見出し画像

私の奏でるはじまりの音

本記事は、バーチャルYouTuberの富士葵さんを応援する【富士葵歌劇団】のみなさんでつくるアドベントカレンダーに寄稿したものです。
他の方の記事も大変面白く素敵な世界を知ることが出来ますので、ぜひ読んでみてくださいね!



💠私ってこんな人

この記事を書くせろろんて奴はどんな人間なのかと。
一応簡単に書き記しておこうかと思います。
多分オタク。
と言うか、まごうことなきオタクかと思います。
以上です( ˘-˘)ว ))д*)ポカッ

すみません、オタクなのは本当なのですがもう少し詳しく書かせていただくと。
人見知りでビビりなくせに、「面白そう!!」って思ったことはわりと後先考えずに飛び込んじゃう。
昔から、「やってみて面白くなかったらやめればいい」「やらない後悔よりやった後悔」タイプの人間だった気がします。

でも飛び込んだあとは、
「もう、やーめぴッッッ!!」
ってあっさり飽きてやめることも多々。
要するに、
【熱しやすく冷めやすい】
【ミーハー気質】
なのかもしれません。

そんな私が、富士葵ちゃんをもうかれこれ5年半は推している。
いやもうこれ、愛だろ、愛( ˘-˘)ว ))д*)ポカッ
すみません、愛は本当なのですがそれ以上にこの飽きっぽい私を虜にさせる富士葵ちゃんの魅力がすごいのです。

こんなん惚れてまうやろ~~~ッッッ!!

そんな富士葵ちゃんとの出会いのお話は次の章です。

💠富士葵ちゃんとの出会い

私には、夫がおります。
彼もまごうことなきオタクです。
でも私とは多分タイプの違うオタクです。
広く浅く、そしてゆる~くマイペースに。
私のように深い海(という名の沼)に「うぇ~い!」と頭から飛び込むタイプでありません。

しかし、私はこの夫にたくさんのオタク要素を開花させられました。
いや、語弊があります。
開花のお手伝いをしていただきました。
付き合い当初からジワジワと、ゲームソフトや漫画、アニメDVDを渡され。
気付いたら夫より深い沼にハマっていた、なんてことはザラです。

そんな夫が、バーチャルYouTuberにハマり始めた時期がありました。
あれは確か2018年の後半頃でしょうか。
私もその影響で少しずつ気になり始め、【バーチャルさんはみている】というTVアニメを一緒に観始めるようになりました。

そのアニメの中にあるコーナー【富士アオイ公園】に出ていた富士葵ちゃん。
「俺、この子好きなんだよね~」
なんて言いながら、姪っ子をニコニコ見ている親戚のオジサンのような夫。

(ほぉ…どれどれ…)
(他のバーチャルYouTuberと比べるとそこまで派手な感じではないのね…)
(ギャグが好きな子なんか…?)
こんな感じの印象。

私自身もその頃はそこまで掘り下げることもなく、どちらかと言うとバーチャルYouTuberよりラブライブに情熱を注いでいた時期なので軽い知識程度で終わっていました。

それから程なくして、富士葵ちゃんが生誕祭をやるという情報をSNSで入手。
夫は、
「葵ちゃんのメジャーデビュー曲【はじまりの音】のCDが欲しい」
「葵ちゃんのTカードが欲しい」
と言うくらい葵ちゃんに興味を持ち始め、以前より一層好きになり始めていました。
物に執着のない夫のこういう発言は、わりと稀なことなのです。



ちょ待てよ。
その葵ちゃんがイベントやるなんて言ったら、キミ行った方がいいよ。
その先に、人生が変わるくらいの楽しさと素敵な出会いがたくさんあることを私はラブライブで知っている。
知っているのだ。


「夫よ…!
富士葵ちゃんの生誕祭に行ってみないか!?
ちなみに私はまだ曲は知らない。
これから聴いて覚える!!
チケットは私が取ろう!!」
「ふぁっ!?!?!?」
やりとりとしては、多分こんな感じであった。
ごめんな、強引で。

でも夫はのちに、
「あのくらいの勢いでいってくれて良かったよ~
じゃないと、俺一人だったら行けてなかったと思うからさ~」
って、優しいかよ。

しかし今にして思えばそんな強引なこと言ったのは、私こそ葵ちゃんのこと気になり始めててもっと知りたかったんだよね、きっと。

そしてドキワクで行った生誕祭。
もうね、最高ね。
葵ちゃんも最高だし、歌劇団も最高(語彙力


これ語り始めるとnoteに書ききれなくて爆発しちゃうので(?)、いずれ語ることができる機会がありましたらその時に…。
とにもかくにもこの生誕祭イベントで、
「富士葵ちゃん、この先もずっとずっと応援したい…!!」
と私の心も決まったのでした。

……しかし、Twitterを振り返ってみるともうその前から惚れてまってるけどね。
気付けや、お前。
もう走り出しとるぞ。


💠走り始めた私にできること

応援すると決めた私は、気付いたら走り始めていました。
まずは手始めにYouTubeで過去動画を遡ってみることに。

いや…待てよ………
生誕祭でもはじまりの音でも感じてはいたが…
この子……
さてはめちゃくちゃ歌が上手いな!?!?!?

き、気付くの遅~~~~ッッッ!!!_(:3 」∠)_スッテンコロリ
でもほんとに、そういうレベルで走り始めてたんです、私。
(こんなにわかな私が歌劇団と名乗っていいのだろうか…)って当時は思っていて。
そんな中でね、歌劇団の方が
「葵ちゃんのことが好きなら、それはもう歌劇団なんですよ」
って優しく背中を押してくれて。

そして葵ちゃんのはじまりの音の歌詞にある、
【どこからだって そう スタートなんだよ】
で手をぐっと引っ張ってもらって。

そんなん突っ走るしかね~~~ッッッ!!
ってなりますよね( ◜ω◝ )ニチャア……

私にできる応援ってなんだろう。
この通り文才はないし、コミュ力もなければ拡散力もない。
おい、なんもないぞ。

でもひとつだけ。
生誕祭前に、勇気を出してタグをつけて描いた葵ちゃんの絵。
それはそれはもう下手くその極み中年乙女。
今見ても恥ずかしい。


けどそれを葵ちゃんはちゃんと見ていてくれて、さらにRTまでしてくれていました。
そこにイイネしてくれる歌劇団のみなさん。
今までにないくらいのイイネがついて、描いた自分もびっくり。
嬉し恥ずかし。
なんだ、この温かい世界は…。
こんな私でも、絵が下手だとしても。
こうして形として応援することがもしかしたらできるのかもしれない。
そう思ったら、なんだかすごく嬉しくてワクワクして。

自分が楽しく愛を込めて絵を描くことができたら、それはもう素敵な応援の仕方なんじゃないかなって少しずつ思えるようになりました。

💠レジン創作で表現

その後も葵ちゃんを応援しながら、相変わらず下手くそな絵をぽちぽちと描いてUPする日々。
イメージはあるのに、それを絵に表すことができないもどかしさにぶつかったり。
でもこうしてぶつかって初めてわかることがあったり、どうしたらもっと上手く表現できるのだろうと調べたり試したりもして学びの日々を送る私(`・ω・´)キリッ
(こう書くと聞こえがいいけど、ハッキリ言って調べてもちんぷんかんぷん

そんな中で出会ったレジン。
最初の出会いはなんだったんだろう。
今ではもうはっきり思い出せないのだけど、多分みんな大好きDAISOのハンドメイドコーナーで、
(こんなものがあるんだぁ…)
からが始まりな気がします。

熱しやすく冷めやすいミーハー気質な私。
とりあえず面白そうなのでやってみることにしました。

それがこちら。
記録としては、2020年7月です。

富士葵ちゃんイメージのはじめてのレジン作品

え!!!
かわいい!!
なんか、自分がこうしたいみたいなイメージを形にできるかも!?

こんな感情から、少しずつレジン創作にのめり込んでいきます。

【MOG】イメージのレジン作品

この頃から、グラデーションをつけて作品をつくることに方向性を見出している感じがします。
やはり葵ちゃんに、
【手に入れろ 僕だけの色】
とパワーもらったらそうなるよね、なるに決まってる。

とは言え、飽きっぽい私。
やりたいな~と頭では思い描いていてもなかなか手が動かないのです。
作ったり作らなかったりと気ままにレジン創作をする日々。
(それは今もだけど


少し間が空き、こちらは2022年8月に樹脂粘土とレジンでつくったもの。

富士葵ちゃんイメージのレジンミニチュアパフェ

あぁ、やっぱりイメージして作品をつくるってすごく楽しい。
作るたびにそう感じはするが、長続きしない私。
そんな中、やはり触発されるのは葵ちゃんのお歌。

こちらは2022年10月のレジン作品。

【雨降るスノードーム】イメージ作品

何度も優しい葵ちゃんの歌声を聴いてイメージを膨らませます。
動画やネットでインプットしたレジン知識を、自分の想いと共にアウトプットする…そうか、こんな感じなのか。
もっと自分のイメージを目に見える形で表現してみたい、と作れば作るほどその思いは加速していきます。

2023年8月には、また別のイメージで雨降るスノードームの作品をつくりました。
それがこちら。

オイル入りの【雨降るスノードーム】イメージ作品

オイル入りの作品はとても難しくて苦手なのですが、とにかく可愛い葵ちゃんとノジョさんをキラキラに表現したいという想いだけでつくりました。

少し時は遡りますが、2023年5月につくったキークリップ。
こちらも作っていてとても楽しかったです。

富士葵ちゃんイメージのキークリップ

このへんから、文字を入れる楽しさも知り始めました。
より一層、オリジナリティが出る気がしますよね。

2023年9月には、葵ちゃんのカバーする曲で風景をイメージして作ってみたりもしました。

【小さなてのひら】イメージ作品

こちらのカバー曲、葵ちゃんの歌声がそれはそれはせつなくて優しくて。
何度も聴いては涙じんわりしました。


2023年10月には、葵ちゃんのワンマンライブ【Aria】のキービジュアルが公開された時にも作品をつくっていました。
このキービジュアルがまためちゃくちゃ素敵なんだ~~~ッッッ!!

【Aria】LIVEイメージ作品①
【Aria】LIVEイメージ作品②

このグラデーション、自分の作品ながらすごーーーーくお気に入り。
今でもバッグにつけています。
LIVEでお会いした歌劇団のみなさんにもプレゼントさせてもらいました。
まさか自分の作品を人様にプレゼントできる日が来るとは…泣


今年2024年4月にはこちらの作品。

富士葵ちゃんイメージ作品
富士葵ちゃん【羽化】イメージ作品

葵ちゃんをイメージして、何もないところから私の手で作品が生まれる。
飽きっぽくて何もない、何も出来ないと思っていた私にできる表現ってこれなんだ。

自分がワクワクして生みだしたものを、喜んで見てくれる人がいる。
もらってくれる人がいる。
身につけてくれる人がいる。
「見ると元気になる」って言ってくれる人がいる。
私がやりたかったことってこれなんだ。

葵ちゃんのはじまりの音の歌詞が、今になってとても刺さる。

信じる一歩 君を待ってる
はじまりの音を 聞かせて
奏でて

葵ちゃん!!
私、葵ちゃんのおかげではじまりの音、奏でることができたよ!!

💠最後に

改めてこうして振り返ってみると、応援しているつもりがいつの間にか応援してもらってることに気付くんですよね。

飽きっぽい私がこうして応援を通してやりたいことを見つけられたのも、ずっとずっと葵ちゃんが私の心のそばに寄り添ってくれていたから。
ずっとずっと見ていてくれたから。

不器用だってやり続けていれば、誰かが見ていてくれるって教えてくれた葵ちゃん。
私はあなたのおかげで、中年でも青春の日々を送れています。
本当にありがとう。

(ちょっと疲れちゃったな…)
って時に、その心にそっと寄り添えるような。
葵ちゃんのようなエールの送り方ができる優しくて温かい作品を、私も生み出していけたらいいなと思います。
この一年で、それが明確な夢…というか目標になりました。

………って、ほんと長ッッッ!!笑
すみません、つい熱く語ってしまいました…。
筆が乗っちゃって…( ˘-˘)ว ))д*)ポカッ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また文章を書く機会があったら、どんな風にレジン作品をつくっているかのレポなど書けたらいいなぁ!

【くじら】イメージ作品

いいなと思ったら応援しよう!