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人の嫌なところを見てしまう自分が嫌い・・。

調子の良いことを言う人がいればイライラし、建前上の笑顔を向けられれば「心にも思っていないくせに」と不満を抱いてしまう・・。

もしそんな風に感じることがあるとしたら、それは繊細さゆえに人の感情や考えを必要以上に汲み取っているからかもしれません。


人は誰しも、人の気持ちを感じとったり理解できる人ばかりではありません。

空気感や相手の態度・表情から何となく相手の心情を読み取ることができる人もいれば、どんなに分かりやすい態度や表情を向けていたり、自分の思いを正直に伝える人がいても、全く理解できない人もいます。


人のマイナス面に目を向けてイライラしたり、違和感や不快感を感じてしまうという点は見方を変えれば察する能力(共感能力)にもなります。

そう考えると、繊細な人の感性は「相手を理解できる能力」として活かしていくべきだと思うんです。

【目次】
HSP(極度に繊細な人)は本音と建前が分かる人?!
相手の本音と建前を知り、気持ちの混乱を防ぐ

HSP(極度に繊細な人)は本音と建前が分かる人?!

HSP(極度に繊細な人)ほど、人の本音と建前を察するのに長けています。

それは相手が「何を考えて、何を言いたいのか」「自分には何を期待していて、何をしてほしいのか」を、言葉にしなくても察することができるレベル。

変な話、HSP同士で会話をすると言葉にしなくてもインスピレーションだけで会話が成り立ってしまうことがあります。

長嶋茂雄監督の感覚的な会話と一緒で「あれは凄いよね」「やっぱり?私もそう思った!」というやり取りだけで意思疎通が図れるのだから、それ以外の人からしたら理解不能でしかありません。笑


ところが、これがネガティブな方面に働いてしまうと「察しすぎ」の状態になります。

『あの人、私のこと嫌いなのになんであんなに満面の笑みを向けられるの?(逆にあの人の人間性を疑うわ・・。)』

『勉強になりました!やってみます!って言うけど、絶対にやらないよね。(なんでそんな人に一生懸命アドバイスしちゃったんだろう・・。)』

こんな風に、相手の気持ちがわかりすぎるがために気疲れしてしまうの。


このように気疲れしないためには、人には本音と建前の2つの感情があるのだと理解することが大切。


どちらかしか見れていないと、

『社長の前ではあんなに笑顔だったのに、陰口は平気で言えるなんて信じられない!』

『あの時と言ってることが全然違う!!』

と「どっちが本当の思いなのか分からない」とパニックになってしまうけれど、

“人前では建前の思いが出てくるのは当然。”
“その時の状況次第では、本音が言えないことだってあるよね!”


と思えれば、変に疑心暗鬼になることはありません。

相手の本音と建前を知り、気持ちの混乱を防ぐ

心理学者のカール・ユングも「人間には二面性がある」と語っていますが、これは人間に本音と建前が存在していることを指します。

繊細な人たちはこの両方の側面を察知することが得意なわけですが、

本音と建前という2つの側面があるということを分かった上で人と向き合っていくと、人間関係における気持ちの混乱を防ぐことができるようになります。


子供のうちは自分の好きなことが何でもできる環境下にいますが、大人になるにつれて人間関係に重きを置くようになると、自分の好き勝手なことばかりはできなくなります。

(それもそのはず。会社にいる人たちが自分勝手な発言をしたり、自分の好きなように仕事してばかりいては組織が崩壊してしまいますからね・・。)


ですが、それが行き過ぎて建前にばかり意識が向いてしまうと、周りの意見や常識にばかり振り回されてしまい、自分がなくなってしまいます。

「会社のために何をするべきか」「社会のために自分はどうあるべきか」ばかりを考えていては、本来の自分にとっての幸せを見失ってしまう。


そういう人たちは、自分の本音よりも周りの意見や常識ばかりを視野に入れた「建前の発言」をするようになります。

その人個人の考えではなく、誰かに刷り込まれた「自分の在り方」をベースに物事を考えるようになるのです。


冷静に考えれば理不尽な考え方や発言だと分かるものでも、本人は何の気なしに人を傷つけるような発言をしたり、自分の気持ちを押し殺して作り笑顔で人と接する人がいたりするのはそれが理由です。


繊細な人たちがイライラしたり、不快感を感じたりするのは、その違和感に瞬時に気づくことができるからなのですが、

「自分の気持ちに嘘をついてるな」
「それは本音じゃないよね?」


と思うことがあったとしても、そういった社会背景を理解して「今は建前で振舞っているんだな」「本当の思いはまた別のところにあるんだな」とそっと感じて察してあげることも大切です。


そして「本当はどうしたいと思っているんだろう」「なんで今、本音とは違ったことを言っていたのかな?(本当はどうしたいんだろう?)」と想像力を膨らませてコミュニケーションをとっていくこと。

これは相手の発言そのものには納得できなかったとしても、想像力を膨らませることで相手の本当の思いを理解するという手法なのですが、

現実的に起こっていることだけではなく、相手の状況を想定して会話を進めていくことでストレスを軽減させることができます。






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