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小さなインフルエンサー #18

瀬戸内かわいい部のみなみです。
師走ですっかり年の瀬モードですが、皆さんいかがおすごしですか?

実は先日、東京の家政学院大学の「コミュニティアートプロデュース論」というゼミで、瀬戸内かわいい部というコミュニティや、せとかわデニムプロジェクトについてお話する機会をいただきました。(高橋先生、貴重な機会をくださってありがとうございました!)

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せとかわの活動についてお話させていただく機会はこれまでもあったけど、その裏側…コミュニティの運営や意義についてお話させていただいたのははじめてのこと。

はじめましての学生さん達に、どうそれをお話するといいかなと試行錯誤してたら、結局スライドができたのは当日の朝…というか待ち合わせの駅のホームに電車が到着する数秒前でした 笑(ぎりぎりでごめんなさい!)

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授業をしながら特に感じたのが、コミュニティって、何より集まってくれたメンバーのパーソナリティが魅力なんだなってこと。

どんな人が、どんなきっかけで参加して、今どんな風に活躍してくれてるのか。
この1年を通じて、その人にどんな変化が訪れたか。


そんな話を、学生さんたちは興味を持って聞いてくれてたような気がしました。やっぱり何より人に尽きるんだな、としみじみ実感。

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私たちって、正直デニムに関してはとんと素人だし、「瀬戸内やデニムを発信するぞ!」って言ったって、世のインフルエンサーに比べたらよわよわな「ただの普通の女子」だと思うのです。


でも。でも。
ひとりひとりのパーソナリティをぐっと掘り起こしてみたら?

SNSとか社会とか、そういう大きな世界の中では、小さな点のような存在かもしれないけど、その小さな一点には、その人がこれまで生きてきた中で積み重ねた経験や感性や人との関係、そして思いや熱がぎゅううううっと濃密に詰まってる。

その思いに触れるたびに「そんな風に考えてるんだ!素敵!」「こんなこともできるんだ!すごい!」と驚かされたり感動させられたりして、「この人の考えにもっと触れたい」「応援したい」「ゴールまで見届けたい」って気持ちが湧き上がってくる。


そのとき惹きつけられる力って、なんだろう…心を捉えて離さない、なんとなくいつまでも忘れられない…そんな強さがあると思うのです。


それって、世のインフルエンサーにも負けない、強い「影響力」なんじゃないかなって。わたしはそう思うのです。

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今回お招きいただいた講義は、普段は「”アート"を通じて社会や地域と関わること」を主なテーマとされてたのですが(そんな中に飛び込むことになりたいへん緊張しました 笑)、アート、ローカル、産地、文化etc...フィールドを問わず、今どんな場所でも必要とされてるのって、そういう「小さなインフルエンサー」なんじゃないかって思います。

自分のことばで、熱を持って語れて。
目の前の人の心に、小さくても確実に火を灯してくことができる。
他の誰でもない、その人が語るからこそ響くものがある…。

そんな素敵な語り手が、ひとり、ふたりと増えてくことで、このまちや世界を、もっといとおしく感じるようになっていく…。

講義に参加させていただいて、この1年のことをふりかえったとき、そんなことをあらためて感じました。みなさんは、どんな風に思われますか?

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★せとかわデニムプロジェクトWEB
https://setokawadenim.theblog.me

今日の書き手:みなみ
瀬戸内かわいい部 運営チーム。1987年うまれ。備前市出身で、東京と岡山を月1で往復しながら活動中。旅とアートと工芸が好き。twitter @minami9ram

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