寒(さぶ)いなぁと冬の朝吐く挨拶の温もり薄れ都会に生きる
夜明け前すべて言葉の枯れ果てて歌の泉の尽き果てる夢 時々言葉は汲めども尽きないかのような…
観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生 栗木京子 短歌は人の心を簡単に 一瞬に 鷲…
怒鳴られて鼓膜に沁みる秋の風 老いてしまうことは必然であり罪ではないけれど 時折若い人た…
あたふたとしている人にあたふたと並ぶ私もあたふた連鎖 コロナワクチンだけではない 閉店大…
蔦ならば鎌に切らめど一人なる夫にからみし女をいかに 中河幹子 恐ろしくて好きな歌だ 人間…
ともすればかろきねたみのきざし来る日かなかなしくものなど縫はむ 岡本かの子 誰にでもある…
カタカタと足踏みミシン音がして母は子のない寂しさを抱く 子供を持たない人は日暮になると哀…
食欲は湧かないけれど可愛さに思わず近寄り朝の会釈す 啄む鳥もないのは寂しいものだ この一…
崩れたる不確かな愛あくまでも夢は夢だと言わねばならぬ 疑ったらキリがないのが人と人のつな…
もし本の中から声が聞こえたら夢の国への入り口となる 本に書かれていることは大抵嘘が多い …
開けば芙蓉つぼめば芙蓉お洒落に咲いて秋の風呼ぶ 喩えようのない淑やかさに私は思わず振り返…
その子また生まれるのかな幾度目の人と生まれてまた泣くのかな 人に転生するとは限らない こ…
秋の気配で #短歌鬼検索 額田王 『 君待つと 我が恋ひすれば 我が宿の 簾動かし 秋の風吹…
ぼちぼち 【俳句の滅亡神雷CH】秋の雲芸術すぎる達筆よ 平室鯛松🐟🐗に取り上げていただき…