松2021」の、当日の様子をお届けします!

イベント概要

【日時】
2021/11/12(金)18:00~21:00
  11/13(土)10:00~21:00
  11/14(日)10:00~20:00

【参加費】
学生 早割:3,000円
学生 通常:4,000円
社会人 早割:5,000円
社会人 通常:6,000円
最終日の見学&懇親会参加チケット:1,980円

【場所】
Setouchi-i-Base


Startup Weekend とは?

週末の3 日間でアイデアを形にするスタートアップ体験イベント。NPO法人Startup Weekendが「起業家を育成することにより世界をより良くすること」を使命に、起業家を志す方々に「やってみて学ぶ 」起業体験の機会を全世界にて提供しています。これまで全世界で1,500都市以上、150ヵ国以上で開催実績があり、この場から 45,000以上のスタートアップ、そして 360,000人以上のアントレプレナーが誕生しました。日本では北海道から沖縄まで25都市以上で展開し、全国で年平均50回を開催しています。またこのイベントは、コーチもジャッジもスタッフも全員がボランティア。スケジュールも全世界共通となっており、参加者は以下の流れで濃密な3日間を走り抜けます。


Day1

金曜日の夜に開幕した「スタートアップウィークエンド高松2021」

ちょうどコロナも落ち着きつつあった時期で、ようやく現場に熱気が戻ってきたタイミングで開催することができました。


今回の参加者は中学生や大学生、そして起業経験者だけでなく学校の先生や会社員などなど、なんと前回開催の約1.5倍の30名の方にご参加いただきました。

これは前回参加者が、周りの友人知人にスタートアップウィークエンド高松の熱気や価値を口コミで伝えてくれたおかげです!本当にありがとうございます!


さて、このイベントの始まりはSetouchi-i-Baseのホール(BBスクエア)にて、まずはチェックイン。

ファシリテーターの中本さんから、全世界で開催されているスタートアップウィークエンドの想いや、このイベントに参加するにあたっての心構えなどお話いただきました。

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次にアイスブレイクです。

キーワードを組み合わせて即興でアイデアを生み出す練習を通じて、徐々に場が温まり始めます。

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場が温まったところで、いよいよ参加者によるアイデアピッチの時間です。

全員A4の白紙1枚に、その場で考えた自分のアイデアを書き込み、1分間のピッチに想いを込めます。

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ピッチ後は、参加者同士で議論を交わし合います。

1分で伝えきれなかったところを熱弁する人や、お互いのアイデアに刺激を受けて「一緒にやりましょう!」とパートナーに出会えた人など、会場は熱気に包まれました。

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そして、共感するアイデアに投票を行います。

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その結果を経て、この3日間を一緒に過ごすチームが結成されました。

今回は合計6チームが誕生し、それぞれの連絡先交換などをして、初日が終了。


明日からは、いよいよ本格的なアイデアを作り込みが始まります!


Day2

Setouchi-i-Baseのオープン10時と同時に、参加者が集います。

まずはファシリテーターから、各種連絡事項と2日目にあたっての心構えについて説明があり、いよいよチームに分かれてのアイデア創りです。

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各チームで昼食をとり、午後からはコーチングが始まります。

今回のコーチはSetouchi-i-Baseのコーディネーター3名が担当。

それぞれ起業や新規事業の立ち上げなど様々な経験から、参加者たちのアイデアにしっかりとアドバイスをしていきます。

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横田 喜勉(かがわ県民情報サービス株式会社 取締役)

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伊藤 一幸(Setouchi-i-Baseチーフコーディネーター)

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荒木 優衣(穴吹興産株式会社 グループ統括部イノベーション・CSV推進担当/co-ba takamatsu コミュニティマネージャー)


また2日目の昼の時点でもう外に出て現場を視察したり、アンケートを集めたりしているチームがいて、コーチングもメンタリングでやっていたチームがいたのは驚きでした!笑

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小西 真由(Setouchi-i-Baseコーディネーター/株式会社かける小町 代表取締役)


複数人のコーチからアドバイスをもらうことで、今のアイデアのいろんな価値や課題が見えてきたみたいです。

コーチからいいヒントをもらって「光が見えました!」とテンションがあがるチームもある一方で、コーチからの鋭いフィードバックを受けて「ダメです、、、白紙になりました、、、」と抜け殻状態になっている人もいました。笑

画期的だと思っていたアイデアが実は既によくあるものだったり、社会のニーズだと思っていたものが自分の思い込みだったり・・・

他人からフィードバックを受けて良い結果が得れなかったとしても、そこで得た学びはとても大切なものだと思います。これこそスタートアップウィークエンドの醍醐味です。


2日目の午後はとても苦しい時間帯。でもここを乗り越えてこそ、何物にも代えがたい達成感と爽快感にたどり着けます。

さぁ、果たして今回の参加者たちは、無事に走り切れるのでしょうか!?


Day3

最終日は、いよいよカタチになったアイデアを審査員に発表する日。

午前中、そろそろスライドの作成と発表の練習を・・・と思いきや、まだまだアイデアが出来上がっていないチームが多数!笑

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ぐったりしながらも必死にアイデアを発表するための形にしていく参加者たち。


しかし!

時間は無情にも刻々と進み、気づけばもう夕方。


頭がオーバーヒートするほどアイデアと向き合い、仲間と白熱した議論を交わし続け、最後には外に飛び出して磨き上げたアイデアを5分間のピッチに込めます。


いよいよ最後の発表です。


最終発表会

今回の審査員は、Setouchi-i-baseのアドバイザーの方や、香川県で活躍されている経営者、起業家の方々にご協力をいただきました!

本当にありがとうございました!

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瀧川 重理登さん(四国電力株式会社事業開発室 新規事業部長)

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阿部 有香さん(株式会社穴吹トラベル 代表取締役社長)

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立野 新治さん(事業家兼投資家)


こうして、各チームの発表が始まりました。

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各チームそれぞれ、ユニークなアイデアが続々と発表されます。

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こうして、6チーム全ての発表が終わりました。


そして、結果は・・・

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チーム「アソビバ」が優勝!!!!

学校の先生がメンバーにいたチームで、日本の子供たちが自己肯定感が低いという課題に対し、「ICAN(アイキャン)」と名付けた、自己肯定感を高めるプログラムを提供する事業プランを考えました。

実際に教育現場にいる方だからこそ知る子供たちの現状や保護者の想いを、上手にビジネスモデルに組み立て、集客手法までしっかりと考えられていた点が高く評価されました。


そして、最後は懇親会。

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参加者は皆、3日間のお互いの健闘をたたえ合いながら、交流を深め・・・

るのかと思いきや、各チームはコーチやジャッジに向かってダッシュ!笑

自分達のアイデアに対するフィードバックや、ビジネスの考え方や経営者ならではの視点など、様々なアドバイスをもらっていました。


実際に活躍されている経営者の方とお話する機会は本当に貴重なものだと思います。

今回は参加者の半数が学生という若い世代中心だったのですが、大人たちを前にしても物怖じせず、この機会をどん欲に学びに変えている姿は本当に驚きでした。


まとめ

こうしてSetouchi-i-baseでは2回目となるスタートアップウィークエンドは無事に閉幕しました。


しかし、ここで終わりではありません。

前回開催では、このイベントをキッカケにSetouchi-i-baseの会員になってくれた人、起業に興味を持って動き始めた人、そしてこのイベントで仲間を見つけて起業を決意した人など、本当にたくさんの”始まり”を生み出すことができました。

今回もきっと、そんな想いを持った参加者がいると信じて、コーディネーターとしてしっかり参加者と継続して関係を持っていきたいと思います。


Setouchi-i-baseには、最近ようやく起業を志す人の集まりが増えてきました。

起業家が持つマインドや考え方は、会社員や学生でも日々の活動の中で非常に役に立つものだと思います。


今後もこういった機会をどんどん作っていき、引き続き香川のスタートアップコミュニティを盛り上げていきたいと思います。


このブログで興味を持っていただけた方は、是非また次回にご参加いただけると幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします!


以上!スタートアップウィークエンド高松の開催レポートでした!

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Special Thanks(今回運営のお手伝いをしてくれたボランティアスタッフの皆さん)

Mei Yokota / Risa Fujino / 影優伽 / 木村友郁

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