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あふれる人間!ムンバイー近郊電車の乗り方:旅する演出家の世界一周【涅槃!インド編04】

涅槃!黒澤世莉です。いまは「インドの御宿」ことゴアのヴァルカビーチにいます。デリーやムンバイとは圧倒的に違う空気。物理的な意味でも空気が美味しいですし、精神的な意味でものんびりしています。

さて、そんなゴアとは対局に位置するインド一の大都会ムンバイー、地元の人はボンベイっつってますが、で市民の足としておなじみの近郊電車。ムンバイーは広いし渋滞がひどいので、近郊電車が使えると安く素早く移動できます。東京で言えば、タクシー使わず中央線とか京浜東北線とかを使うと、移動が楽だよみたいな感じです。

というわけで、今日はムンバイの近郊電車に乗ってみましょう。ちなみにトップ写真はムンバイーの世界遺産にもなっているチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅です。読んだり覚えたりする気力なくなりますよねー、インドの言葉の耳慣れない音と言ったら。早口言葉かよ。

ヴィクトリア・ターミナス駅で通じるのでこっちで覚えていいと思います。素敵なところだったよ。

http://whc.unesco.org/ja/list/945

1:チケットを買う

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窓口でチケットを買います。がんばって窓口を探してください。わたしが行った駅では、すべて駅の中にありました。

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たまたまかもしれませんが、ムンバイーの窓口の方はやさしいです。
・行き先
・片道か往復か(往復の場合はリターンと伝えましょう)
窓口だいたい並んでるので、往復する予定ならリターン買ったほうが楽です。
で、お金を払うときっぷをくれます。長距離列車と違って、パスポートは必要ありません。

ちなみにこのきっぷ、改札はないのでとくに誰かに見せる必要はなく、その日が終わったら捨てちゃってよいです。たまーに車掌さんが検札にくるそうなので、きっぷはちゃんと買いましょう。

2:ホームを探す

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そういうわけで改札などないので、サクッと駅に入ってしまいましょう。

電光掲示板を目当てに、自分の電車が何番線に来るか探します。きっぷを買うと気に教えてくれますが、もし教えてもらわなかったら誰かに聞くといいと思います。電光掲示板は慣れれば便利ですが、しょっぱなは呪文にしか見えないので解読あきらめましょう。

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自分の電車が来るプラットフォームに付きましたね。大きい荷物を持っていたら、このあとにくる怒涛の流れを乗り越えるため、体調を整えておてください。

3:電車に乗る

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ムンバイーの電車のドアはあきっぱです。

ムンバイーの電車のドアはあきっぱです。

大事なことなので二回言いました。写真の電車は空いてる状態です。だいたいもっと混んでます。女性ははしっこの女性専用車両をつかったほうが無難だと思います。

降りる人と乗る人が怒涛の流れを生み出します。とくにノウハウはないので、がんばってください。

慣れるまでドア付近は怖いと思うので、なるたけ中まで行けるといいですね。まあ、中まで行くと今度は出られないリスクがあるので、自分が降りる駅がどこなのか、Google Mapや社内掲示板を駆使して追っていてください。

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昼間の各駅停車とかは簡単に乗り降りできます。ピークタイムを外して移動するのもありですね。

4:電車を降りる

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社内掲示が英語でされてるあたり、ムンバイーの電車は親切だなあと思います。

降りるときも特にノウハウはありません。インド人は動いている電車から乗り降りします。なので止まる前に人は降りだして、なんなら乗り出してきます。順番とか無いです。怒涛の流れに負けず、下車のためにがんばりましょう。

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インド人は電車のドアの外に体を出すのが好きです。

5:インジケーターは便利

http://m-indicator.mobond.com/desktop/index.html

ホテルの方に教えていただいた「m-Indicator」というアプリがめっちゃ便利でした。
・行き先検索が使える
・電車の遅れが分かる
・いまどこを走っているのか分かる
ほかにも多機能アプリ過ぎて説明しきれないのですが、ムンバイーにまとまった時間いらっしゃるなら、ダウンロードしたほうがいいかもです。

「私は電車とかバスみたいな下々の乗り物は使いませんのよ」というマハラニマハラジャは、無視してハイヤーで渋滞に巻き込まれてください。あ、ヘリ移動なのかな?

涅槃!黒澤世莉でした。

なおサポートの受け入れ体制はいつでも全力で整っています。歩きつづけて書きつづけるための、ご支援ありがたくちょうだいしまーす。