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Re:birth

愛すること。

人を。
物を。
生活を。

そして、自分を。

楽しくても。
嬉しくても。

哀しくても。
寂しくても。
淋しくても。

それをやめない。
やめたくないホントの理由は。

愛されたい
からではなくて。

優しい言葉
愛の言葉を
かけて欲しいからでも。

愛情という
概念のような
生柔らかさに。

全く別の
自分らしさを。

温もりの理由が
さっき自分で
用意したレシピが。

ホントの僕にとって。
とっても甘くて
ちょっぴり冷たくて。
何故だか
ホッとしちゃうような。

一粒で二度
美味しくなってしまう。

オレンジ
ママレードの
スプーンを舐めた
その舌触りに。

愛着を憶えて
もっと
もうひと口欲しくなった
ピンク色の唇、リップ。

昨夜
逃げた現実よりもたしかな。
素直さ、正直さに。

アイスクリームの
甘さにも似たような。
生き辛さを感じない
美味しい生き方を。

初めて触れた
ハダイロの感覚のまんま。

今を
等しく
均しく。

優しく
愛しく
美味しく。

『誰とも比べないでね?』

というココロの聲に。

耳を澄ましていたいから。

逃げる、避けることが
できないこの欲望に。

目が醒めたら
また、朝になれば。

鏡のなかの世界。
自分に向かって。

『おはよう』を伝えていた。

その何気ない感覚が
愛するということ。

生きているのなら
それ以外には。

必要があることは
ホントのことは
他には何もいらない。

最低限の優しさを。

君は
僕は
もう手に入れていて。

また、安心する。
もう一度。再び。

自分が
君のことを
スキになりたい気持ち。

今を愛したい。

『スキ』という感情だけを
上手にトーストにのせると。

『いただきます』を言った。

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